働き方改革が進む中でそう考えている方も多いと思います。
バン活!でも派遣は「音楽と両立できる仕事」として紹介しており、実際にぼくのまわりでも派遣+音楽(副業)という働き方をしている人も多いです。
そこでこの記事では、
- そもそも派遣で副業をやってOKなのか?
- 派遣会社に副業がバレる時とその対策
- 派遣をやりながらできるおすすめの副業
- 派遣と副業を両立できるおすすめの派遣会社
を紹介していきます。
結論から言うと、
- リクルートスタッフィングなど副業容認の派遣会社で、
- クリエイティブ系フリーランス(音楽、イラスト、ライターなど)の副業で、
- 自分で確定申告すればOK
ということになります。
派遣&副業の必須ツール
\副業ができるおすすめ派遣会社/
\Q&Aに答えるだけで簡単に確定申告ができる/
以下で詳しく解説していきます!
派遣と副業を両立しても大丈夫?→派遣会社によってはNGの場合があります!
まず前提として、派遣社員は「派遣先(実際に働いている会社)」と「派遣元(派遣会社)」の2つの事業規則に従う必要があります。
おおむね派遣先も派遣元も副業を厳しく取り締まってはいない会社が多いようです。
また法律では副業を禁止するとは定められておらず、従業員のプライベートにおける自由は一定レベル保証されています。
ただ派遣会社によっては明確に副業を禁止している会社もあるんです。
例えばスタッフサービスです。
Q 派遣の就業日以外で、アルバイトや単発のお仕事をすることは可能でしょうか?
A スタッフサービスグループでは、派遣スタッフの副業を禁止しております。
あらかじめご了承ください。
このように「禁止」と明確にルールを定めています。
ただ調べてみるとその他の派遣会社では容認の姿勢を見せており、派遣先に多大な迷惑、損害を与える場合を除き、よっぽどのことがなければ副業はできます。
後述する「派遣と副業を両立できるおすすめ派遣会社」はいづれも副業を容認(または積極的に推進)している派遣会社を紹介しています。
「派遣と副業を両立できるおすすめ派遣会社をみる↓」←タップするとジャンプします
派遣会社に副業がバレる時はどんな時?バレないための対策
派遣写真をやりながらの副業はおおむね容認されていますが、なんの相談もなく副業をスタート→副業がバレるという流れになってしまうと、派遣元も派遣先は良い顔をしません。
基本的に派遣会社は派遣社員に対して、派遣の仕事に全力で挑んで欲しいからです。
では、副業がバレるケースとはどんな時でしょうか?
以下で紹介します。
副業がバレるのは、派遣会社に副業収入と合わせた金額の住民性が申請された時→自分で申告&納付をしよう
副業が会社にバレてしまうケースのほとんどは住民税の納付です。
住民税の支払い方法は本業分と副業分を合わせて会社の給料から天引きされるカタチで支払われます。
そのため、派遣会社の経理担当は「本来は本業の収入に応じた住民税になるはずなのに、副業分も上乗せされている!」と気づくわけですね。
これを回避するためには、自分で確定申告&自分で住民税を納付します。
確定申告の際に、確定申告書類の住民税に関する部分で「自分で納付」の箇所にチェックを入れましょう。
確定申告と言うと、どうも難しそうなイメージがありますよね。
ただ最近ではfreeeなどオンラインで利用できる便利な会計ソフトがあり、思ったよりも簡単に確定申告ができてしまします。
freee では収入と経費を入力していくだけで、半自動で帳簿が作成。
確定申告書もQ&Aに答えるだけで作成できてしまいます。
副業をはじめれば、結局いづれは確定申告するハメになります。
freee はぼく自身も使っていますが、もっとも簡単な会計ソフトなのでおすすめです。(どうせfreeeの利用料金も経費ですし)
確定申告を覚えると、節税の知識も身につき長期的にお得。
ぜひ早めに利用を始めてみて下さい。
副業の収入が年間20万円を超えると確定申告が必要→20万円以下ならバレない
ちなみに確定申告が必要になる副業収入は年間で20万円以上です。
逆に言うと20万円に満たない場合は確定申告の必要はナシ。
その場合は副業がバレることはほとんとないと思います。
もっとも、この記事を読んでいるあなたはきっと年間20万円以上の副業収入を目指していますよね。
「今年は20万円超えそうだな?」と思ったら、早めにfreeeを導入して確定申告に備えましょう。
副業をやりたい(やっている)旨を派遣コーディネーターに相談するのが確実
自分で確定申告をする場合は、派遣会社に源泉徴収票を事前に発行してもらい、派遣の収入と副業収入を合わせて自分で確定申告するわけです。
やっぱり派遣会社に源泉徴収票を請求した時点で、その理由を聞かれるでしょうしある程度副業が疑われますよね。
ですから、基本的には事後報告せずに事前に相談するのがおすすめです。
今のご時世、企業は副業に対してどんどん寛容になっていっています。
一部上場企業が副業を解禁したなんてニュースも増えてきましたよね。
よっぽど派遣先に損害を与えるような副業でない限り、「本業に支障を与えないようにお願いしますね」ぐらいの話で済むと思いますよ。
実際にぼくは派遣登録する際にフリーランスとしての事業収入(つまり副業収入)があることを派遣コーディネーターさんに報告しました。
それでもちゃんと派遣登録できたし、仕事も紹介されましたから。(リクルートスタッフィングに登録しました)
それでは以下から具体的に「認められやすい副業」と「副業を容認しているおすすめ派遣会社」をご紹介します。
この組み合わせで健全な派遣&副業ライフを実現しましょう!
