仕事をしながら音楽を続けたい!

 

一昔前までは、音楽をやるなら仕事は辞めるかバイト程度に抑えるべきというのが一般的でした。

しかし現代では音楽一本で食べることの難易度が上がったこともあり、音楽以外の仕事をしながら活動を続けるミュージシャンが増えてきました。

 

みなさんもライスワークとしての仕事と、ライフワークとしての音楽を両立させたいという希望をもっているのではないでしょうか?

そこでこの記事では「音楽と仕事を両立している人たちとその働き方」をご紹介します!

 

今、人生の岐路に立つ全てのミュージシャンに贈る「音楽人生のハローワーク」です!

 

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音楽と仕事を両立できる仕事の本命「派遣社員」

 

まず結論から言うと、「音楽と両立できる仕事」として多くの人にとって現実的なのが派遣社員です。

 

派遣社員とは、一般の正社員と違って2か月とか3か月の単位で契約を更新しながら働くスタイル。

基本的に時給制で、必ずしも1日8時間働かなくても良いのでミュージシャンや役者志望など夢を追いかえる人はもちろん、子育てと両立したい主婦(夫)の人にとって一般的な働き方になっています。

 

実際にぼくのバンド仲間でも派遣社員はすごく多いですよ。

そもそも雇用形態(働き方)には4つの形態があります。

 

\4つの働き方/

  1. 正社員
  2. 派遣社員
  3. 自営業
  4. アルバイト

 

正社員はたしかに給料も安定していて、福利厚生もしっかりしています。

しかしご存知の通り、週5日8時間勤務が当たり前で、ブラック企業とはいかなくても音楽活動の時間が制限されてしまいます。

逆にアルバイトは時間の融通は最もききやすいものの、給料は少ないですよね。

 

自営業は飲食店を開業したり、ライターやプログラマーとして個人で仕事を受託する働き方です。

自分の都合で仕事のペースを変えることもできるため、音楽と両立するにはもってこいの働き方ですが、いかんせん収入は実力しだいで、仕事によっては特殊技能が必要です。

 

実はぼくもフリーランスとして働きながら音楽を続けているのですが、独立できるまで2年かかりました。

将来的に自営業(フリー)として働くために努力するのは素晴らしいですが、今すぐに誰もが始められる働き方ではないと思います。

 

そこで、派遣社員がより現実的な選択肢になってきます。

ハケンはアルバイトよりも給料が高く、かつ派遣会社が福利厚生をしっかり準備してくれています。

 

正社員とアルバイトのいいとこどりをしているイメージですね。

給料 福利厚生 時間の融通
正社員 ×
派遣社員←おすすめ!
自営業(フリー) ×
アルバイト × ×

おすすめ派遣会社→リクルートの派遣会社【リクルートスタッフィング】




なぜ音楽と両立できる?派遣社員のメリット4選

さらに具体的に派遣社員のメリットを説明するために『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい!』という本をご紹介します。

派遣のメリットが論理的に説明されている内容です。

 

ハケンと言うと「正社員並みに働くけど給与が低い」というイメージがありましたが、ぼくはこの本を読んで大きくイメージが変わりました。

 

本書はまず冒頭で音楽をはじめ色んな夢を追いかける人に派遣は良いと説明しています。

いつかは芸能界でデビューしたい。

ダンスの舞台に立ちたい。

漫画や小説で身を立てたい。

音楽や美術など芸術の世界でプロとして生きていきたい。

さまざまな夢をもって私の会社を訪れる若い人たちも、少なからずいます。

そういう人たちにとっても、派遣という働き方は心強い味方です。

 

その理由が以下。

いくつか重要な部分を抜粋してご紹介します。

 

派遣のメリット①:定時で帰れる

まず、定時きっかりに仕事を終えることができるので、その後の時間を有効に使えます。

そうたびたび簡単に休まれては困りますが、たとえば急なオーディションなどが入れば、派遣会社は休めるように協力してくれます。

派遣社員って定時で帰れるように調整できるんですね。

これはありがたいです!

