バンドマン雑学!
この記事では「バンドマンの憧れの聖地」をご紹介します。
バンドマンならば一度は言ってみたいあの場所。
主に東京が多くなりました。
アクセスもまとめておきましたので観光したい方はご利用ください。
バンドマンの聖地①:定番は日本武道館
日本武道館は1966年にビートルズの来日公演が行われたことでロックファンの間で聖地となりました。
その他レッド・ツェッペリンやディープパープル、エリック・クラプトン、クイーン、ボブ・ディランなども日本武道館公演を行っています。
日本人では1977年に矢沢栄吉さんが日本人のソロロックシンガーとして初めて単独公演を行い、武道館はますますロックの聖地としてのイメージを深めていきました。
最近では若手アーティストが武道館を目標に掲げることも少なくなりましたが、以前として武道館ライブをすると泊がつくというイメージはあると思います。
イメージが強すぎるがあまりに、スピッツや山下達郎さんなどその実力はありながらも長らく武道館ライブを避けてきたアーティストもいたほどです。
バンドマンの聖地と言えばまず挙がる定番が武道館ですね。
バンドマンの聖地②:老舗ライブハウス新宿LOFT
東京でバンドマンを長らくやってきたぼくからすると、やはりバンドマンにとっての聖地は「新宿LOFT」という感じがします。
LOFTは1976年オープンという老舗で、もう数えきれないぐらいに有名アーティストが若手インディー時代に出演していたライブハウスです。
現在でも若手からベテランまでロックバンドが日夜出演しています。
バンド仲間がLOFTに出演するなんて話が聞こえてくると「お…あいつ売れたな…!」なんて思いますね(笑)
実際LOFTは出演する側からすると敷居はかなり高く、そう簡単にはLOFTでライブはできません。
バンドが力をつけて、味方が増えないと出られないライブハウスというイメージです。
数々の有名バンドを輩出しているので一般的には登竜門というイメージで、ひとつの通過点かもしれませんが、ぼくらバンドマンからするとやはり「聖地」であり逆に到達点でもありますね。
バンドマンの聖地③:街でいうと下北沢
東京でバンドマンの街と言えば?!と言われてぼくが挙げたいのがやはり下北沢になります。
自分自身がよく入り浸っていたというのもありますが…(笑)
下北沢はとにかくライブハウスが多いです。
下北沢GARAGEやCLUB QUEなど老舗。
下北沢GARDENなど600キャパクラスのハコ。
また新宿LOFTと同じグループが経営している下北沢シェルターもあります。
下北沢を中心にライブ活動していたバンドマンにとってはシェルターの方が憧れの聖地かもしれませんね。
関連記事【あのバンドも出てた!】下北沢のライブハウスのノルマ、キャパ全まとめ
実は「下北沢」という地名(住所)はないんですね。
駅名だけが下北沢なんです。
それでもこれだけ有名な街になったということは、やはりバンドマンやロックのイメージが強いからだと思います。
ファッションや演劇でも有名で、オシャレなカフェや老舗喫茶店もあり、若者は1日遊んでまったく飽きない街です。
ただ最近心配なのは駅の建て替え、開発により随分と街並みも変わりつつあります。
もしかしたら今後、インディーズだとかサブカルといったイメージは薄れていくかもしれませんね。
もちろん良い面もあります。
開発により開かずの踏切が撤廃。
大きな交差点(信号)や踏切が町の中心からなくなりとても散策しやすくなりました。
そのせいか謎解き系の街歩きイベントやライブハウスをハシゴできる街フェスも数多く行われるようになってきています。
新しい下北沢をまた若者が作っていくのかもしれませんね。
京王井の頭線「下北沢駅」下車
次点では高円寺がバンドマンの街って感じですかね。
高円寺もライブハウスが多く、サブカルチャーが根付いた土地柄です。
バンドマンの聖地④:海外だとアビーロード
海外でバンドマンの聖地といってまっさきに浮かぶのがロンドンにあるアビーロードです。
ビートルズの12枚目のアルバム「アビーロード」のジャケット写真がまさにアビーロードその場所になります。
アルバムは全世界では2,900万枚以上の販売を記録して大ヒット。
「アビーロード」がレコーディングされたEMIレコーディング・スタジオは、「アビー・ロード・スタジオ」と正式に改称されるほど記念碑的な作品であり場所になりました。
いまだに観光地として根強い人気があるそうです。
ビートルズファンでなくともバンドマンならば一度は行ってみたい場所ではないでしょうか。
アビーロードとの交差点にある横断歩道がビートルズのジャケット写真が撮影された場所になります。
駅から約2分。
バス停ホール・ロード(Hall Road Bus Stop)の目の前。(Google MAP)
バンドマンの聖地⑤:【番外編】お茶の水楽器街
"ある意味"聖地なのが東京はお茶の水なのかなと。
お茶の水がなぜ世界でも類を見ないほど多くの楽器店がならぶ街になったのかは詳しくはわかりません…。
一説によると、
御茶ノ水に戦時中からあった多くの道具屋が終戦後のジャズブームで楽器店に転業する店が増えたのがきっかけ。
また御茶ノ水には大学が多い学生街だから。
という理由で楽器街になったとされています。
実際に街を歩いてみると、本当に楽器屋さんが多くて、下倉楽器、石橋楽器、谷口楽器、クロサワ楽器など有名楽器店が軒を連ねています。
ぼくも初めてドラムペダルをお茶の水で買いました(笑)
東京のバンドマンならば必ず行ったことはあるでしょう。
また全国のバンドマンも一度は足を運んでみたい聖地だと思います。
地下鉄丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車
以上、5つの聖地をご紹介しました!
参考になったらうれしいです。