派遣をやっているけど、これから副業をはじめる→おすすめの副業はこちら
派遣+アルバイトはあまり意味がないのでおすすめしません
あなたが副業として考えている仕事はなんですか?
もし、派遣の仕事にプラスしてもうひとつ時給制のアルバイトを考えているなら、あまりおすすめできません。
アルバイト収入は(地域や会社によっては)自分で確定申告することができず、高い確率で派遣会社に住民税の通知が届いて副業の存在が事後報告になってしまいます。
また2つの会社に雇用されるカタチになるので、あなたは2つの会社に対して責任をもつことになります。
「昨日はアルバイト(副業)が残業だったので、本業(派遣)を休みます!」(またはその逆も)
そんな無責任な行動はありえません!
アルバイトはいちどシフトを決めたら、その通りに働かないといけませんよね。
その上でちゃんとシフトどおりに働けるかはやってみないとわからないのでリスクがあります。
後からあーだこーだ言い出したら、あなた派遣会社からもアルバイト先からも信頼を失うことになります。
ですから、副業はもっと自分の都合で自由にスケジュールが調整でき、派遣会社に迷惑をかけない仕事が最適です。
さらに言えば、時給制の派遣仕事にさらに時給制のアルバイトをやるのはナンセンス。(例えば昼は派遣で事務→夜は居酒屋、など)
おそらく体も持ちませんし、続けていけないでしょう。
また時給制の仕事ではいつまでたっても、あなた自身の市場評価につながっていきません。
おすすめはフリーランス(自営業)としてやるクリエイティブ系の副業
では、何がおすすめかと言うと、それはフリーランスとしてやるライターやイラストレーター、マンガ家、フォトグラファー、またはミュージシャンなどクリエイティブ系の仕事です。
クリエイティブ系の仕事の良いところはあなたの作品が権利収入になり得る、ということです。
権利収入というとなにも不動産や株(または怪しいネットワークビジネス(笑))に限った話ではありません。
あ
絵や写真、音楽に発生する著作権も立派な権利収入のタネになり得るのです。
例えば写真ならPIXTA というサービスに写真を提供すると、ユーザーがあなたの写真をダウンロードするとそれに応じて収益が発生します。
音楽ならオーディオストックに自作曲を登録すると、ユーザーがあなたの曲を映像作品に使える権利を販売することができます。
ミュージシャン側はダウンロード数に応じて収益が貰えます。
関連記事【評判口コミ】オーディオストックは売れない?ぼくはスグ売れた!
またはライター(文章)でも、自らのブログを立ち上げアクセスを集めることで、(権利収入とは言えませんが)断続的な広告収入を目指すことができます。
労働収入としての派遣仕事。
権利収入としてのクリエイティブ系の仕事。
この2つが両立する上ではもっともバランスが良いと個人的には考えています。
Shutterstockやオーディオストック、ブログは特定のクライアント(仕事の発注元)がいるわけではありません。
ですから「今日は疲れたな…」と思ったら、自分の意志で休憩できるのです。
「マイペースでやれる副業なので、本業に支障をきたしません」と派遣会社に伝えれば、より副業を認めてもらいやすいでしょう。
また派遣の仕事の多くは事務やコールセンターなので、クリエイティブ系の仕事と(企業として)利益がバッティングしづらいと思います。
派遣先への配慮も考えた時、クリエイティブ系の仕事がもっともおすすめです。
もちろんクリエイティブ系だってココナラのようなクラウドソーシングを使うことで、クライアントに対して作品を納品するカタチで稼ぐことができますよ。
なんて方も大丈夫です。
今はあなたのちょっとした「得意」を副業に変えるサービスが増えているんですよ。
詳しくはこちらの関連記事にまとめてありますので、まだ副業で何をやるか決まっていない方はご覧ください。
関連記事特技をいかして今すぐ副業ができるWEBサービス10選【スキル別】
派遣と副業を両立したい人におすすめの派遣会社ランキングBest3!
