「甲子園で吹奏楽部が応援で演奏しているあの曲なんだっけ!?」
今日はそんな疑問をもった方のために、甲子園の応援でよく使われる楽曲をまとめました!
きっとあなたが気になっている曲もあるはずです。
ぜひ、探してみて下さい!
甲子園の応援でよく演奏される曲まとめ
それぞれ、
- 球団の応援曲
- J-POP
- ロックバンド
- 映画・ドラマ
- 定番
とジャンル別に紹介してきます。
気になるところから見てみて下さい。
甲子園の応援でよく使われる球団の応援曲
ロッテチャンステーマ1
プロ野球千葉ロッテマリーンズのチャンステーマです。
オイ!オイ!オイ!◯◯ (メロディ)◯◯!
(メロディ)オイ!オイ!オイ!◯◯!
と言った感じで選手名をメロディに組み込みやすく、応援の定番のなっています。
原曲は「デコトラの鷲」です。
ロッテチャンステーマ3
同じく千葉ロッテのチャンステーマ。
こちらはパチスロ「モンキーターン」が原曲です。
西岡(ロッテ時代)の応援歌
現阪神タイガースの西岡選手のロッテ時代のテーマは、こちらのOi-SKALL MATESの「Bring On Nutty Stomper fun」という曲が原曲です。
福浦(ロッテ)新応援歌
ロッテのレジェンド福浦選手の応援歌です。
プロ野球界でもとりわけカッコいい!と人気で、その人気が高校野球でも波及して多くの高校で演奏されている名曲です。
原曲はなく、完全オリジナルだそうです。
You are スラッガー
大阪桐蔭高校のオリジナル楽曲です。
焦燥感のあるスリリングなメロディが特徴です。
プロ野球選手を多く輩出した大阪桐蔭高校らしいスラッガーに似合う楽曲です。
甲子園の応援でよく使われるJ-POP
さくらんぼ/大塚愛
「さくらんぼ」は大塚愛さんのヒット曲です。恋愛ソングですが、甲子園で演奏されることについてご本人も
「さくらんぼ」は応援ソングではなくて、純粋な恋愛ソング。選手の背中を押す高校野球の舞台で演奏されているなんて驚きです。でもこの曲はどんどん前に進もうという明るい気持ちを込めているんです。「怖いものなしで突っ走る、行っちゃえ」みたいなところが勢いがつくと好まれているのかもしれませんね。
引用元:さくらんぼ「恋の歌だけど…球場で演奏驚き」大塚愛さん - 高校野球(甲子園)-第99回選手権大会:バーチャル高校野球
と答えています。
テンポの良く明るい雰囲気と「もう一回!」の掛け声が元気をくれる曲です。
負けないで/ZARD
1993年にリリースされたZARDの大ヒット名曲です。
甲子園に限らず、高校総体や試合などの応援などにもよく使われます。
その題名の通り、「こごぞ!」というときに踏ん張ってほしいという思いが込められているため、応援歌としてとってもふさわしい曲です。
テンポも遅すぎず早すぎずで演奏する側も疲れにくいし、繰り返し繰り返し演奏が可能な気がします。
劣勢の時に力が思わず力が入るスポーツの試合応援に欠かせない定番中の定番です。
SHOW TIME/湘南乃風
湘南乃風の曲で、歌詞の中に「場外ホームラン」や「打て打て」が入っているので野球の応援歌としてよく使われています。
「S・H・O・N・A・N 湘南」の部分は、各高校名に替えて歌うこともできるし、曲の最初の「戦闘開始」という掛け声も応援団で叫ぶと盛り上がりますね。
音の並びが単純でリズムがとりやすくあまり難しくないので演奏もしやすいし、勢いのあるかっこいい曲です。
晴伝説/湘南乃風
同じく湘南乃風からはこちらの「晴伝説」もよく使われる応援歌です。
「負けんじゃねぇ!」という歌詞があり、選手力づよく後押しするような感情が込めやすい曲です。
