どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
「お客さんを呼んだら、その分ギャラが欲しい!」
それってミュージシャンの偽らざる本音ですよね。
ライブは音楽活動における絶対的に収益源ですから、アマチュア~インディーズミュージシャンだってココでしっかり稼がないと音楽を続けていけません。
「チャーバック率が高くて、できればノルマなしで…」
そんなハコを探している方に、赤坂にあるライブバー「Blue Moon(ブルームーン)」を紹介します!
今回、縁あってブルームーンさんを取材することができました。
ブルームーンは3年前に新宿から赤坂に移ったまだ新しいライブバー。
主にオーナーの松岡未知さんとマネージャーの森川悦子さんのお2人で運営されています!
今回は主に森川さんにお話を伺ってきました!
特に弾き語りのシンガーソングライターやジャズ、オールディーズバンドで良いライブバーをお探しの方はぜひ以下を読んでみて下さい。
赤坂ブルームーンはノルマなし!チャージバックは75%~
星川
この度は取材させていただきありがとうございます!
森川
いえいえ!こちらこそよろしくお願いします。
星川
まず一番気になるところから聞いてしまいます。赤坂ブルームーンでは集客ノルマはないそうですが…、ホントですか?
森川
はい!ホントです!平日、土日祝日いつでもノルマなしでライブイベントを開催してます。
星川
お~!でも、ノルマなしとは言っても、ミュージシャン的にはチャージバックの方が大事なんですよ。バックは何枚目から何%ですか?
森川
ウチでは、平日のイベントは1枚目から80%バック。土曜休日前は1枚目から75%バックです。
星川
え!? 1枚目からですか?それはすごい。ミュージシャン的に良い条件ですねぇ。キャパシティはどのくらいでしょうか?
森川
席アリで48。スタンディングで80ほどですね。
星川
それだけのキャパと金銭的条件でソールドアウトできればミュージシャンにも少なくないギャラが出ますね。
森川
そうですね!ウチとしてもなるべくミュージシャンを応援したいと思ってこの設定にしています。
星川
2000円のチケットをソールドアウトさせれば、2000×0.8×48人=76800円か…(ゴクリ)
赤坂ブルームーンの音楽性、雰囲気
ノージャンルで募集中!
星川
今現在、赤坂ブルームーンにはどんなミュージシャンが出演しているんですか?
森川
今はいわゆるオールディーズっていうジャンルの人たちに多く利用してもらっています。年齢層で言うと40代、50代の方が多いですね。でも、ウチとしては広く色んなジャンルの人たちに使ってほしいと思ってるんですよ!それで星川さんにお声がけしたんです(笑)
星川
なるほど(笑)では、基本的にノージャンルで出演者は募集してるんですね?
森川
はい!音楽を好きな方ならどなたでも!って感じです。
星川
まぁ、こうやって実際に中を見てみると、ライブバーなのでさすがに音量がバカでかいハードロックバンドとかは厳しいと思いますね。あとはステージも大きくないので、イメージ的には、
・弾き語りシンガーソングライター
・2人や3人の小規模バンド
が向いていると客観的に思いました。
アメリカンテイストの内装にプロジェクターが4台!
星川
ブルームーンの内装は個性的ですね!
森川
アメリカンスタイルです!
星川
ステージに向かって右と後ろの壁一面にプロジェクターで映像が映し出されているのが個性的ですね。特殊な演出もできるんですか?
森川
そうですね。アーティストさん指定の映像を流すことも可能ですし、こちらで季節に合わせて桜とかモミジの映像を流したりもしてます。
星川
これは他にない設備なので、工夫してカッコイイ演出に使いたいトコロ。
楽屋はないので機材の持ち込みに注意
星川
ブルームーンは楽屋がないんですね?
森川
そうなんです…。なので、アーティストの方の着替えやお化粧は「トイレでパっとやってもらう」「フロアにカーテンを引いてスペースをつくる」「ステージの幕を下ろして中で準備してもらう」という対応をしています。
星川
なるほど、それならなんとかアーティストも対応できそう。あと出演者が注意するところはあるでしょうか?ぼくの友達でステージでお好み焼きを焼くバンドがいるのですが…w
森川
お、お好み焼き!?そのぐらいなら…大丈夫です(笑)NGな演出はお好み焼きより強い火器や大量の煙を使った演出ですね。火災報知器がなってしまうので。
星川
なるほど。ステージ横に機材を置くスペースが1畳ほどあるのですが、持ち込み機材が多いバンドは念のため問い合わせた方が良いですかね?
森川
はい!連絡くださればお答えします。お気軽にどうぞ。
ホスピタリティが良い→お客さん足を運びやすい
赤坂Blue moonへのアクセス。駅徒歩1分
星川
ブルームーンは千代田線「赤坂駅」からかなり近いですよね。徒歩1分くらいでしょうか。
森川
そうですね。ただ一番近い6番出入り口が22:00で閉鎖してしまうので、お帰りの際「終電で走らなきゃ!」なんて時は注意していただければと思います。まぁ、他の出入り口でも徒歩3分程度です。
星川
赤坂という土地柄、色んな観光スポットもありますよね。ライブ前にお客さんが遊べるところも多い。
森川
赤坂サカス、六本木ヒルズ、ミッドタウンなんかが徒歩圏内ですね。土日ならお昼にその辺で遊んで、夜はウチでライブを楽しんでもれたら最高です!
