「ギターを売りたい!」
粗大ごみに出すと有料になってしまう楽器。
どうせなら少しでもお金に変えたいですよね?
今、ギターを売る方法は
- 楽器買取業者に売る
- メルカリやヤフーオークションを使い自分で売る
- リサイクルショップに売る
の3つの方法があります。
できるだけ高く売りたいのは山々ですが、それぞれにメリット・デメリットがあるんですね。
この記事ではその3つの方法を比較して、あなたに最適な売り方をご案内します!
今、手元に処分したいギターがある方はぜひチェックしてくださいね。(なおアコギでもエレキでも大丈夫です)
まずはその売りたいギターがちゃんと売れるシロモノかをチェックしてみましょう。(ギターに詳しい人は読み飛ばして「ギターの売り方 比較表」から読んでもらって大丈夫です!)
まずはチェック!あなたのギターは買い取ってもらえるギター?
まずはお手元に売りたいギターをお持ちください。
以下の質問にすべて「YES」なら、そのギターは売れる可能性が高いです!
- 音は正常に出ますか?
- 大きな傷はありませんか?
- ステッカーは貼っていませんか?
- 見た目に変色はありませんか?
- いわゆる入門セットではありませんか?
結論から言うと、すべて「NO」の人のギターはジャンク品になりますので、良くてリサイクルショップで¥100~¥1000程度の買取価格になります。
ただし!
購入時に高額だったギターやヴィンテージギターにおいてはその限りではありません。
多少の破損や劣化があっても、素材やパーツに価値がある場合もあるので、高く売れる可能性は捨てきれません。
ダメもとで査定に出してみるのをおすすめします。
逆にどんなに状態が良くても、アンプやシールド、チューナーなどとセットで売っている、いわゆる「入門セット(よく雑誌の後ろにのってるやつですね)」はなかなか高く売れません。
そもそも通常の売価が¥20,000程度と格安なので、どう考えても高額で売れませんよね。
入門セットもジャンク品と同じくリサイクルショップで引き取ってもらうのが関の山といった感じです。
しっかり売り方を検討して、高く売れる可能性のある価値のあるギターは、おおむね「10万円以上ぐらいで買った有名ブランドのギター」です。
それでは、 ギターのチェックが済んだところで、続いてギターの売り方を検討していきましょう。
【ギターの売り方 比較表】いちばんおすすめは「買取業者」!
いきなり結論から言うと、いちばんおすすめできるのは「ギター買取専門の業者」です。
この表↓を見て下さい。
査定期待値※1 | 利便性 | 買い取れる楽器の種類 | 対応エリア | |
買取業者 | 5~9 | ○ | 多 | ○ |
メルカリ・ヤフオク | 1~10 | × | 少 | ○ |
リサイクルショップ | 3 | ○ | 多 | △ |
※1 高額買取を10とした場合。期待できる金額の振れ幅
ご覧のとおり、買取業者が高く売れる期待を持ちつつ、安く売ってしまうリスクが低いです。(査定期待値)
利便性においても買取業者は作業が少ないので、メルカリ・ヤフオクよりもずっとラクチンなんですね。
基本的には「買取業者」→「メルカリ・ヤフオク」→「リサイクルショップ」の順番で検討してもらえれば損はありません。
以下でその根拠を詳しく解説していきます。
「買取業者」がおすすめの理由。ほとんどの人にとって有力な選択
買取業者のいちばんのメリットは、とにかく「作業がラク!」ということ。
「メルカリ・ヤフオク」と比較すると、その作業量と時間には圧倒的な違いがあります。
こう見ると、売りたいギターが大量にある場合、物理的(時間的)に「メルカリ・ヤフオク」を使うのは厳しいですよね。
逆言うと「メルカリ・ヤフオク」はいくら高く売れてもコスト(時間や労力)を見れば決してお得とは言い切れません。(そもそも売れるかどうかわからない…)
じゃあラクチンな分、買取業者の査定金額は安いのか?と言うとそうでもないんです。
「ギター専門」「楽器専門」の買取業者ならしっかりのその価値を評価してくれますよ。
また買取業者の中には店舗をかまえずウェブに特化している業者があります。
店舗がない、ということはその分の人件費やテナント料などの経費がカットされているんですね。
なのでウェブ特化型の買取業者は査定金額が高くなる傾向があります。
あとは買取業者の場合、メインのギターとセットで買い取ってもらうことで、細かいギターアイテム(シールドなど)も売れます。
「メルカリ・ヤフオク」で売る価値(売れる価値)がないものも、査定員さんと直接交渉することで買い取ってもらえる可能性があるのが買取業者のメリットです。
多くの人は「メルカリ・ヤフオク」を使いこなす時間や知識がないのではないでしょうか?
