今、ネット上には音楽を投稿できる場所が様々あります。
この記事ではそれらをまとめ、特徴と合わせてご紹介します!
作曲家や音楽アーティストの方はぜひ利用してみて下さい。
無料から使える、音楽が投稿できるサイト5選
SoundCloud
音楽投稿サービスとしては世界最大級で、2013年にはユーザー数が4000万人を突破。
登録されている楽曲は1憶7000万曲にも及ぶと言います。
特に海外においては定番サービスで、ぼくも使ったことがあるのですが楽曲を投稿すると外国の方からメッセージが来たりしますw
投稿できる限度がフリープランだと2時間まで、Proプランでも6時間までと制限があります。
それでもほとんどのユーザーにとっては十分だと思います。
少し使い勝手が悪いですがアプリもありますよ。
後は特徴としてはツイッターにSound Cloudのリンクを貼ってツイートした場合、観覧する側は画面を変移することなく再生できる仕様になっています。
こちらのツイート↓を開いてSound Cloudを再生してみて下さい。
サウンドクラウドに、こんなグランジハードロックンロールもあります。
音源化とかMVもそのうち作りたいです。Listen to GET OUT ! ! by innocent_blue_birds #np on #SoundCloud https://t.co/EM7WiY5i0F
— innocent blue birds (@birds_innocent) 2018年7月28日
Sound Cloudは最も有名なサービスで、作曲家が「音楽のポートフォリオ」を公開するには定番サービスとなっています。
様々なアーティストが使っていますので、参考にこちらの関連記事もどうぞ。
関連記事SoundCloud(サウンドクラウド)で聞けるおすすめ音楽19選。無料で聴ける良質な楽曲を紹介
DOVA SYNDORME
DOVA SYNDROMEは自作曲を「フリーBGM」として公開することができるサービスです。
サービスの利用には運営元の許可が必要ですが、DOVA SYNDROMEに楽曲を公開できれば、企業のCMやドラマ・映画に採用される可能性があるので、宣伝効果は期待できます。
最近では影響力のあるYouTuberが動画に使うための音楽をフリーBGMで探していたりするので、ますますチャンスは広がっているでしょう。
フリー(無償)で楽曲を提供することになるので、戦略的な使い方が必要です。
note
noteも自作コンテンツを公開できるウェブサービスですが、特徴的なのは値段をつけて有料で販売できる点です。
もちろん無料でも公開できますよ。
SNS的なフォロー機能があり、音楽以外にも文書、画像、動画、音声などあらゆるものをアップロードすることができます。
それぞれのコンテンツは「ノート」と呼ばれ「マガジン」という概念でひとまとめにパッケージングして公開することもできます。
さらに月額課金マガジンなども作ることができ、実質的なファンクラブとして運用することもできます。
noteひとつでクリエイターの活動をまるっと支えることができる応用力が魅力のサービスです。
どちらかと言うと、クリエイター系の作曲家より、様々な形で自分を発信するアーティスト系の人の方が向いているサービスかもしれません。
こちらもアプリがありますが、楽曲の投稿はPCからする必要があります。
詳しくはnoteを音楽活動で活用する方法!楽曲のダウロード販売もできます。という記事で解説していますのでご覧ください。
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ニコニコ動画
老舗サービス、ニコニコ動画も古くからアマチュア作曲家が音楽を投稿してきたサービスです。
「ボカロP」などの文化が花開き、ネット文化の一翼を担ってきたサービスと言えるでしょう。
今をときめく米津玄師さんもボカロPとして話題になりメジャーになった一人です。
現在はかつてほどの勢いは感じれれませんが、ここにきて様々なアップデートを繰り返し、より便利なサービスへと改善されているようです。
またニコニコ動画には「ニコニ広告」というサービスがあり、ニコ動内で動画の露出を高めることができます。
自作曲を他の動画に使用してもらった時のもらえるポイント「クリエイター奨励プログラム」のポイントもニコニ広告に割り当てることができ、うまくすれば大金を使わずとも爆発的な露出を獲得することができます。
ニコ動のサービスやシステムを使い倒せばクリエイターの力になってくれるサービスだと思います。
YouTube
さて、ここまで紹介したサービスは実はそれなりにネットに詳しい人しか知らないサービスだったりします。
今、ライトな音楽ファンが一番使うサービスと言えばやはりYouTubeです。
YouTubeにミュージックビデオをアップロードするのは定番中の定番ですが、アマチュア作曲家だとそこまで予算がない人も多いはず。
そういった方にはPawoo Musicもおすすめです。
自作の音楽に簡易的な画像にエフェクトを付けた動画を簡単に作成することができます。
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「自分の音楽をたくさんの人に聞いて欲しい!」
