「音楽のプロになりたい!」
そう思う人にとって音楽教室は有力な選択肢になります。
でも、実際に音楽教室に通ってプロになった人は知ってますか?
ホントに音楽教室に通うことはプロへの道に通じるのでしょうか?
この記事では音楽教室からプロになった人たちの体験談をご紹介します!
経験者にアンケートをとってみた「プロになる上で音楽教室が役に立った?」
当ブログで独自にアンケートを取ってみました。
ズバリ「プロになる上で音楽教室は役に立ちましたか?」という質問を30人にしたところ、全員が「役に立った!」と答えてくれました。
では、音楽教室に通うメリットはなんでしょうか?
実例を回答してもらえたので、ぜひ参考にしてください。
音楽のプロになった人の経験談5選!音楽教室のここが良かった!
①人脈を得られたのが大きかった
私は地元では結構うまいヴォーカリストとして有名でした。
将来もプロになりたいという希望もあり、基礎的なことや音楽理論も学びたいということで、音楽教室で正式にヴォイストレーニング等を習うことに。
そこの講師人脈からの評価を得て、地元のCM音楽に参加して名をあげました。
それとともに音楽教室での活動以外にも自身でバンド活動を行ない、そこでの人脈を使って活動の場を東京に移し、自身の活動よりも有名ミュージシャンのバックコーラスの仕事や、音楽学校の講師として有名になりました。
音楽教室に通ったメリットのまず1つは、日常の喉のメンテナンスなどを学べたこと。
学校を出てから30年近く経っていますが、まだ、その時の練習方法、メンテナスの方法を継続しており、現役として活動できています。
次に音楽理論です。スタジオ・ワークで対応できる基本的な音楽理論を学んだおかげで、コーラスのアレンジなどを任さられることもあります。
そして一番大きかったのは、やはり人脈です。
音楽学校から繋がった人脈が、そのまま今の仕事に繋がっていますね。
途切れずに音楽だけで食べていけるのは、この音楽教室の時代があったからだと、感謝してます。
まず意見をいただいたのが「人脈を得られた」という話でした。
音楽教室は当たり前ですが、目の前の先生がプロです。
プロはプロの人脈をもっており、努力次第でその人脈が自分の未来を切り開くことは往々にしてあるのでしょう。
②音楽大学の合格のために、音楽教室は欠かせなかった
私の子供が通っているピアノ教室の先生がプロになった方です。
先生は小学校3年生からピアノ教室でレッスンを受けていました。
その後音楽大学に進み、今ピアノ講師としてプロで活躍されています。
当時、音楽大学に合格することはとても容易ではなかったそうです。
先生が習っていた教室の先生から有名な先生を紹介させていただき、その先生のもとで高い月謝を支払って、有名な先生からレッスン受けたという経歴を作ります。
その経歴が好影響し音楽大学に合格し、現在に至るということです。
やはりピアノ教室に通わなければ結局音楽大学に合格できなかった可能性が高かったですよね。
ピアノの先生同士の繋がりというものがあるみたいで、有名なピアノの先生を紹介してもらえたのもやはりピアノ教室に通っていたからです。
月謝は高いですが1回でもレッスンを受けると入試の面談のときに有名な〇〇先生から習っていましたとアピールすることができるそうです。
子どもが通っているピアノ教室の先生だけでなく、このようなアピールを実践して合格している方は多数いるそうです。
音楽のプロになるルートとして有力なのが、音楽大学(音大)に進学することです。
厳しい試験を突破するには、やはりプロの指導が欠かせないとのこと。
そして著名な講師の方から指導を受けたことが高評価につながることもあるようです。(もちろん実力主義だとは思いますが)
③音楽教室でのコンクールで優勝したのがきっかけになった
音楽教室が主催する全国規模のコンクールで優勝し、その後音楽教室で講師をしながら地道にコンサートなどを開いていました。
そしてコンクールで何回も入賞するうちに、作曲の仕事やデモスレーターとして音楽教室やイベントからコンサート依頼を受けるようになったのです。
コンサートでは人を集める為に、様々な人とセッションしたりMCも自分で行う為トーク術なども学んでいました。
プロになるには、演奏の練習さえしていればいいということではなく、人としての魅力を身につけたり様々な分野を学ぶことが重要です。
プロになるにはどうしても音楽業界での繋がりや、コンクールなどに出場する機会がなければよほどの才能や人脈がない限り難しいようです。