上からマリコ/AKB48
ご存知AKB48のヒット曲。
「上からーーー」という歌詞が相手に屈しないというイメージを持たせます。
特に大阪桐蔭高校が好んで演奏しているようです。
狙いうち/山本リンダ
金管楽器がメインでパーンと音を張り上げてくれる、アップテンポな曲で、みんなで盛り上がります。
高校球児がこの曲のような勢いに乗って、まさに「狙い撃ちしてに、パーンとホームランを狙い打ってくれるような、そんな願いを込めて選曲されることが多いです。
歌詞を変えるのも定番でサビの「この世は私のためにある」を「お前がやらなきゃ誰がやる」のように替え歌にして応援団が歌っていることも多いですよ。
観客・応援団・みんなが一丸となる、演奏していてもとても楽しい曲ですね。
パラダイス銀河/光GENJI
ジャニーズアイドルグループの光GENJIの大ヒット曲です。
「パラダイス」が青春の遊び場のようなイメージを想起させ、まさに青春真っただ中の高校球児たちにピッタリの明るい楽曲です。
親世代にもファンが多かった光GENJIの楽曲は老若男女が集まる甲子園球場で広く愛されています。
勇気100%/光GENNJI
教育テレビで長年放送されているアニメ「忍たま乱太郎」のテーマ曲です。
光GENJIがオリジナルですが、後輩のジャニーズグループに歌い継がれている定番です。
小さい頃から耳にしていて、運動会、体育祭などでも演奏されるので、応援歌として馴染みがあると思います。
歌詞の内容も「もうやり切るしかないさ」や「もう頑張るしかないさ」など、まさに勇気100%で選手を鼓舞するのにピッタリですね。
サウスポー/ピンクレディー
ピンクレディーのサウスポーは甲子園の応援曲で比較的よく耳にする楽曲だと思います。
歌詞にズバリ「サウスポー」という言葉が使われているので、左投げ投手の応援歌としてよく使用されます。
ピンクレディーの曲は現役高校生以外にも、アルプスで応援している親世代、祖父母世代にとっても馴染みがり、親しみがあるので良く応援歌として重宝されています。
甲子園の応援でよく使わるロックバンドの曲
紅/X JAPAN
X JAPANの紅は首相の小泉純一郎氏が自身のCMで使ったこともあり、ロックでありながら全世代に広く知られている楽曲です。
トランペットもそこまできつい音域ではないので、トランペットの口休めの曲にいいかとのこと。
トロンボーンも音がよく飛びやすく吹きやすい音域なので甲子園という広い会場長時間の応援に向いています。
COOLながらもアツい印象があり、ブラスバンドにもぴったりなのは、やはりYOSHIKIさんがもともとクラシック出身だからでしょうか。
SEE OFF/BRAHMAN
なぜブラフマン?と疑問に思った方も多いでしょう。
この曲を最初に使ったのは、2001年の茨城県立日立一高といわれています。
応援歌になるきっかけを作ったのは、高校野球オタクだった当時3年生の水野舞さんという方。
高校野球が大好きだった水野さんは、友人たちを誘ってチアを結成しました。
「もともと、ロックバンド・Hi-STANDARDや水戸出身のメンバー(TOSHI-LOWさん)のいるBRAHMANの大ファンで、着メロを自作するほどだったんです」
と語っており、5回のグラウンド整備中に流す曲として、「SEE OFF」のチャンステーマを作りました。
替え歌の歌詞は「さぁ燃えろ白亜の球児たち 今こそその時 栄光の火をかざし いくぞ甲子園」。
また大きなきっかけが、歌詞の『to the end』が『甲子園』に聞こえたからだそうです。
なんと空耳がきっかけだったのですね!