音楽のターゲットが一般層の場合はやはりYouTubehはマストで使いたいですね。
SNSに音楽を投稿する方法
ツイッター
ツイッターにもデフォルトの動画埋め込み機能や外部サービスを利用することで音楽を投稿することが可能です。
ただツイッターで拡散される音楽はどうしてもネタ的な音楽動画になってしまいますね。
ロックバンドのオリジナル曲が大拡散されるには元々それなりの人気と実力が必要だと思います。(もちろん投稿する分にはOKですけど)
参考になるのは作曲家のKKさんなどです。
こちらのファミマの入店音のアレンジは大きく拡散され、多数の有名メディアにも取り上げられました。
人類が火星に移住した後の荒廃した地球で、僅かに取り残された地球人達が最後の一店舗を探す旅に出るSFファンタジー・ハリウッド映画風「ファミマ入店音」です。 pic.twitter.com/NboO9YSuXz
— KK (@_kk1_) 2017年4月10日
玉石混同のタイムラインの中で目を引くにはやはりアイディアが大切だと分かります。
ツイッターに音楽を投稿する方法は【比較】Twitterに音楽を投稿できるサービス(アプリ)4選 という記事でまとめてご紹介しています。
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フェイスブック
同じくフェイスブックもデフォルト機能や外部サービスによって音楽を投稿することができます。
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自分のホームページを作って公開する
以上のウェブサービスやサイトを使わなくても、自身のサイトで音楽を公開することが可能です。
例えば、Wordpressを使ったサイトに音楽を張り付ける方法は簡単!Wordpressサイトで音楽配信する方法(ダウンロードとストリーミング)という記事で解説しています。
他にも、今どきのウェブサイト作成サービスなら楽曲を埋め込んで公開できるものがほとんどです。
作曲家、アーティストのホームページ作り方はロックバンド/ミュージシャンの音楽ホームページの作り方。作らないのはありえない!という記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
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もちろんホームページにユーザーを誘導して音楽を聴いてもらうにはそれなりの宣伝が必要です。
現実的にはホームページを持ちながらも、他のサービスも併用しながら自分の音楽を世に広めていくということになりますね。
気軽に音楽が投稿できるアプリ
nana
とりわけ若者に人気のあるアプリです。
ユーザーは他の人がアップした音源に勝手に演奏を重ねることができ、コラボすることができます。
特定の楽器スキルしかない人でも楽しめるアプリですね。
2018年にはスマホからだけでなく、PCからDAWで作った音楽を直接投稿できるようになったので、汎用性が広がりました。
大物ミュージシャンの音源に自分の演奏を重ねることができるキャンペーンが開催されていたり、大人でも楽しめるアプリですね。
【番外】tik tok
tik tokはリップシンク(口パク)SNSと呼ばれ、15秒ほどの短い動画を投稿できるアプリです。
ご存知のように爆発的な人気を誇っており、tik tokで話題になった倖田來未がカバーした「め組の人」は一時、LINE MUSICチャートで1位になるほどの再ブレイクを果たしました。
クリエイターが意識的に使うのは難しいですが、その影響力は音楽業界的には見過ごせなくなってきています。
Spotifyなど音楽ストリーミングサービスに配信する方法
SpotifyやApple Musicなど月々定額で音楽が聞き放題になる音楽ストリーミングサービスが一般にも普及してきました。
実は音楽ストリーミングサービスにはアマチュアでも誰でも音楽を投稿することができます。
デジタルディストリビューターという仲介業者を利用することで投稿が可能です。
再生されればちゃんと収益も発生しますよ。
主なデジタルディストリビューターはiTUNESやApple Musicで音楽を配信するには?8つのサービスを比較という記事にまとめてあります。
中には無料で利用できるサービスもあるのでぜひ読んでみて下さい。
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まとめ:作曲家はSound cloudやツイッター、音楽アーティストはYouTubeや音楽ストリーミングがおすすめ
以上をまとめると、
作曲家・クリエイター系の人むけ
- Sound Cloud⇒海外に強い
- ツイッター⇒アイディア勝負
とりわけSoundCloudは定番ツールですね。
音楽アーティストむけ
- YouTube⇒一番市場が大きい
- note⇒独自路線
- 音楽ストリーミング⇒流行
YouTubeはマストとしても音楽ストリーミングは音楽好きにとってのメインストリームになりつつありますからしっかり使っていきたいですね。
その他、アマチュアからインディーズでもできるプロモーションは以下の記事にまとめてありますので、合わせてご覧ください。