なので音楽教室で、先生達と繋がりを持てたり大手の音楽教室のコンクールは様々な業界人が注目しているので、自分をアピールしやすいです。
そしてプロになるまでの厳しい生活の中で、自分の通っていた音楽教室で講師として働けることは金銭面でも助かりました。
音楽教室にいくことで、プロとなる土台を築けるだけでなく、同じ趣味や夢を持つ人たちとの多くの出会いがあることが、プロになるためには一番の大切なことだったように思います。
考えてみれば合点のいく話で、レベルの高いプロ予備軍が集まるであろう音楽教室のコンクールには業界人も注目しています。
スカウトする側からしてみても効率が良いですもんね。
コンクールは個人の小さい教室ではなく、比較的大きく有名な音楽教室で開催されています。
教室選びの1つの基準になります。
④講師にプロとしての立ち振る舞いを学べる
音楽大学や音楽の専門学校には進学せずに、四年制大学の英文科に進学。
サークル活動でユニットを組み、ボーカルをつとめました。
大学卒業後、仕事をしながら月3回のvoiceトレーニングに通いつつ、個人練習に毎日励ぶ日々でした。
個人が主催する劇団のミュージカルにオーディションで出演するなど、実績を積みます。
教室主催のライブにも積極的に参加して実力をつけ、自身でオーディションを受けて合格し、某有名ミュージカルに出演を果たしました。
教室に通ったことで現役で活躍する講師についていたので、プロとしての立ち居振る舞いや、業界のことを細かく知ることができたと思います。
教室主催のライブイベントもあり、実力を積むことができました。
自分の歌を客観的にアドバイスしてくれる存在は大きく、結果的に歌唱技術が飛躍的に向上したと思います。
また、仕事を持ちながら教室に通うことは、時に負担に思うこともありましたが、多忙な中でも月謝を払って通うことで、モチベーションの維持や意欲に繋がっていたと感じます。
音楽大学や専門学校に通うのは時間的にも金銭的にもリスクが大きいです。
その点、ほかの勉強や仕事をしながら音楽を学べる音楽教室というのはメリットがありますよね。
さらにプロの先生から業界人のふるまいを指導してもらえます。
これもまたマンツーマン指導が選べる音楽教室ならではのメリットだと思います。
⑤何よりも技術を徹底して学べた
私自身、昔音楽教室に通っていて、現在はプロとして活動しています。
レッスンは一回30分を週一回。高校1年から3年まで、
ギター専門の音楽教室に通っていました。その後音楽大学に進学し、さらに技術をつけてジャズを学び、在学中にジャズバーやレストランで演奏するようになりました。
そのころ同時に音楽教室の講師としても勤務するようになりす。
そういった仕事は積極的に自分から店や教室に営業に行かないと、掴みにくいお仕事です。
やはり、ミュージシャンになる上で技術があるにこした事はありません。
経験上、若いうちに基礎を身につけ、正しいフォーム、練習方法で練習していると、上達するスピードは独学に比べ、早いと思われます。
そしてそれを身につけられるのが音楽教室です。
自分より音楽を知っている人から学ぶことは、とても刺激的で、新しい音楽に出会えたり、新しい音楽の楽しみ方の発見など、技術の向上はもちろん、モチベーションを高く保つための時間だと思います。
必ずしも音楽教室に通っていたからプロになれた訳ではありませんが、音楽教室に通っていなかったら、プロになりたいという気持ちにまで至ってなかったかもしれません。
そういう意味で多くのミュージシャンにとって、音楽教室は、自分の音楽人生の第一歩として、大きく意味を持っていると思います。
何より「技術がしっかり学べる」という点は回答者の方みなさんが答えてくれました。
「うまさ」はプロの必須条件。
うまくなりたいなら、ぜひ音楽教室に通うべきです。
プロ志望者が音楽教室に通うメリットまとめ
以上の経験談をまとめると、プロ志望者が音楽教室に通うメリットは、
- 業界に人脈を作れる
- 音大合格の足掛かりになる
- スカウトのきっかけになるコンクールを受けれる
- 仲間と切磋琢磨しあえる
- プロのふるまいを学べる
- 他の仕事や学校に行きながら通える
- プロとしてお金を稼げるまで、教室で講師ができる
- 技術がしっかり学べる
などなどたくさんありましたね!
「将来、音楽のプロになりたいな…」
そう考えている方はぜひ音楽教室に通ってみましょう!
こちらのおすすめの音楽教室と評判をまとめてあります。
ぜひ利用してください!