冬休みにもなると高校三年生はもう進路を決めているものでしょうか?
遅い人はまだかな?
実は「バンドマンになりたい…!」「ロックバンドやりてぇ…!」
と胸に秘めている君にむけて今日は書いてみます。
もし今、ぼくが18歳で高校を卒業する年ならこうするな。
そんな妄想をしながらバンドマンになる方法を教えます。
一生音楽をやる方法
まず、バンドマンっていうボンヤリしたイメージの職業を紐解いていきましょう。
そこから「一生音楽をやる方法」が見えてきます。
ロックバンドが音楽で飯を食うために必要なことはなんのことはない、この3つなんです。
- 制作=音楽をつくり、パッケージする。
- 流通=音楽をみんなに聴いてもらう状態にする。
- 宣伝=広告をうって、みんなに聴いてもらう。
簡単ですよね?
音楽をつくり、それをライブや音源といったカタチにパッケージし、売ればOK。
うんとてもシンプルな商売だ。(笑)
そして「一生音楽をやる方法」はこの3つをできる限り自前でやることです。
そうすれば周りに左右されず、ず~っと音楽活動を続けられます。
たぶん今の君には「メジャーデビューするぜぇ!」と意気込んでいるでしょう。
そしてそれが音楽活動における成功と正解だと思っているかもしれません。
でも、考えてもみてください。
定年(70歳)までメジャーレーベルで音楽できる人ってどのくらいいるでしょう?
メジャーデビューでさえ、狭き門なのに安定して長年にわたり稼ぐっていうのは並大抵のことじゃありません。
無理ゲー感がすごい。
今はかつてメジャーレーベルに所属していたバンドも自分でレーベルをつくり活躍するバンドが増えています。
つまり音楽活動を続けていくと、遅かれ早かれ制作、流通、宣伝の3つを自給することになるんです。
「メジャーデビューして一発あてて印税生活!!」
そんな夢より、よっぽど現実的な捉え方だと思いませんか?
まずは「制作」を極めよう
で、まず若い君がやるべきことは音楽そのものです。
音楽をつくること。
それに打ち込みたいですね。
その意味で「音楽専門学校」に通う人は多いと思います。
家庭の事情で通えない人もまぁ、そんなに気にしなくていいかな。
別に音楽業界に就職のコネがあるわけでもないし。
専門学校通った末に全然別の業種に就職する人もホント多いですよ。
当たり前だけど練習するのはマストだよな。(笑)
しかし「バンドで食う」ことを考えるとさらにもう一段レベルアップしたい。
「制作環境を整えること」を考えてほしいのです。
プライベートスタジオ、つくっちゃえば?
制作環境ってつまるところ「レコーディングスタジオ」です。
このレコーディングのコストってホント膨大なんです。
レコーディングそのものもお金がかかるものですが、もちろんそれに至るまでに何度もリハーサルをし、スタジオに入ります。
トータルするとすごくコストがかさむんです。
でも「プライベートスタジオ」があったら・・・・?
グググっとコストを抑えることができますよね。
若い君たちがスタジオにずーっとこもって練習したら・・・・。
すごいプレイヤーになると思うんですよね。
スタジオなんて自分でつくれない?
いやいや!
今はいい時代で色んなアイディアがあるんですよ。
例えば「コンテナスタジオ」とか。
ちょー安い。
なんにも気にせず音楽に集中できる制作環境が整えば、それは一生モノの財産になります。
ぼくは高校を卒業してすぐにそれを手に入れる努力を始めていいんじゃないかと思うんです。
プライベートスタジオを手に入れるための2年計画
専門学校も2年ということで、卒業(20歳)のときにスタジオをゲットする目標でいきましょう。
参照記事にある「コンテナスタジオ」を購入する前提で考えてみます。
まずは土地を手に入れないと!
これは地方在住の人はチョー有利です。
親やら親戚やらを伝って空き家や空き地を探してみましょう。
ぼくも山形のど田舎出身なんですが、土地はめちゃくちゃ余ってました。
親父もなんか土地もってたな・・・・。
(ほぼ山だけど笑)
土地を手に入れるために費用を仮に100万円としておきますか。
場合によっちゃタダでもあるでしょうね。
都会の人もちょっと郊外に探してみましょう。
今、空き家とかは社会問題になるくらい増えてますから根気強く探せばきっとあるはずです。
で、「コンテナスタジオ」代を50万円としましょう。
10万円~って書いてますけど多分なんだかんだかかっちゃいます。
その他、機材代を50万円としてみますか。
ジャンルやスタイルによって大分上下すると思いますが、色々利用すれば安く揃えられます。
以下、便利サイトのリンクです。
- おなじみの「ヤフオク!」
- 海外最大級のオークション「eBay公認海外オークションサイト セカイモン」
- CMでもおなじみ不用品の譲渡、売買ができる「ジモティー 」
- 音楽版Amazon的な「サウンドハウス」
合計で200万円としましょう。
どうですか?
2年で全然貯めれそうだと思うんですよね。
「経済状況が悪くて無理・・・。」
そんな人もいるでしょう。
でも、例えばバンドメンバー4人で割ったら?
一人50万円ですよ。
え、もう半年くらいでゲットできそうじゃないですか。
とりあえずアルバイトでもしてお金をためましょう。
関連記事【現役バンドマンが教える】バンドマンの定番おすすめバイト5選
「田舎には仕事がない!」って?
たしかにその通りかもしれまえんね。
だったら一度東京に出るのもアリ。
東京に行けば、仕事はたくさんあります。
派遣社員だってそれなりに稼げますよね。
アイディアをもって夢を実現していこう!
別にこのパターンじゃなくても「プライベートスタジオ」はゲットできます。
ちょー田舎だったらそもそも防音環境いらないかも。
関連記事田舎で自由に音楽をするという最高の生活『mothercoat』と『凡人ハウス』
DTMでやるんだったらさらにハードルは低くなるでしょうね。
参考になる記事をリンクしておきます。
参考サイトDAW、ソフトウェア音源、プラグインエフェクト…全部無料でDTMを始めるために厳選したまとめ2018
バンドメンバーじゃなくても、仲間と協力してやるのもいいと思います。
自分の環境、思考に合わせて色々模索してください。
僕のブログでも色んなアイディアを発信してますよ。
関連記事貧乏バンドマン(ミュージシャン)は狛江においでよ お得な音楽ライフを伝授します
僕が今、18歳だったら
そんなわけでぼくが今、18歳だったら「プライベートスタジオ」を手に入れる努力をします。
時間やお金を気にせず音楽に没頭できる環境ってホント贅沢なんですよ。
早いうちにその環境をつくってほしいと思います。
結局、音楽は音楽に打ち込んだ分評価されると思います。
だったらその環境を持っている人が有利ですよね。
今は制作環境を整えることが昔よりずっと簡単になりました。
高校生の君には是非、そのことを知ってほしいと思い書いてみました。
是非、参考にしてカッコイイバンドマンになってくださいね!