この記事では音楽アーティストが「自分の活動を発信する音楽ホームページ・サイト」の作り方を解説しています。

 

バンドマンのみなさん…バンドのホームページはありますか?

「SNSあるから別にいらないよ!」って???

 

ダメ!それは絶対にダメです!

 

SNS時代の今だからこそ、ホームページが必要ですよ。

 

この記事まずはホームページが必要な理由から、丁寧に解説していきます。

記事後半では具体的にホームページを作りあげることができるツールを紹介していきますね。

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ホームページが必要な2つの理由

①プル型広告がないのは大きな機会損失だから

広告にはプッシュ型広告と、プル型広告というのがあります。

プッシュ型とはこっち(アーティスト側)から広告を発信すること。

 

ツイッターのツイート、フェイスブックの投稿などはプッシュ型ですね。

 

プル型とはユーザーが自発的に探してたどり着く広告です。

このプル型がホームページやYouTubeになります。

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プッシュ型とプル型の2つのうち、あなたにより興味を持っているのはどちらの人でしょうか?

 

答えはやっぱりプル型ですよね。

そりゃ、そうです。

 

既にあなたに興味をもって調べてくれたわけですから。

  • プッシュ型広告:ファンになってくれる可能性が低い
  • プル型広告:ファンになってくれる可能性が高い

 

つまりホームページを準備していないということは、これからファンになってくれる可能性の高い人をみすみす逃すことになるわけです。

 

これは大きな機会損失!

逆に自分が探す立場になった時、気になってググったのにホームページがないなんてありえない!と思いませんか?

②情報がまとまった場所が必要だから

基本的にツイッターもフェイスブックもアプリをスマホにダウンロードしている人がアクセスしますよね?

アプリを持っていない人がわざわざアクセスすることはあまり考えれれません。

 

でも、ホームページ=ウェブサイトなら誰でも簡単にアクセスできるんです!

PCでもスマホでも必ずブラウザが標準装備されていますからね。

 

そこにSNSアカウントはもちろん、動画サイトやウェブショップ、チケット予約まですべてそろっているなんて、考えてみるととても便利。

ウェブサービスが多い今だからこそ、それらをまとめる場所の必要性が高まっています。

 

いうなれば、ホームページはあなたの音楽活動の百科事典です。

ホームページを調べればあなたの情報がすべてわかるのです。

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あなたのバンドがライブ集客に失敗する理由とその改善方法」で示したこの画をもう一度思い出してください。

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ご覧のようにホームページは宣伝の中核をなすモノでしたよね。

こんな便利な場所を作らないなんてほんっっっっとうにもったいない!

 

ファンへのサービスだと思ってぜひホームページを作ってください。




ホームページの中身は?ゴールデンボンバーを参考にしてみよう

 

さて、ホームページの意義がわかったところで肝心の中身はどのようにしたら良いでしょうか?

少なくとも以下のコンテンツは欲しいところ。

 

まぁ、定番ですね!

  • LIVE ライブ情報
  • BIOGRAPHY バンドのストーリーと世界観の提示
  • SOCIAL 各ソーシャルメディアへのリンク
  • FUNCLUB メルマガやLINE公式アカウント、noteへのリンク
  • SHOP ECサイトへのリンク

参考にしてほしいのはゴールデンボンバーのホームページです。

 

なんと金爆の公式ホームページはウィキペディアのデザインまんまなんです!

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ゴールデンボンバー Official WebSiteトップページ)

これは非常に示唆的な試みですね。

ファンの人は実はバンドについて調べるとき、公式サイトよりウィキペディアを見る傾向があります。

 

なぜならウィキペディアの方が読みたい情報が多いから!

プロフィールはもちろん、裏話やメンバーの細かな趣味趣向が豊富にのっているのもウィキペディアですもんね。

 

ならばいっそホームページをウィキペディア風にしてしまえ!と。

もちろん、デザインを真似するのは金爆のパクリですからダメです(笑)

 

しかし、その考え方や狙い、ファンを満足させようという姿勢は大いに参考にしたいですね。

自分たちの音楽の世界観をもとに、特にBIOGRAPHYの部分などしっかり作りこみましょう!

ホームページのつくり方は2つ。自分でつくるか、レンタルサービスを使うか

 

では、実際にホームページを作っていきましょう!

