このブログではたまにドラムについてあーだこーだと語っておりますが、今日は「ドラマーはライブを見るのも大切だよ!」って話です。
ライブへ行って踊れ
良いドラマーになりたかったらライブに行って踊らないといけません。
うん、これは絶対だと思います。
いわいるバンドミュージック=軽音楽とクラシックの違いってなんだかわかりますか?
あ、特にライブにおいて、見る側にとってです。
それは軽音楽がスタンディングで、クラシックが着席した状態での鑑賞が多いことでしょう。
その理由にはは軽音楽がことさらダンスミュージックとして発展してきたという背景があります。
元々、今バンドで使われている楽器はマーチングから発展し、ダンスホールができたことで進化してきたそうです。
つまり、ライブにくる観客は踊りたいのであり、逆に言うとプレイヤー(ドラマー)は観客を躍らせるという使命があります。
で、そのためにまずは自分が観客になって踊ってみましょう。
お客さんの気持ちや快感を味わうことで得るものはそりゃあ、大きいわけです。
ドラマーはドラムによってグルーヴを表現するわけですが、まずグルーブそのものをプレイヤーが知っていないと話にならないです。
理屈で言うと上手なドラマーのグルーヴで踊ることでそのドラマーのグルーヴを擬似的にコピーできます。
うまいドラマーってたとえ手拍子だけでもグルーヴを出せますよね?
体がグルーブを知っているからです。
ライブにいって踊るってことは、そのドラマーとセッションすることに近いです。
よく「上手い人と一緒に演奏すると上手くなる」って言うじゃないですか?
それと似たような効果があります。
これはCDだけではちょっとできない体験です。
フェスに行って踊りまくれ
そこでおすすめしたいのがフェスです。
僕は学生時代、毎年北海道の「ライジングサンロックフェスティバル」に行っていました。
そこではもちろん、色んなドラマーが色んなグルーヴを叩いているわけです。
世の中には実に色んなジャンルがあって、色んな個性をもったドラマーがいます。
求められるグルーヴも様々です。
フェスには一流のプレイヤーが出演しています。
一つのグルーヴで勝負する男らしいドラマーも入れば、キッチリ叩き分けるCOOLなドラマーもいます。
一番衝撃的だったのは「くるり」だったなぁ。
フェスなのでシングル曲を連発するのですが、どれも土台になっているリズムとグルーヴが違うんです。
故にどれも個性的に聞こえる。
(それでいてポップに仕上げるセンスもすごいが)
そして、それをしっかり叩き分けるドラマーの凄さ。
(当時、外国人の方だったけど名前忘れてしまった)
もちろん他にもたくさんのバンド、ドラマーをその日いっぺんに味わうことができます。
「色んなグルーヴ」を体感できるのがフェスのいいところなんです。
クオリティも含めて、そういう場は他にはちょっとないですね。
まとめ
ドラマーにとって如何に「ライブを見るのが大切」がわかっていただけたでしょうか???
実際、別になんにも難しくありません。
ただライブを楽しめばいいのです。
ドラマーはフェスにいってグルーヴを聞き分ける、感じ分けながら楽しく踊りましょう!
参考になったらうれしいです。
以上、バンドマンがお送りしました!
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