だいたい音楽をやっている人ならわかると思いますが、リハーサルは仕事が終わった夜になることが多いです。

 

なかなか休みを合わせて日中にっていうのも、そう多くは難しいですよね。

仕事終わり⇒帰宅⇒楽器をもってスタジオ、っていうルーティーンは結構大変。

 

もう早く帰れるにこしたことはないです。

体力的消耗がリハにも響きますしねぇ…。

 

派遣のメリット②:辞めやすい

派遣の仕事は辞めやすいというメリットもあります。

この辞めやすいということろが「派遣=不安定」という間違ったイメージにつながっているのかもしれませんが、実際にどの仕事にも期間の定めがあり、期間満了になればだれにも迷惑を書けずに辞められるというのは、ほかの仕事を夢見て頑張っている人たちにとっては好都合に違いありません。

派遣の仕事は2、3か月ごとの契約更新があります。

逆に言うとその2、3か月をしっかり働けば、あとくされなく辞められるんですね。

 

まぁ、バイトでも全然すぐ辞めれますけど、あらかじめ線引きがしてあると気が楽だと思います。

夢を追いかけるのと、人に迷惑をかけるのは違いますもんね。

おすすめ派遣会社→リクルートの派遣会社【リクルートスタッフィング】

 

派遣のメリット③:給与が高い

派遣の仕事であれば、派遣会社にあらかじめ自分の状況を説明しておいたら、何か事が起こった時、あなたの事情をある程度汲み取り、相談にも乗ってくれるでしょう。

そして何より、パートやアルバイトに比べて、派遣社員の給与相場の方がかなり高いので、一か月に20日も仕事をすれば、それなりに余裕のある生活がなりたちます。

音楽と両立に有利な環境であることはわかりましたが、その上で給与が高いのは魅力です。

アルバイトで時給1000円を超える仕事だと、都心か深夜の仕事がほどんどですが、派遣社員の時給相場は1300円程度が平均のようです。

 

最近はオリンピック前であり、未曽有の人手不足もあいまって東京だと時給1500円以上も決して珍しくなくなってきました。

 

楽器とか高いですもんね~www

お金は一番単純な自分に対する投資になります。

 

バイトじゃ生活するだけで精いっぱいでも、派遣ならお金に余裕があります。

欲しい機材がガンガン買える。

楽器が上手くなるための教材をどんどん買える。

 

これは考えただけでもワクワクしますね!

 

派遣のメリット④:まとまった自由時間がつくれる

第1章で紹介した大島さんの場合は、1年のうち10か月は精いっぱい働き、2か月という長いバカンスを取るというスタイルでした。

つまり、仕事をする期間と仕事以外のことをする期間とを自分ではっきりと決めて、仕事をする期間に十分稼いでおくというスタイルを選べるのも、派遣の醍醐味です。

これは前述した「辞めやすい」と「給与が高い」からなせる合わせ技ですよね~。

まさに派遣ならではの働き方。

 

これってバンドのツアーに最適ですよね!

リハーサルとレコーディングをこなしながら10か月を過ごし、2か月は全国をライブで回るなんて最高じゃないですか~。




「派遣は副業」はアリ!

今の仕事とは別にやりたいことがあり、いずれはそちらを本業にしたいと思っているなら、あなたのそういう思いを堂々と説明し、副業として派遣につくことも許されるのです。

つまるところ派遣社員の仕事を「副業」としたライフスタイルも十分に可能ということになります。

本書では「派遣は不安定な働き方ではなく、身軽な働き方」と結論づけています。

 

色んな働き方、生き方がある中で「音楽と仕事の両立は十分ありえる」と「やりたいことを仕事にするなら、派遣を社員をやりなさい!」は教えてくれます。

派遣社員を始める方法。正しい仕事選び

では、いざ「音楽との両立のために派遣社員をやろう!」と考えた時、まず何から始めるべきでしょうか?

意外と最初の一歩の踏み出し方をわからない人は多いと思います。

 

そこで「バン活!」では、派遣社員として長年働いている人に派遣社員の始め方。正しい仕事の選び方を取材してきました!

 

星川
派遣社員はじめたいんですけど…

A1理論
ぼくで良ければ教えるよ!

 

ぼくのブログ仲間でもある友人「A1理論」さんからのリアルな話です。

彼はずーっと派遣として働いていて、業界にとても詳しいんです。

 

派遣社員に興味をもたれた方はぜひこちら↓の記事も読むようにしてください。

関連記事経験者に聞く!派遣社員の始め方、仕事の探し方

おすすめ派遣会社→リクルートの派遣会社【リクルートスタッフィング】




音楽と仕事を両立できる仕事をしているミュージシャンたちの例7選

 

もちろん、派遣社員以外の働き方で音楽と仕事を両立している人たちもたくさんいます。

こちらも取材してきているので、気になる仕事の話をぜひ読んでみて下さい。

 

タクシードライバーと音楽を両立しているバンドマン

タクシードライバーをしながらバンド活動をしている「ツッチー」さんに話を聞きました。

タクシードライバーは研修もしっかりしていて、運転免許があれば始められるのでチャレンジしやすさが魅力です。

ツッチーさんもそうですが、他にも音楽とタクシードライバーを両立させている人がいるんですか?

