ドラマーの永遠の悩みといえば、そう「練習場所」ですよねぇ。
とりわけ音量の大きい楽器ですから、他の楽器に比べて練習場所も方法も極端に少ない。
今日はそんなドラマーの悩みを解消すべく、練習場所を確保するアイディアをご紹介します。
本気なら行動あるのみ!でしょうか?
①激安!公共施設をチェックしよう
東京都の中央区では団体登録するとドラムセットがある音楽室を使えるようです。
⇒貸し施設利用:音楽室(スタジオ) | 中央区立社会教育会館
午前の部は3時間らしいので1時間600円で利用できますね。
この広さのスタジオをこの値段って激安ですね!
ぼくが住んでいる狛江市でも一応、ドラムが叩ける施設があります。
もっとも爆音はムリですので、ジャズドラマーとかならいけるかな?と言った感じ。
このように地方公共団体にはドラムが叩ける音楽室があったりします。
利用するには、おそらくそこの区民や市民であったりする必要があると思うので、まずはお住いの地域振興課・地域活性化のようなところに問い合わせてみて下さい。
②【ウワサ】スタジオ、ライブハウスのアルバイト
ここだけの話ですが、バンド仲間には音楽スタジオやライブバーでアルバイトしている人がいて、よく聞くのが「営業時間が終わったら練習させてもらっている」という話。
個人経営のスタジオだとそんなケースも無きにしも非ずらしいです。
例えば、AwesomeCityClubなんかもこう言ってます。
僕とatagiはもともとリハーサルスタジオで働いていて、モリシー(Gt,Synth)はエンジニアリングができたから、レコーディングがタダでできる状態だったこともあって、僕らは曲を売り物ではなく宣伝ツールとして捉えたんです。
引用元:大注目株Awesome City Clubが語る、新しい時代のバンド論 - インタビュー : CINRA.NET
スタジオのバイトは休みがとりずらいなどど言われますが、こういった利点もあるんですね。
興味ある方はこちらにバイト求人サイトをリンクしておきましたので探してみて下さい。
ライブハウスはこちら。
③賛否両論の自宅で電子ドラム
パッと思いつくのが電子ドラムで練習すること。
これはなかなか賛否両論で、安い電子ドラムはかえってヘタになると言われています。
っというのも安いものは音のバリエーションが少なくて、強く叩いても弱く叩いても画一的な同じ音がなっちゃいます。
実際のドラムセットではそんなことあり得ないワケで。
また苦情を気にして叩いているとフォームが縮こまって良くないような気がしますねぇ…。
一応、ぼくは自宅ではこんな感じで練習セットをつくっています。
詳しくはこちらの記事で解説していますのでご覧ください。
④ハナレ技!自分でスタジオ作っちゃえ
いっそ自分専用のスタジオ欲しいって思いません?
立派なものじゃなくても、ドラムを叩くだけなら実現可能かも…。
この商品なんかテンションあがりませんか!?
コンテナスタジオ!
⇒その手があったか!『コンテナスタジオ』で自分だけのスタジオを持つという選択肢
これなら都会でも思いっきりドラム叩けそう。
リノベーションやスタジオ付きの物件を買ったり。
こちらの記事では色んな方法でマイスタジオをゲットする方法を紹介しています。
とりわけ田舎に住んでいる人なんかは、ドラムを置けるぐらいの「小屋」を作ることぐらいにわかに現実的だと思うんですよね。
まわりに何にもない限界集落とかだったら防音なんて適当でいいでしょ?w
例えば、mothercoatというバンドは埼玉にバンドメンバーで一軒家を借りて自由な創作活動の拠点を手に入れました。
⇒田舎で自由に音楽をするという最高の生活『mothercoat』と『凡人ハウス』
なかなか出ないアイディアだと思いますが、こういった方法もあるんだと知っておくと良いと思います。
⑤音楽教室
シアーミュージック など大手の音楽教室ではレッスンスタジオを格安で、または無料で貸してくれるところがあります。
レッスンを受けてパワーアップできるだけでなく、環境もグレードアップできるのが音楽教室の強みですね。
本格的にうまくなりたい人は音楽教室へ通うのも検討しましょう。
こちらにおすすめがありますので、参照の上まずは無料体験をしてみて下さい。
⑥空きスペースを音楽目的で借りられる「Space Market」
貸し会議室サービスを行うSpace Marketでは、音楽ができるスペースも貸し出しています。
UberやAirbnbの音楽教室版といった感じですね。
「演奏・ライブ」で検索できる他、キーワードに「ギター」「ドラム」など楽器を入力すると、音楽関係のスペースが見つけやすいですよ。
生ドラムだけレコーディングしたいとか、ツアー遠征先で練習したいなんてときに使えそうです。
ホームスタジオを貸し出して収益を上げることも可能?
Space Marketではスペースを貸す側になることもできるようです。
例えば趣味がこうじて自宅にホームスタジオをもっているアマチュアミュージシャンなんか結構いそう。
持て余していたらSpace Marketに登録することでお金になるかもしれません。
またDTMerが自分の創作現場を貸し出すなんてことも考えられますね。
こういったシェアサービスを「シェアリングエコノミー」なんて言ったりしますが、今後もどんどん広がっていくと思います。
楽器のシェアサービスなんかも出てきそうですね。
以上が考えうる「ドラムの練習場所」になります。
ぜひ
- 公共施設
- スタジオのアルバイト
- 自宅で電子ドラム(なるべく高級なやつ)
- マイスタジオ
- 音楽教室
- Space Market
という選択肢を覚えておいてください!