とにもかくにもライブがカッコよくなければロックバンドじゃない!
でもライブって自分がやっていると客観的に見るのが難しい…。
なかなかスキルアップのキッカケを見つけるのは大変ですよね?
そこでこの記事ではライブパフォーマンス向上のヒントをまとめました!
多くの人が悩む「ライブMC」や重要な演出である「照明」。
「ステージ衣装」から、ライブの「モニター(返し)」の作り方まで。
ぜひ参考にしてみて下さい。
上手なライブMCのやり方
苦手意識が強い人も多いのではないでしょうか?
MCは作曲とも演奏ともまったく別のスキルですよね。
ギターが上手いからってしゃべりが上手いわけではない!(笑)
しかしロックバンドのMCで言えばしっかり対策することで見映えを良くすることは可能です。
例えば、
- 最後の曲から決める
- MCがすべったらフォローする
- ガラガラの場合はMCを削るのも手
といったコツがあります。
詳しくはこちらの関連記事をどうぞ。
具体例も含めながらライブMCについて解説しています。
関連記事ライブMCが下手?上達するポイントやコツ【ロックバンド・ミュージシャン】
照明をカッコよくする方法
ライブハウス以外にも様々な場所でライブはできますが、ライブハウスの強みは様々な演出ができることです。
特に照明を使った演出は、例えば路上ライブやスタジオライブでは不可能です。
特別な異空間を演出するうえで「照明」は大きな武器になります。
とは言え…アマチュアからインディーズバンドだとなかなか照明の専任スタッフを雇う予算もありませんし、ライブハウスの照明スタッフさんともしっかりとしたコミュニケーションをとれていないのではないでしょうか?
そんな中でも例えば、
- セットリスト表には曲ごとにメインの色を書く
- セット表を事前に用意しておく
- 同じライブハウスに何度も出演する
などと言った工夫をすることで、随分とカッコいい照明演出をしてもらうことができます。
詳しくはこちらの関連記事で紹介しています。
関連記事ライブの照明をカッコよくしたい!どうすれば良いか考えてみた
ステージ衣装の選び方とお店
簡単かつ効果的なのが「ステージ衣装をそろえる」ということ。
たったこれだけですが、理屈抜きで随分とプロっぽさが演出されるんですよ。
そして音楽ジャンルによって人気のファッションブランドはおおまかに決まっていたりします。
- モッズ系⇒スーツ
- パンク系⇒革ジャン
その他の音楽ジャンルや実際に購入できるお店までこちらの記事で紹介しています。
ライブの「返し」をしっかり作るコツ
ライブの「返し」とは足元のモニタースピーカーから出してもらう音のこと。
返しをちゃんと作ることで、しっかりとメンバー間で音を聞きあうことができ、カッコいいライブ演奏ができるようになります。
難しそうですが、コツを抑えれば随分と向上するはずです。
「返し」をちゃんと作るには、
- どのマイクに、どの音が拾われているかをチェックする
- バンドの「帯域」を整理して、マスキングに気を付ける
- 安定した演奏(音量)ができるように練習する
といったことに気をつけます。
詳しくはこちらの関連記事で解説しています
関連記事ライブの「返し」とは?モニター、中音をしっかり作るコツ【ロックバンド】
よくあるライブパフォーマンス3選
比較的にとりいれやすいライブパフォーマンス・演出を紹介します。
参考になる動画も貼っておいたのでぜひご覧ください。(動画は再生ボタンを押すとその演出の部分から再生されます)
手拍子をあおる
ベタでかつ盛り上がるのが手拍子ですよね。
メンバーの誰かが手拍子をして、フロアのファンにも手拍子を煽っていきます。
特に効果的なのは曲のイントロを長めにして手拍子を煽ること。
「くるぞ~くるぞ~」というワクワク感を一緒に楽しむことができます。
ちょっとアレンジを変えれば簡単に実現できるライブパフォーマンスなので、セットリストの中でライブのハイライトになるシーンではぜひ取り入れたいですね。
ファンに歌ってもらう
これはかなり上級編!
そもそも曲が有名じゃないと成り立たないですよね(笑)
ただ工夫のしようがないわけでもないと思います。
例えば、We will rock youのように同じ言葉を連呼する歌詞の場合、いっしょに歌ってもらうのはより簡単になるでしょう。
最初からこういった「ライブ映え」を考えて歌詞やメロディを作りこむのもありだと思います。
難易度は高いですが、ライブならではの一体感を味わえる最強のパフォーマンスです。
コール&レスポンス
ボーカルの歌に続いて、ファンに歌ってもらう「コール&レスポンス」
昔からあるライブパフォーマンスですね。
ファンの中には声を出すのが恥ずかしい人もいますが、特にアンコールなどリラックスした雰囲気の中でやると、ファンもノッテきてくれると思います。
イントロや間奏で取り入れられることが多いです。
ライブパフォーマンスをカッコよく見せるコツ2選
以上、ライブパフォーマンスの例を紹介しました!
どんなパフォーマンスを取り入れるかが決まったら、あとはできる限りそのパフォーマンスをカッコよく見せるように努力しましょう。
最後にパフォーマンスの見栄えを良くするコツをお伝えします。
動きは大げさに、大きく!
とにかくコレが大事です!
ライブでは一番後ろの人に伝わるように、というのが鉄則としてよく言われています。
狭いライブハウスでも意外なほど、後ろの人にはアクションが伝わっていません。
ですから「ギターを振り上げる」とか「手を挙げる」といったアクションもとにかく大きく・ハッキリとやることが大切です。
また逆に言うと、静かに見せたい場面では徹底的に動かないのも大事です。
例えばドラムソロなんかをやるなら、他のパートの人はむやみにしゃべったり動いたりもしない方が良いです。
なにもパフォーマンスに限った話だけではありませんが、小手先のテクニックにはしらずにとにかくライブを見に来ているお客さんに伝えるという意識を大切にしましょう。
前後の動きをつけて立体的に
特にロックバンドだとギターとベースがライブパフォーマンスにおいては重要です。
ちょっとしたコツなのですが、左右だけでなく前後をめいっぱい使って動きをつけてみて下さい。
人は左右の平面的な動きだけだと飽きてしまいます。
ですから、前後に動いて立体感を伝えましょう。
例えば、ギターソロの時はギタリストがステージのギリギリ前まで出る。
逆にボーカルがスポットで歌う時はギタリストとベーシストは二歩後ろに下がる。
イントロでは全員が中央に集まって、曲が盛り上がる部分ではじけるように前に出る。
など緩急の着いた動きを考えてみて下さい。
以上「カッコいいライブパフォーマンスのコツまとめ」という話題でした。
参考になったらうれしいです。