ホームページの作り方は主に2種類あります。

 

まず、自分でサーバーを借りて、WordPressなどのCMSをインストールする方法。

あとは有料にせよ、無料にせよホームページの作成サービスを使うことです。

 

サーバーを借りてWordpressを導入する方法とメリット

ウェブサイトをつくる代表的なCMSがWordpressです。(CMS=コンテンツマネージメントシステム)

 

WordPressとは複雑なプログラミング言語知らなくてもサイトを構築、運営できるように考えられたソフト。

まずはサーバーを借りる必要があります。

 

WordPressのメリットはとにかく色んなことができること

デザインも自由にできますし、音楽をサイトで再生できるようにカスタマイズすることもできますよ!

関連記事WordPressサイトで音楽をダウンロード&ストリーミング配信する方法

 

対して、Wordpressのデメリットは運用に知識や技術が必要になるところ。

「レンタルサーバー?独自ドメイン?なにそれ美味しいの?」っというレベルの人にはちょっと難しいかもしれません(笑)

ですが、最近のレンタルサーバーにはWordpressの「簡単インストール機能」がありますので、意外と導入は簡単です。

 

また、Wordpressは世界最大のCMS。

困ったときにGoogleで調べると答えがのっています。

 

操作につまずいても昨今はあきらめる必要はありません。

ココナラクラウドワークス といったクラウドソーシングサイトで安価にアドバイスをくれたり、作業そのものを代行してくれる人もいるんですよ。

 

バン活!ではWordPressでミュージシャンの公式サイトを作りたい人のために、知識ゼロからでもできるWordPressの使い方を解説しています。

 

ぜひWordPressで本格的で機能的なサイトを作りたい!と言う方はミュージシャンがWordPressで公式サイトを自作する方法をわかりやすく解説(全5回)という記事をご覧ください。

 

とは言え…。

調べたり、技術を習得する時間が惜しい!というのもミュージシャンの本音だと思います。

 

メンバーにネットに強い人間がいれば導入しても大丈夫だと思いますが、少し調べて難しそうだなと感じたら、以下のレンタルサービスを使いましょう。

ホームページが作れるレンタルサービス4選

無料から本格的な有料まで、簡単にホームページを構築できるサービスもありますので紹介します。

 

①【格安】ウェブショップ構築サービスをあえてホームページで使ってしまう「BASE」

BASE 無料からネットショップを作れるサービス。

これを利用してホームページをつくるのもおすすめです。

 

あくまで「ネットショップ」をつくるためのBASEでホームページをつくるのは、なんだか邪道やような気もしますが、実はコレ公式でもおすすめしている使い方。

「BASE」では、完全無料でホームページを作成できます。

ネットショップを設置して商品が売れた場合のみ、都度代金の6.6%+40円の費用が発生しますが、それ以外に費用はかかりません。

このことから、ネットショップを作成したい人だけでなく、無料でかんたんにホームページを作成したい、という人にもおすすめ。

https://baseu.jp/21133

 

ちなみにウェブショップとして商品を販売していなくても、ブログ機能などで情報発信するだけでも利用可能。

なので、ホームページだけとしても、なんら支障なく利用することができます。

 

無料なので、とにかく今すぐホームページを立ち上げて使いたい人や、アマチュアであまりお金がかけらなれない人におすすめです。

もともとパソコンやネットの知識がない人のために立ち上げられたサービスなので、操作方法もすごくかんたんですよ

 

使い方やデザインの作り方は、関連記事にまとめたのでBASEを使ってみたい人は参考にしてみてください。

関連記事【無料〜】BASEを使ってあなたの公式サイト(ホームページ)を作る方法

②ホームページから音楽配信まで!"全部入り"で本格的なWix

Wixは世界でも人気の高いホームページ作成サービスです。

デザイン性の高いホームページが簡単な操作で作れます。

 

それだけでなくWixでは、

  • メールマガジン
  • ブログ
  • 音楽配信
  • ネット通販

などの機能を一元的に導入することができるんです。

 

Wixひとつですぐにウェブマーケティングがスタートできるまさに"全部入り"のサービスですね。

 

デメリットとしては操作感が少し重いこと。

ページの読み込みが遅く感じますね。

 

プランは合計で7つ。

ホームページプラン
ビジネスプラン

 

おおむね、ふつうのインディーズバンドが使うなら、

  1. ホームページプランの「ベーシック」(月900円)
  2. ビジネスプランの「ビジネス」(月1,800円)