はい!
ぼくの周りでは結構いますよ。
ぼくは夜がダメで昼勤務なんで(笑)、結構両立が難しいんですが、普通にCDをリリースしたり、全国ツアーに出ている仲間がいます。
お話ししたとおり、月収40万円程度あり、休日も多く作れるので音楽との両立が可能であることはわかってもらえたと思います。

詳しくはこちらタクシードライバーって音楽と両立できるの?実際にやっている人に話を聞いてみた

 

電気工事士と音楽を両立しているバンドマン

電気工事士とはビルや住宅の配線を作る仕事。

バンド仲間で仕事もバンドもバリバリこなす「しばにー」に仕事と音楽の両立のコツを聞いてきました。

LANPAZIEは俺の目から見て、月に1~2回ライブやったり、合間にレコーディングやったりかなり精力的に活動していると思う。
なにか仕事と音楽を両立させるコツってある?

まずは「自分にとって必要な金を把握する」っていうのが大事だな。
結局、フリーだから自分がどのくらいのお金が必要かがわかってないと、ムダに多く働くことになる。
それだと音楽やる時間は持てない。

詳しくはこちら電気工事士なら音楽と両立できる?実際にやっている人に話を聞いてきた




飲食店と音楽を両立しているミュージシャン

沖縄で飲食店を営みながら、音楽アーティストや音楽事業を両立するjujumoさんに話を伺いました。

子育てや沖縄の生活事情まで詳しく聞いてます!

東京では多くのミュージシャン/バンドマンが、満足な音楽活動に没頭できず、アルバイトに忙殺される日々が続いています。
音楽活動を続けるためにも安定した収入と暮らしは欠かせません。
飲食店の経営、生活のやりくり。音楽活動をやるために、どのように生活基盤を安定させているかを伺いたいです。

バーテンダーを10年やっていて、接客業は天職の一つだと思っています。
その上であくまで飲食をサブと捉えていて、音楽で収入を得る、増やす事を考えていくようにしていないといけないかなと思います。
なのでツアーなどを組む時にはお休みします。
あとはPAとしての仕事も、イベントほかウェディング関連も割と多く請けています。
有志が集うイベントは予算も少ない時が多いけれど、ウェディングはきちんと予算がある事がほとんどなので、一つの柱になりますね。
CM音楽、テレビ番組の音楽制作などもちょくちょく請けています。
というように、音楽&音響&音楽制作&店というカンジでしょうか。
どれかが不振になっても他でリカバリー出来るのは、フリーランスとしての保険としてもかなり大きいかなと思います。
そして、どのつながりからでも別のラインの仕事が来る可能性もあるのが、面白いところなので、それぞれのクオリティを上げる、またはクオリティの高い仕事ができる事だけをやる、というのがオススメかもしれません。

詳しくはこちら13時まで飲食店、午後からミュージシャンになる「JUJUMO(ジュジュモ)」のライフスタイルに憧れる!

 

医者と音楽を両立しているミュージシャン

なんと医者として働きながら音楽をしている人もいるんです!

Insheartさんは医者だからこそ得られる経験を歌にしているハートフルなアーティストです。

仕事の合間に音楽の時間を作るうえでやっている工夫とかありますか?

楽曲制作の時は、Jyunがボイスメモで弾き語りした音源をぼくに送ってもらいます。うちに宅録環境があるので、送られてきた音源をもとに、ボーカル、ギター、バイオリンを録音してデモを作ります。

時間がない中で、やはり宅録環境があると強いですね。

なので新曲であっても二人で会って合わせるのは一回切りでライブで披露できることもあります。レコーディングもプロのサポートミュージシャンの方と合わせるのは一回か、二回くらいです。あとは各自でレコーディングしています。

詳しくはこちら現役医師の音楽ユニットInsheartに聞いた。医者と音楽って両立できるの?




薬剤師と音楽を両立してきたミュージシャンたち

今、プロの人気アーティストとして活躍する人の中にも実は薬剤師だった人は多いんですよね。

薬剤師と音楽を両立してきたミュージシャンと実際に薬剤師として働いている人たちの働き方を調査しました!