たしかに高く売れる可能性はあるのですが「とりあえず売れればイイや!」といった人が出品するべらぼうに安い値段に引っ張られて、相場が安くなってしまったりするんですよね。
「メルカリ・ヤフオク」では、そのような「マーケット感覚」が必要とされるわけです。
また、お金の不払いといったトラブルや発送時の破損といったリスクがある以上、ぼくは自信をもって「メルカリ・ヤフオクで売ろう!」とは言えないですね…。
さらには「1本ギターを売るだけで、なんでわざわざ会員登録して、しかもその後も宣伝メールがくるなんてヤダ!」なんて人もいると思います。
よってサクッと売って後腐れのない「買取業者」がほとんどの人にとって第一候補です。
おすすめギター買取業者はこちら
「じゃあ、高く売れる業者ってどこなの!?」
という疑問も解決していきます。
調べてみると、買取業者には「楽器の買取屋さん 」や「アローズ 」など何社もありますよね、
バン活!ではサービス内容を徹底調査し、さらに独自に口コミを収集・分析した「おすすめ買取業者ランキング」があります。
お手持ちのギターをできるだけ高く買い取って欲しい方は、こちらの関連記事↓をご覧ください。
関連記事おすすめのギター買取業者ランキング!高額査定なのはどれ?
「メルカリ・ヤフーオークション」はギターの知識があって時間がある人におすすめ
フリマアプリやネットオークションを使うのは、さっき言ったデメリットはあるにせよ、高額で売れる可能性があるのは魅力です。
不用品売買で稼ぐ、いわゆる「せどり」のプロが使っているくらいですからね。
また相場を読み、価格を交渉するというのはメンドクサいとも言えますが「おもしろさ」でもあります。
いちどチャレンジしてみて売れなかった場合は、改めて買取業者にお願いすれば良いので、興味ある方はチャレンジしてみて下さい。
出品する際に価格設定をしなければいけません。
中古ギターの相場をチェックするにはオークファン というサービスが便利です。
ヤフオクやラクマに出品されている商品の相場を一括検索&一覧表示できる便利なサイトです。
会員登録が必要ですが、相場を見るだけなら無料でも使えます。
「リサイクルショップ(ハードオフ・2nd street)」は基本的に三番手。ジャンク品の処分に使う
リサイクルショップは幅広く不用品を扱っているので、楽器に関して知識の深い店員さんが少ない場合もあるんですね。
そうなると価値がわかってもらえず、査定金額が安くなってしまいます。(逆に買う側としては掘り出し物があって楽しんですけどね(笑))
そもそも近所に店舗がない方は、そこに向かうまでの交通費も考えなければいけません。
ただ、一部故障していたりする「ジャンク品」も引き取ってもらえる可能性があるのがリサイクルショップの良いところ。
ジャンク品は値段がつかない場合がほとんどですが、それでも粗大ごみとしてお金を取られるより良いですよね。
買取業者でもメルカリでも売れなかったものは、最終的にリサイクルショップに引き取ってもらいましょう。
査定額が安い!?ギターをできるだけ高く売るには?
最後にギターを高く売るコツをご紹介します!
