出版不況なんて言われまして色んな音楽雑誌が近年廃刊してますね。
合わせて音楽不況なんて言われてますから、音楽雑誌はことの他厳しいのでしょう。
でも、ふと考えるとぼく自身は結構、音楽雑誌読んでるなと思いました。
もしからしたらこういった雑誌が生き残っていくのかもしれませんよ。
おそらくバンドマンならついつい読んじゃう雑誌を紹介しましょう。
全部で9つ。
バンドマンならおなじみのフリーペーパーも2つ紹介します!
①GIGS
「あのアーティストがレコーディングで使った楽器はなんだろう?」
「あの演奏はどうやるんだろう?」
バンドマンの僕らの憧れをカタチにしてくれるのがGIGSです。
プレイヤー目線で音楽を読み解くちょっとマニアックな雑誌。
②PLAYER
こちらもGIGSと双璧をなすバンドマン向け雑誌。
レコーディング情報だけでなく、ツアーに持っていく機材などもレポートされていて楽しい。
ライブ終演後、ステージを覗いて足元の機材を見ている(おそらく)バンドマンたちは必ず読んでいるであろう雑誌。(笑)
③Sound&Recording
エンジニアやDTMerのバイブル的な雑誌。
付録のCDとか超マニアックなんだよな~。
坂本龍一とか大物アーティストのスタジオが覗けたりするファンならたまらない特集をくむのがすごい。
④Guiter MAGAZINE
バンド始めた人なら一度は買っちゃう「○○MAGAZINE」。
特に好きなアーティストの特集はコレクションしちゃいますよね~。
個人的にレッチリが来日したときに全部の「○○MAGAZINE」の表紙がメンバーになったのがツボだった(笑)
ある意味、伝説ですよね。
⑤音楽と人
音楽レビュー系で好きな雑誌はこれです。
ライターのレビューに終始するのじゃなく、インタビューから深くミュージシャンを読み解くスタイルが素敵。
特集するアーティストもヒットチャートの上位に入る人たちだけでなく、こだわりが見えるのが好感です。
⑥DOUNT
全国的に流通していないのですが凄く好きな雑誌です。
広告に左右されないスタイルで1つのアーティストを深くえぐる。
このベンジーの特集なんかファンクラブの会報より濃い内容。
⑦SHAKE
実はDONUTは現在、発刊を取りやめていてその後継が「SHAKE」です。
同じように骨太のロック談義が並ぶアツい本!
⑧音楽主義
こちらはフリーペーパーです。
主に音楽産業についての話が多いです。
ライブハウス店長インタビューにいつも出ているハコの店長がのっているとついついみちゃいますよねー。(笑)
ウェブからも読めます。
NEXUS | 音楽主義
⑨DiGiRECO
こちらもフリーペーパー。
主に機材に関する話題が載っています。
※現在は休刊しています。
DiGiRECO/ElectricGuitar - Music Network Corporation
生き残る音楽雑誌とはなにか?
以前、Sound&Recordingで相対性理論の楽曲が付録になったことがありました。
けどCDじゃないんです。
AR技術を応用した付録で、紙のカセットテープを組み立てて、スマホで読み込むと音楽と動画が流れる仕組みでした。
こうったAR技術をつかったエンターテイメントは雑誌ならではのものです。
そこに一日の長があると思います。
紙媒体だからこそできる新しい音楽体験を提供できる雑誌こそが今後も生き残るでしょう。
単にロックフェスのパンフレットに終わる雑誌はつまらないなと個人的には思っているので、これからはもっと「雑誌ならでは」というところに期待したいです。
その他、ウェブマガジンやアプリなどの音楽メディアはこちらの記事にまとめてあります。
ぜひ合わせてご覧ください。
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