We will rock you/QUEEN
野球だけでなく色んなスポーツシーンで使われているイギリスの伝説的ロックバンドQUEENの名曲です。
楽譜としても演奏しやすくテンポもゆったりしているのありますし、元々金管がメインなので聞きやすい曲かと思います。
特に最初の出だしが拍手でそのほか大勢の人たちが混ざりやすいので、こういった大勢がいる場所で張り上げて合わせて吹いていくような楽曲としては向いていますね。
スモークオンザウォーター
イギリスのロックバンド、ディープパープルの楽曲です。
曲のテンポはゆっくりめですが、金管中低音のメロディーが、広い球場でもよく響き渡り、チャンスの場を盛り上げてくれると思います。
最初はゆっくりから、徐々にテンポを上げていく、エンドレスリピートなど、様々な使い方ができる曲です。
得点のチャンス時や、ランナー満塁のピンチ時などによく使われますよ。
甲子園の応援でよく使われる映画やドラマの曲
タッチ/岩崎宏美
高校野球を題材にした漫画のあだち充さん作の『タッチ』の主題歌として起用された岩崎良美さんが歌っている曲です。
まさに舞台が高校野球ということで、よく使われます。
1985年にリリースされた懐メロですか、曲自体がリズミカルで明るい雰囲気。
高らかなトランペットが奏でる主旋律のメロディーに、吹奏楽が一体になって演奏されるこの曲は野球部員の士気を高めてくれます。
ルパン三世のテーマ
ご存知ルパン三世のテーマです。
ルパン=泥棒=盗塁、というイメージがあり、足の速い選手の応援歌としてよく使われます。
あまちゃんオープニングテーマ
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマソングです。
その年の紅白歌合戦でも歌われた大ヒット曲です。
東北にゆかりがある楽曲ですが、甲子園では広く全国の高校が応援歌としてつかっています。
真夏の甲子園でとりわけ爽やかなメロディが印象深いですね。
甲子園の応援でよく使われる定番の曲
アフリカン・シンフォニー
この作品は、ヴァン・マッコイの作品で、元々は、The Hustle というタイトルのディスコ、クラブで人気のあるダンスミュージックで世界的に人気のある作品です。
日本では、1987年に智弁学園和歌山高校野球部が第69回全国高等学校野球選手権大会に初出場した際、同校吹奏楽部顧問の吉本英治がアレンジして応援曲として採用した事により、大ヒット作品となりました。
同校は、甲子園常連校であり、他校の応援にも採用されるようになり、2008年の第90回全国高等学校野球選手権大会ではら代表55校中50校が応援曲に採用しています。
最初には、あのPL学園が1978年に甲子園で初めて演奏したとのデータもあるようです。
エル・クンバチェロ
3000曲以上もの楽曲を作曲したプエルトリコの国民的作曲家ラファエル・エルナンデスの代表作であり、特にアメリカ・南米などでヒットしたラテン音楽を代表する楽曲でもあります。
ラテンのリズムと熱くて軽快なメロディが、場を盛り上げること間違いなしの一曲です。
お酒を飲んで、お祭り騒ぎをする人の曲らしいので、野球応援のイメージに合っていると思います。
特に金管楽器と打楽器が活躍するので、広い球場でもよく聞こえます。
なかでも、トランペットのハイトーンは、チャンスのドキドキ感をさらに高めてくれると思います。
サンバ・デ・ジャネイロ
サッカーの応援ソングとしても有名な曲です。
元の曲は、ドイツのバンドグループ「Belini」のデビューシングル。
ラテン系のノリノリのダンスミュージックです。
ブラジル感の漂う曲ですが、ドイツの曲となっています。
原曲はAirto Moreiraの「Tombo in 7/4」であり、こちらはれっきとしたブラジル音楽です。
大阪俗謡による幻想
大栗裕(おおぐりひろし)によるベルリンフィルハーモニーでもとりあげられた傑作の一つ。
吹奏楽版の編曲の方が有名で、全日本吹奏楽コンクール等、吹奏楽曲の人気作品であり、吹奏楽の甲子園常連校的な作品です。
近年では、指定のテンポよりイケイケ、サクサクと速い速度で演奏されることが多いです。
良く使われる理由としては、大阪、神戸など、阪神地区ゆかりの作品で、高校野球の聖地と言われている甲子園での演奏がもっとも相応しい、似合っている作品であり、高校球児の、汗をかいて毎日努力する姿と重なるものがあるためだと思います。
演奏難易度も高いために、文武両道の高校にとくに人気があるようです。
どことなく土俗的でロマン的、演歌風の浪花節を感じさせます。
ブラバン甲子園で定番曲をゲット!
オムニバスCDもご紹介しております。
ブラバン甲子園THE BESTには全42曲が収録されており、以上で紹介した定番曲が大体収録されています。
練習用、観賞用に一枚どうぞ。
ブラスバンドの楽譜は「ぷりんと楽譜」でダウンロードできる!
ブラスバンドの練習で必要な楽譜はぷりんと楽譜ですぐに購入&ダウンロードすることができます。
欲しい楽譜を1曲単位(108円~)でいつでもネットで簡単に購入することができ、
- 自宅のプリンター
- コンビニ
- 楽器店のMuma
で楽譜を印刷することができます。
決済もクレジットカード他、コンビニ支払いや携帯キャリア決済にも対応していま。
「いちいち店頭で探すのがめんどうだ…」なんて方はぜひ利用してみて下さい。