「あなたが払ったノルマ代¥30000でできたネット広告シリーズ」第3弾!
前回、前々回でツイッターとフェイスブックを使った広告をご紹介しました。
いよいよラストはは直接的にミュージックビデオを宣伝できるGoogle広告をご紹介します!
今回の宣伝
ツール | 予算 | 作業の難しさ | 効果 |
Google広告 | 10000円 | ★★★ | 4000人に試聴 |
せっかく作ってYouTubeにアップロードしたミュージックビデオ。
再生回数が伸びないと悩んでませんか?
手間ひまかけて作った音楽です。
どうせならしっかり予算をかけて確実に見てもらいましょう!
Google広告なら、確実にミュージックビデオの試聴回数を増やせる
Google広告はGoogleアカウントを持っていれば誰でも使えるネット広告です。※Google AdWordsはGoogle広告に名称が変わりました。
インターネットの中で一番広く宣伝できる広告と言っても間違いないと思います。
アドワーズの魅力は「クリック課金型」だということです。
つまりユーザーが広告をクリックして自分の動画にたどり着かない限り支払いは必要ありません。
お金をかけた分、確実に試聴してもらえるので効果が大きい広告なんです。
Google Adwords広告を開始する2つの手順
今回はミュージックビデオを宣伝したいので、アドワーズの中でもYouTubeの動画の宣伝で特化した「動画キャンペーン」を使います。
まずはGoogle広告のサイトへアクセスしてログインしましょう。
手順①広告を設定する
ログインすると以下のような画面になるので、まずは「最初のキャンペーンを作成」をクリックします。
次にキャンペーンから「オンライン動画」を選びます。
すると以下の画面がでますので、広告を設定していきます。
まずは、
- キャンペーン名:これは任意の言葉で結構です
- 予算:ここでは一日、¥500と設定します
- ネットワーク:YouTube検索、Youtube動画、Googleディスプレイネットワークを含める、全てにチェックを入れます
- 地域:日本
- 言語:日本語に設定します
- 動画の選択:自分のミュージックビデオのURLをコピーペーストします
- 広告フォーマット:デフォルトの動画広告フォーマットを使用する、にチェックします
次にインストリーム動画(別の動画の前に流れるCM動画)の設定です。
- 表示URL:自分のバンドのミュージックビデオのYouTubeのURLを入力します
- リンク先URL:同様です。
- コンパニオン バナー:チャンネル内の動画から自動生成された画像を使用する、にチェックします
インディスプレイ広告(関連動画で表示)も設定します。
見出し、説明行、サムネイルの設定ができます。
文字による訴求ができる唯一の機会です。
自分の音楽を分析しながら、音楽ファンにクリックをしてもらえるように工夫しましょう。
例えば、ジャンルや自慢できる実績など、「客観性のある事実」を伝えることが重要です。
また、期間も設定しておきましょう。
ここでは「20日間」になるように設定してください。
さて、ここまできたら広告そのもの設定は完了です。
次に広告を表示するターゲットを設定してきます!
手順②ターゲットを設定する
広告を設定すると、そのままターゲットの設定へすすみます。
- 名前:これは様々な種類のターゲットを作った際に分かりやすくするための名前ですので何でも良いです
- 上限広告試聴単価:1クリックでいくらを支払うかということです。ここでは¥5としました
- ユーザー層:ここでは18歳~44歳の方に広告が表示されるように設定しました。
- インタレスト:ユーザーの興味関心を表します。ここでは「ミュージックファン」と「オーディオ、音楽ソフトウェア」に設定してみました
- トピック:ディスプレイネットワークで広告をどのようなサイトに表示させたいか選ぶことができます。ここでは「CD、楽曲販売」「インディーズ音楽」「オルタナティブミュージック」に関するサイトに表示されるように設定しました。
- キーワード:YouTubeでどんなキーワードで検索されたら広告を表示させるか設定できます。
さて、後は支払い情報を入力したら完了です。
ほどなく広告の審査が終わって広告の配信が開始されます!
今回は10000円でクリック上限を5円にしました。
よって2000回の動画視聴が期待できるというわけです!
ツイッターとフェイスブックページと比べると、随分とリーチ数が少なく感じますよね?
ですが、この2000人には直接ミュージックビデオを見てもらえるのでちょっと意味が違います。
音楽活動においてはYouTubeはもっとも重要なプラットフォームといっても過言ではないですがから、むしろGoogle AdWordsに予算を多く割いても良いと思いますよ!
設定が難しかったり、効果が薄いと感じた時の対処法
さてこのGoogleアドワーズなんですが、実はかなり奥が深い世界でコレだけの専門家が存在するほどなんです。
ですから効果を細かく測定してPDCAサイクルを回さないと、もしかしたら思ったような効果が得られないような場合もあるかもしれません。
そもそも「設定がややこしくでメンドクサイ!」なんて思いました?(笑)
まぁ、実際に面倒なことも多いです。
もし予算に余裕があったら広告の代行業者にお願いしてみるのも手です。
以前紹介したココナラでも代行してくれる人を探すことができますし、「draft」というネット広告代行の専門サービスもあります。
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20万人に宣伝完了!
これにて「あなたが払ったノルマ代¥30000でできたネット広告シリーズ」が完了しました!
ツール | 予算 | 推定リーチ |
①ツイッター&ココナラ | ¥10000 | 20万 |
②Facebookページ | ¥10000 | 1万 |
③Google広告←NEW! | ¥10000 | 2000 |
合計 | ¥30000 | 21万2000リーチ |
いかがでしたか?
ドブに捨ててしまったあのノルマ代30000円。
後悔してもらえたでしょうか?
音楽活動の新たな選択肢として、ぜひこういった有料のネット広告も考えてみて下さい。
参考になったらうれしいです!
※シリーズを最初からみるにはこちら