がおすすめです。

 

ビジネスプランにしないと、音源の有料販売ができません。

なので有料販売をしたいかどうかで2つのプランからどちらかを選べばよいでしょう。

 

一見して月々1,800円は高いと思いますが、実は、

  1. 独自ドメイン代
  2. サーバー代
  3. 音楽配信代

を含めると、この価格帯は決して高すぎません。

 

なので、Wixはより本格的に音楽活動をしていきたい人に有力な選択肢になります。

 

詳しくはこちらの関連記事でもレビューしていますので、合わせて参考にしてみてください。

関連記事音楽アーティストの公式サイトとして「Wix」をレビュー。メリット、デメリットは?

③無料からホームページをつくれるJimdo(ジンドゥー)

 

ジンドゥー は日本版wixといった感じのサービスで、こちらも簡単にホームページが作れるサービスです。

知名度の高いサービスなのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

ジンドゥー は通常のサイト作成機能に加えて、

  • ブログ
  • パスワード保護
  • ファイルアップロード、ダウンロード
  • ウェブショップ(有料プランから)

などの機能が使えます。

 

特にファイルのアップロードとダウンロードが簡単にできるのは嬉しいですね。

例えば、ファンの方に画像ファイルを無料プレゼントしたい時などに使えます。

ダウンロードできるページにパスワードをかけて、「メルマガフォロワー限定でパスワード配布!」なんてキャンペーンも良いですね。

 

無料からも作れるのですが、広告が表示されたりとアーティストのホームページとしてはちょっとカッコ悪いのでやはり有料プランをおすすめします。

 

料金も比較的リーズナブル。

個人アーティストの方は月額945円の「PRO」がおすすめですね。

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こういったホームページ作成サービスを選ぶにあたってチェックしたポイントが2つあります。

それは、

  • サポートがしっかりしているか
  • 信頼できる会社が運営しているか

です。

 

そもそもネットやパソコン作業が苦手てこういったサービスを使っているわけですがからサポートがしっかりしていないと操作につまずいた時不安です。

 

その点、ジンドゥー は日本の老舗サービスなので安心感が強いです。

また有名サービスゆえにブログやYouTubeで検索すると操作方法の開設を簡単に見つけることができるのも強みですね。

 

最悪なのは突然サービスが終了してせっかく作ったホームページがパーになっちゃうこと!

ジンドゥー の運営会社はKDDIグループの「KDDIウェブコミュニケーションズ」です。

 

日本の大企業と言うことで信頼がおけますよね。

さすがに急にサービスストップということはないでしょう(笑)

 

そんなわけで総合的にみるとジンドゥー もおすすめです。

 

まずは気軽に無料プランで試してみて下さい。

ユーザー登録後、問い合わせから「有料プランの無料体験」を要望することもできますのでぜひ使ってみて下さい。

Jimdoの有料プランを無料体験
ユーザー登録後「問い合わせ」から

ホームページに必要な素材を準備しよう

実はホームページを作るにあたって重要なのが、

  • アーティスト写真
  • バンドロゴ

といった素材です。

 

"プロっぽい"カッコいいサイトと素人サイトの違いは実はディテールなんですよね。

クオリティの高い宣伝素材はぜひ早めに作っておきましょう。

 

アーティスト写真やバンロゴを作る方法はこちらの記事を参照してください。




ホームページは作っただけではダメ!アクセスを積極的に増やそう!

「よ~し!でき上がった~!」と作って満足してはダメです!

ホームページはできてからスタート。

せっかく魅力的なページができたなら、積極的にアクセスを増やす方法を考えましょう。

 

ホームページのアクセスが増える=ファンが増える

 

と考えて差し支えないと思います。

ホームページのアクセスを増やす方法はいくつか考えれれますが、

  • ブログ
  • SNS
  • YouTube

の3つがミュージシャンの活動の中では考えられます。

それぞれ次回以降、解説していきますね。

 

また、本格的にウェブサイトで集客の施策を打つことも考えられます。

例えばクラウドソーシングのココナラなんかを覗いてみるとウェブ集客のプロにマーケティングを代行してもらうこともできますよ。

興味ある方はどうぞ!

 

以上「ロックバンド/ミュージシャンの音楽ホームページの作り方」でした!

参考になったらうれしいです。

 

合わせて読みたいロックバンドが自力でできる音楽の宣伝プロモーションまとめ(無料~)