モンスターバンドB'zの魅力の一つに、シングルのカップリング曲が素晴らしく、人気があるというのがあります。
その「カップリング」ですが、実はB’z本人たちは「セカンドビート」と読んでいます。
- セカンドビートとはカップリングのこと
この記事では、その素晴らしいセカンドビートからおすすめの曲を12曲紹介します!(ちなみにカップリングとはシングルCDの表題曲以外にそのCDに収録されている曲です。例 「らいおんハート」のカップリングは「オレンジ」)
ここまで知っていれば、あなたもB’zマニアの仲間入り!…かもしれません(笑)
B’zのおすすめセカンドビート1「Pleasure'91 〜人生の快楽〜」
1991年リリースの8作目「LADY NAVIGATION」に収録されています。
この曲はB'zのライブジムのテーマになったりと、マニアなファン以外にも知られていると思います。
16ビートでノリがよく、疾走感もあり格好良いです。
この曲は後に主人公が成長していき、別ヴァージョンなども発表されています。
B’zのおすすめセカンドビート2.「TIME」
1992年リリースの10作目「BLOWIN'」に収録されています。
イントロの爽やかなギターのアルペジオから劇的に展開していくバラード曲で、最高に感動的です。
稲葉さんの切ない情熱的な歌詞も素晴らしく、松本さんのギターのソロも最高にメロディアスです。
ライブでも定番で、エンディングのソロを倍に伸ばして披露されることが多いです。
表題曲の「BLOWIN'」も非常に人気が高く、この頃はハードとポップのバランスが良く充実していると思います。
B’zのおすすめセカンドビート3.「恋心 (KOI-GOKORO)」
1992年リリースの11作目「ZERO」に収録されています。
正にハードロックといった感じの「ZERO」と対極的なポップで明るい曲です。
この曲もライブ定番で、みんなが手を掲げて楽しく、踊ります。
稲葉さんが書いた歌詞に「松本に相談しようか」とギタリストの松本さんの名前が出てくるのも、なんかほっこりします。
B’zのおすすめセカンドビート4.「JOY」
1993年リリースの12作目「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」に収録されています。
オリエンタルな雰囲気のするサウンドのリラックスした感じがする曲ですが、歌詞は切なく素晴らしいと思います。
その後、松本さんの代名詞となるオリエンタル路線の原型的な曲です。
ちなみに表題曲の「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」はドラマ『西遊記』の主題歌にもなり、タイトルの長さも話題になりました。
B’zのおすすめセカンドビート5.「Mannequin Village」
1994年リリースの14作目「Don't Leave Me」に収録されています。
東京のことを歌った、大人な雰囲気のアダルトな感じのする曲です。
なんといっても、イントロのシタールのサウンドが怪しげな感じを演出していて、最高だと思います。
サウンドは表題曲「Don't Leave Me」と同様に王道ハードロック路線で、渋いです。
B’zのおすすめセカンドビート6.「hole in my heart」
1994年リリースの15作目「MOTEL」に収録されています。
松本さん多大な影響を受けたと思われるジョージ・リンチが在籍していた「DOKKEN」を彷彿とさせるような、切り裂くようなハードなリフから始まる、正にハードロックといった感じの曲です。
稲葉さんによる、大人の恋愛をテーマにしたような歌詞も素晴らしく、名曲だと思います。
B’zのおすすめセカンドビート7.「東京」
1995年リリースの17作目「love me, I love you」に収録されています。
この曲はポップな表題曲と正反対の大人な感じに仕上げられていて、とても感動的で素晴らしいと思います。
少しセクシーな感じもしますが、愛に溢れた情熱的な歌詞が良いです。
松本さんのお気に入りの曲らしいですが、ライブでは残念ながら演奏されていません。
きっと素敵な感じになると思うので、ぜひライブヴァージョンが見てみたいと思います。
B’zのおすすめセカンドビート8.「FUSHIDARA 100%」
1995年リリースの18作目「LOVE PHANTOM」に収録されています。
歌詞はアダルト全開といった、大人な感じがします。
エアロスミスを増幅させたようなハードなサウンドと、松本さんのエフェクティブなギター、そして、弾きまくりのギターソロが格好良いです。
B’zのおすすめセカンドビート9.「MOVE」
1996年リリースの19作目「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」に収録されています。
この作品は公式的にも両A面とういうことで、カップリングではないですが、2曲目なので、今回はセカンドビートとして紹介します。
まずは、轟音のようなギターサウンドから始まる、ぶっ飛ぶような切り裂きギターリフが格好良く、攻撃力が高いです。
人の背中を押すようなメッセージ性の強い曲です。
B’zのおすすめセカンドビート10. 「The Wild Wind」
1998年リリースの25作目「HOME」に収録されています。
ブルージーな雰囲気のする、枯れたサウンドが最高な、情熱的な曲です。
この曲は映画「不夜城」の主題歌にも起用され、映画の世界感にぴったりです。
元々は、松本さんのソロ曲として制作されたらしく、松本さんが好きそうなブリース感溢れる曲に仕上がっています。
B’zのおすすめセカンドビート11.「ONE」
1999年リリースの26作目「ギリギリchop」に収録されています。
イントロの爽やかな音色から導かれる、B'zの優しさが溢れる、愛情たっぷりの曲です。
アニメ映画『名探偵コナン 世紀末の魔術師』主題歌に起用されました。
B’zのおすすめセカンドビート12.「スイマーよ2001!!」
2001年リリースの31作目「ultra soul」に収録されています。
世界水泳2001に合わせて製作された、「スイマーよ!!」のリメイクバージョンで、オリジナルとは色々と変更があります。
爽やかな雰囲気のする歌詞で、アレンジャーの徳永暁人さん奏でる、印象的な格好良いベースフレーズも良いです。
これまでは、B'zの曲は難しすぎて歌えないと言われカラオケでは敬遠されることもありましたが、表題曲「ultra soul」は、キャッチーな「ウルトラソウル」の掛け声もあり、カラオケで大人気になりました。
ちなみに、この作品の3曲目に収録された「ROCK man」も格好良いです。
まとめ:セカンドビートは裏ベスト「B'z The "Mixture"」に多数収録!
やはり、セカンドビートにもクオリティーの高い名曲が多くて魅力的です。
アルバムに収録されなかったのが信じられないくらい良い曲が多いですよね。
ちなみに、今回紹介した曲の多くは、2000年リリースの公認の裏ベストアルバム『B'z The "Mixture"』にリマスタリング収録されています。
ぜひ、チェックしてみてください!
執筆:ICARUS' DREAMS