損をしないために、お手持ちのギターを以下のポイントでチェックしてみて下さい。
また以下でご紹介するのは買取業者、メルカリ、リサイクルショップいづれを使うにしてもやっておいた方が良いことです!
ギターをキレイに掃除。ステッカーは剥がそう
基本的なことですが見た目をキレイに保つのは大事です。
キズ・凹み・色やけなどは査定金額に大きく影響しますので、普段から大事に使いたいですね。
査定を出す前には楽器用のポリッシングクロスやオイルを使って、手垢や油汚れを全体的に掃除しましょう。
ステッカーが貼ってあるならはがしましょう。
ステッカーをはがす方法は「ドライヤーを使う」「シールはがしスプレーを使う」の2つです。
まずはお手元にあるドライヤーを使うのが楽かもしれません。
接着剤が温められ、溶解してキレイにはがせるそうです。
ただ熱でボディが痛まないように注意してくださいね。
1200Wのドライヤーで、送風口ふきんの温度は140度にもなるそうです。
15cmほど離すと100度以下まで下がるので、ドライヤーとギターの距離に注意してください。
それでダメなら、市販の「シールはがしスプレー」を使います。
ただしスプレーを使えるのは、ボディの塗装が「ポリ系塗料」の場合のみ。
「ラッカー系塗料」の場合は塗装がはがれてしまうことがあるので使わない方が無難です。
ポリ系塗料の場合でも塗装が曇ったり、塗装面を痛めることもありえるので、まずは目立たない場所で剥離剤への影響をチェックしてみて下さい。
あとギタリストの方は喫煙者も多いかも知れません。
タバコのヤニ汚れは水溶性なので「ポリッシュ」で落ちることがあるのでヤニが気になる場合は試してみて下さい。
付属品をそろえておこう
アームやケースなど購入時の付属品があったほうが高く売れます。
あとは意外なところで保証書なんかもあると査定金額に響いてくるようです。
例えばアームなどは使わない人は使わないので、無くしがちなのですが、ぜひ保管しておいてくださいね。
もし失くしてしまった場合は、同じモデルのアームだけリサイクルショップで調達しておく、というのもちょっとしたワザです。
ジャンク品のアームが100円で、アームがあることで査定額が+1000円されるなら、差し引き900円お得ですよね。
これは「せどり」業者の人がやるテクニックだそうです。
まぁ、ちょっとめんどうですが(笑)
弦はつけたままが良い。サビ弦はとりかえよう
ギター弦は貼っていなくても、直接の査定金額は関係ありませんが、サビた弦はやっぱり印象が悪くなります。
またギターを査定するときは必ず試奏して状態をチェックするので、弦は張ったままの方が親切ですよね。
査定時間が長いとヤキモキするだけなので、ぜひ弦ははっておいてください(笑)
その他のギターアイテムもセットで買取してもらおう
特に出張買取の場合なのですが、買取業者は一度の訪問でできるだけたくさんの成果を上げたいです。
なのでエフェクターなども一緒に買取を提案すると基本的には喜ばれます。
それが交渉材料となり、査定金額を高めることにつながります。
自分がメリットを得るために大切なのは、相手の商売に貢献すること。
これは絶対普遍の法則なので、ぜひできる範囲で買取業者さんに貢献してみて下さい。
できるだけ早く売ろう
ギターは使わないで保管しておくだけでも、多少の劣化が進みます。
ボディの劣化や電装系のサビや接触不良はホコリがつまることでもおこります。
結局、弾くことがないとメンテナンスすることもないですよね。
なので「もう弾かないな…」と思ったら、今すぐに売ってしまうことをおすすめします。
日々、査定金額が下がっていくのなら単純に損です。
まずは査定だけでも出してみるのをおすすめしますよ。(査定は無料なので)
以上、「ギターの売り方」をご紹介しました!
ご覧の通り、バン活!では「買取業者」をいちばんにおすすめさせてもらいました。
優良な買取業者はこちらにまとめましたので、ぜひ合わせてご覧ください。