それでは最後に「副業を容認している派遣会社」をご紹介します。
いづれの会社も副業を明確に禁止しておらず、容認の姿勢を見せている派遣会社です。
第1位:大手のリクルートスタッフィング
まずは紹介したいのは、派遣会社としては大手であるリクルートスタッフィングです。
リクルートスタッフィングの副業に関する見解は以下のとおり。
複数の仕事の掛け持ちは是か非か?
同時に複数の派遣会社と雇用契約を結び、派遣先を掛け持ちして働くことは可能です。 ただし、会社によっては副業を禁止している場合もあるので、留意が必要です。
また、労働基準法にて、一人の労働者が働くことのできる時間(法定労働時間)は、1日8時間、1週40時間までと決まっており、休日も週1回以上必要です。
従って、すでにフルタイムで派遣就業している場合に、別で「休みの日だけ」や「派遣就業後の夜2時間だけ」などのような働き方はないことをご理解ください。
これを見ると、複数の会社と雇用契約を結ぶ(派遣を掛け持ちする)のは推奨していないのがわかります。
ですが逆に言うと、「フリーランスとしてのクリエイティブ系の仕事はアリ」ととれますね。
先ほども言った通り、ぼくはリクルートスタッフィングに派遣登録する際に、副業を既にやっている旨を伝えたうえで登録できました。
ぼくがやっている副業はライター系(ブログ)です。
実体験を元にするならば、リクルートスタッフィングは副業ができる派遣会社ということになります。
その上で、就業サポートや求人の多さなど大手ならではのメリットがるのでおすすめですよ。
登録はこちら↓
リクルートスタッフィングの詳しい評判や派遣登録会の様子もレポートしています。
合わせてご覧ください。
関連記事経験者に派遣会社「リクルートスタッフィング」の評判を聞いてみた。特徴まとめ
関連記事リクルートスタッフィングの派遣登録会に行ってきた!持ち物や服装、会場の雰囲気を紹介
第2位:外資系で副業を推進しているマンパワー
マンパワーは外資系の派遣会社で世界で見ると大手の派遣会社に数えられます。
マンパワーグループの副業に対する見解は、
8. 副業は可能ですか?
副業は可能ですが、派遣元へは事前に通知しておきましょう。
となっており副業は容認されています。
また外資系ということもあり、海外ではダブルワークは当たり前ですので、副業に関してはもっとも寛容な派遣会社と言えるでしょう。
ダブルワークに関する特設ページをわざわざ作り、そのメリットを紹介していたりします。
いま注目されている働き方の一つ「ダブルワーク」。これは現在就いている仕事の他に副業を持ち、二つの仕事をすることです。副業を持つことで、空いている時間を有効活用することができ、さらに収入UP、異業種への挑戦、経験値を高める、などが期待できます。
マンパワーは特にWEB関連の求人が多い派遣会社です。
気になる方は公式サイトと評判をご覧ください。
第3位:マイナビスタッフ
マイナビスタッフも人材派遣業としては大手の人気派遣会社です。
マイナビスタッフ の副業に対する見解は、
Q:派遣とは別の副業はできますか?
A:派遣先企業での業務に支障をきたさないようであれば、副業も可能です。
実際に就業している方の中には、週3回は派遣スタッフとして働き、残りの日はフリーランスとして在宅でお仕事をされている方もいらっしゃいます。
となっており実際に副業している人を例に挙げて容認の姿勢を見せています。
全国8か所に拠点をもつマイナビスタッフ は多くの人にとって有力な選択肢となる派遣会社です。
まとめ:派遣でベースの収入を作って、好きなことを副業をしよう
「派遣と副業を両立する方法!おすすめの派遣会社やバレないための対策」を紹介してきました。
総じて言うと、派遣で安定した収入をつくり、自分の「好き」や「得意」を活かした副業をやろう!ということでした。
イラストや写真、文筆、音楽など一般的な感覚ではお金(仕事)になりづらいイメージがありますよね。
ですが今ではクラウドソーシングなどアマチュアレベルの作家でも稼いでいける心強いサービスがそろってきているんです。
また必須科目である確定申告にも便利な会計ソフトにより知識がない人でもできるようになりました。
「働き方改革」が叫ばれる今、副業を下支えるするテクノロジーはどんどん整ってきているんです。
ですからぜひ、せっかく派遣でしっかりした収入があるのですから、自分の好きなことで副業する方法を模索してほしいと思います。
以上、お役に立てたらうれしいです!