星川
それは楽しそうな観光コース(笑)ライブって見る人とっては1日仕事でけっこう大変なことなんですよね。赤坂まで出てきたついでに色々と遊べたら楽しいと思います。
森川
あとビルの一階の中華屋さんはけっこう有名みたいです。芸人のSさんがよく来られるとか。
星川
へ~。あ、あと今日の取材前に一階のカフェでサンドイッチ食べたのですが美味しかったです(笑)電源もあったので早めについてしまったお客さんが時間つぶすのに良さそう。
フードメニューがガチ
星川
ライブバーならではのフードも出しているということで、メニューを拝見するとけっこう充実していますね!ピザにハンバーガー!
森川
はい!フードもアメリカンスタイルです(笑)
星川
ちなみに人気メニューなんかありますか?
森川
一番出るのはフィッシュアンドチップスですね。ハンバーカーにセットでついてくるポテトはたっぷり200gです♪
星川
多いな(笑)
森川
女性だと残される方も正直いますね(笑)アメリカンサイズです!
星川
よく見たら飲み放題やウィスキーのボトルキープもある。ライブ"バー"を名乗っていてもこれだけ充実しているところは珍しいんじゃないかなぁ。
森川
ありがとうございます。打ち上げもそのまま対応していますのでぜひご利用ください!
色んなライブイベント、ハコ貸しを受け付けている
星川
あとバンドマン的に気になったのですが、最近ライブ以外の目的でハコを貸すライブハウスも増えてるんです。例えば昼の空いている時間に「ミュージックビデオの撮影で使いたい!」というのはアリですか?
森川
大丈夫です!お昼であれば、6時間3万円程度でお貸しできます。
星川
お~、個人でミュージックビデオ作ろうと思うと演奏シーンを撮るのが結構大変なんですよね。
森川
あとはライブ以外の使い方だとオールナイトで事故物件サイト「大島てる」さんのトークイベントなんかがありましたね(笑)
星川
そ、それは怖すぎ!www
森川
でも入れ替え制で2回やって満員御礼だったんですよ(笑)
星川
撮影からトークイベントまで柔軟にできると…。あとは無料ライブなんてどうでしょうか?アマチュアバンドだと無料ライブは良い宣伝活動になると思うのですが。
森川
無料ライブなら、夕方~夜まで6万円で貸し切りで対応できます。またはお客さんにテーブルチャージ500円とフードをお願いする、なんてカタチにもできますよ。ウチは色んなことをできるハコだと思うし、やっていきたいんです。ですから、ミュージシャンの方の「こんなイベントやってみたいな」という理想をぜひ聞かせていただきたいです。
星川
うんうん。例えば、フードでアーティストのコラボメニュー作るとか楽しそうですね。「ヴォーカル○○がプロデュースの激辛ハンバーガー!」みたいな。
森川
それ、実際にやったことあります!バンドのボーカルさん考案のオリジナルカクテルをご本人がカウンター内に入ってシェーカーを振ってふるまって好評でした。オリジナルカクテルが売れた分はバンドにバック(支払い)もしています。
星川
お話伺っていると、色んなイベントができそうですワクワクします!
森川
ぜひぜひ、お気軽に相談していただきたいです。
星川
まとめると…
・ノルマなし。チャージバックは1枚目から75%or80%バック
・弾き語りや少数編成のポップス、ジャズ、オールディーズバンドにおすすめ
・駅から近い
・フードが充実している
・色んなイベントができる
星川
といった感じでしょうか!?やはりノルマがない分、演出やサービスにお金がかけれるのが良いなぁ。
森川
そうですね!ありがとうございます!
まとめ:スタッフとの出会いはミュージシャンの宝
今回取材してみて、森川さんは最近になってご自身も音楽活動を再開されたということで、プレイヤー目線を大事にされている方だなぁと思いました。
ぼくはイチバンドマンとして常々思うことがあります。
ここまで金銭面や設備面について紹介してきましたが、実はライブハウスに人が集まる要因は結局「人」なんですよね。
同じバンドマンならわかってくれるんじゃないかな?
「あのスタッフさんがいるから出たい!」
「あの人に認められたいから出る!」
そんな思いでライブハウスに出演していた日々がきっとあったと思います。
信頼できるスタッフさんとの出会いは一生の思い出になる宝です。
オーナーの松岡さんもマネージャーの森川さんもウェブ制作の会社をやりながらも「やっぱり好きな音楽に関わる仕事がしたいよね!」ということで、ブルームーンを作りました。
これから夢をもって頑張ろうとする若者にも。
人生がひと段落してもう一度好きな音楽をやりたいという人にも。
松岡さんや森川さんのような音楽を愛する人に出会ってほしいと切に願います。
そんなわけで、赤坂Blue Moonに興味を持たれた方はぜひコンタクトを取ってみて下さい。
連絡は、
- メール→info@bluemoon.tokyo.jp
- LINE→@zkj0049f
- ツイッター→
で受け付けているそうです。
森川
お気軽にどうぞ!
以上、赤坂BlueMoonの紹介でした。
参考になったらうれしいです。