薬剤師としての勤務時間が固定している、残業が少なめ、融通を利かせてくれる職場を選べば趣味にあてる時間は十分作れます。
たとえ正社員でも総合病院門前の調剤薬局では、病院の閉まる時間が早いため、それに合わせて比較的早く終わる薬局が多いです。
また、病院、ドラッグストアでも習い事のある曜日さえ早く上がれるようなシフトを組んでもらう事も可能な場合があります。 また、薬剤師ではアルバイト・パートでも趣味にあてる程度の資金は作れるため、趣味を優先したい場合でも両立しやすいと言えます。

詳しくはこちら薬剤師が趣味と仕事を両立する方法を詳しく調べてみた

 

介護職と音楽を両立する方法

現在、引く手数多の介護職。

仕事内容はキツイというイメージがありますが、給料は上がっており不規則なタイムスケジュールを逆手にとって効率よく稼ぐことができるのが魅力です。

介護付き有料老人ホームで働いていました。
シフト制の仕事で、7時からの早出や夜勤など4パターン。 そのため生活リズム自体はバラバラで休日も一般的な土日祝日ではありませんでしたが、特変(夜勤担当中に利用者が亡くなられるなど)がない限り残業もほとんどなく、あらかじめ決められた1か月のシフトがあったので予定も組みやすかったです。
2日分だけではあるものの、休日を指定もできたので趣味関係のイベントへの参加も容易でした。 夜勤明けの次の日は必ず休みという風に決められていたので、夜勤明けに遊びに行って次の日も趣味に没頭したりと夜勤の方がむしろ好きだった程です。
早出のときも、その時間分しっかりと早く帰れたので忙しすぎて何も楽しめないということは全くありませんでした。

詳しくはこちら介護職は仕事と趣味(音楽)を両立できない!?コツを経験者に聞いてみた

 

仕事と音楽を両立させるSOUL KITCHENさん

「SOUL KITCHEN」というバンドをご存知ですか?

TUNECORE JAPANのインタビューで仕事に関して答えています。

――みなさん働きながら音楽を続けているということですが、社会人になってもなお精力的に音楽活動されている印象を受けます。 古川(Ba):私はベースを弾き始めた時、もうすでに社会人だったので、仕事するのが当たり前の中に音楽が入ってきたので、仕事と音楽活動を並行するということが当たり前になっていますね。

――皆さん、音楽が生活の一部に完全に入り込んでいるなと感じました。でも、仕事をしながら本気で音楽をやるのは大変じゃないですか?

辻岡:周りでも40代とかになると趣味でやっている人はいっぱいいるんです。大体練習する時間ないけど楽しいからとか言いながらやっている人がほとんどで。

僕は、もっと上手くなりたいんです。朝仕事に行って、夜帰ってきて、夜0時から2時まで毎日練習してるんです。

~中略~

辻岡:別に生活をするために音楽をやっているわけではなく、単純にドラムをもっと突き進めたいからやっているだけで。プロなのかアマチュアなのか少し難しいんですけど(笑)

プレイヤーではあるけど、職業として音楽家ではないです。

引用元:生活の中にふと寄り添う音楽を―『SOUL KITCHEN』

仕事しながらでもすばらしい音楽はつくれるし、発表の場はちゃんとあるんですよね。

 

「働き方」そのものが変わってきていると理解しよう

 

以上、音楽と仕事を両立しているミュージシャンたちの具体例をご紹介しました!

この記事では主に派遣社員と自営業で音楽と両立しているミュージシャンを紹介してきました。

 

もちろん正社員で音楽と両立している人たちはいます。

近年は「働き方改革」の一環で、週4日勤務・テレワーク・副業の解禁など多様な働き方が推進されています。

 新卒から定年まで生涯1社で働く終身雇用の考え方が大きく変わろうとしている。

政府は年度内にも、副業・兼業の事実上の解禁に踏み切る。国がつくるモデル就業規則の副業禁止規定を改定すると同時に、長時間労働を招かないよう労働時間や健康管理の指針を盛り込んだガイドラインの策定にすでに着手。来春、公開する見込みだ。

引用元:政府が年度内に副業解禁へ:長時間労働不安、社会保険はどうなる? (BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

 

この動きは間違いなく「音楽と仕事の両立」には追い風です。

しかし現状ではまだまだ週5日・8時間勤務が一般的ですよね?

 

実際のところ「音楽と両立したいので御社で働きたいと思いました」と言って正社員として採用される可能性はかなり低いです。

そりゃあ、企業側からしたら会社にがっつりコミットしてくれる人が欲しいですもんね(笑)

多様な働き方が一般に定着するにはまだ時間がかかりそうです。

 

ただし、先進的なIT企業などでは「専業禁止」を掲げる企業も増えてきています。

■ 御社が導入するパラフトスタイルを教えてください。
− うちは専業禁止と言っていて、パラレルワーク(複業)で自分でビジネスをしたりプロフェッショナルとして活動することを推奨しています。それによって生きる力が付き、外とのつながりができれば、本人にも会社にもメリットがあるからです。
エンファクトリーが「専業禁止」を掲げる理由 株式会社エンファクトリー - Paraft

 

今回は、

  • WEB界隈以外では正社員として音楽と仕事の両立は難しい
  • 自営業・フリーランスは特殊技能が必要

ということで、「派遣社員」を一番におすすめしました。

 

そもそも働き方改革が進むと労働時間をフレキシブルに変化させ、生涯にわたってたくさんの企業を渡り歩くのが普通になります。

それってつまり「派遣社員」と同じすよね?

 

今まさに一億総ハケンの時代が到来しようとしています。

 

実際に既に全労働者の4割は派遣社員ですからね。

それを受けて正社員との給与・待遇の差もどんどん縮まっています。

 

かつてぼくたちバンドマンは「30までダメだったら就職」という暗黙のルールの中で生きてきました。

しかしそれは「最後は正社員になれば安泰」という価値観ありきです。

今は30歳から正社員になることすら難しいし、新卒で10年働いている人たちと競争しなければならず、ましてや音楽との両立は難しいです。

 

20代での音楽経験を全て捨てて、30代から正社員一本を目指すのはかえって賢くないし、もったいないとぼくは思います。

派遣社員として働けば「食うに困る」というこはまずありえません。

 

しっかり食い扶持を作ったうえで、自分の得意分野である音楽を生かす。

今や「音楽と仕事の両立」は人生のサバイヴするうえでの現実的な戦略になっています。

 

以上の理由から、派遣社員として音楽を続けることが極めて現実的な選択肢であることが理解してもらえたと思います。

実際にハケンでうまく生き抜くためのノウハウは、こちらの記事にまとめてありますのでぜひご覧ください。

関連記事経験者に聞く!派遣社員の始め方、仕事の探し方

おすすめ派遣会社→リクルートの派遣会社【リクルートスタッフィング】




バンドマンにおすすめのアルバイトも紹介

どうしても「今すぐ働いて当面のお金が欲しい!」という方はアルバイトということになると思います。

 

個人的には派遣社員よりおすすめできないのですが、

  • 若い
  • 実家暮らしなどで支出が少ない

という方には良いかもしれません。

 

ぼくのバンドマン生活の経験から、バンドマンにおすすめのアルバイトも紹介しています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

関連記事【現役バンドマンが教える】バンドマンの定番おすすめバイト6選

 

バンドマンに多い、見た目が派手な人でもできる業種から探す

ここまで派遣やアルバイトなど「雇用形態」をテーマにご紹介してきましたが、バンドマンに多いのがそのファッションにこだわりを持っている人です。

 

そこで「見た目が自由な仕事」もまとめました!

金髪、長髪など個別にまとめましたので合わせて参考にしてみて下さい。

関連記事見た目が自由な仕事、働き方まとめ

 

両立ができたら音楽で稼ぐ力を身に着けよう

さて、音楽と両立できる仕事を見つけたら次はいよいよ音楽で稼ぐ方向性を強めたいですよね。

 

このブログ「バン活!」では、音楽と両立できる仕事と合わせて音楽で稼ぐ方法を紹介しています。

音楽で稼ぐ方法やセルフプロモーションのやり方をまとめてあります。

 

かつて「メジャーデビュー」が音楽人生における唯一無二の成功だった時代がありました。

一部の音楽アーティストはその常識の中で音楽を諦めざるを得なかった。

 

でも今は違います!

 

  • 音楽と両立できる仕事
  • 個人でも音楽で稼ぐ方法

 

が現実にあるのです。

もう音楽を捨てる必要はありません。

そこに生まれたのは「多種多様な音楽人生」です。

 

逆に言えば、どの音楽人生を選んでも人によっては正解であり、不正解でもあります。

自分の頭で考えて選び取らないと満足感を得られない時代でもありますね。

 

ぜひあなたらしい音楽人生を見つけて下さい!

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