オンラインマスタリングサービスのLANDRが新しく音楽配信事業を始めるそうです!
Spotify、Apple Musicなど主要なストアに配信できます!
LANDRから直接音楽配信ができる
そもそもLANDRとはオンラインで自動マスタリングができるサービスです。
次世代の音楽サービスとして注目されています。
そのLANDRがマスタリングにプラスして始めた新しい音楽配信サービス。
詳細を見ていきましょう。
配信ストアは海外が中心
対応にしている配信ストアはサイトに明記されているもので以下の通り、
- Spotify
- iTunes
- Apple Music
- Google Play
- Tidal
- Amazon
- Deezer
- Pandora
- Groove
- iHeartRadio
順次拡大していくようですが、日本のLINE MUSICやAWAに対応していないようです。
※日本の配信サービスにも対応を開始しました。
日本では聞きなれないTidalやDeezer、Pandraなどがありますね。
特にチェックしたいのはPandraかなと。
音楽ラジオアプリで、一時期はMTVよりも影響力がある音楽ラジオとして話題になりました。
非常にコストをかけていて、精度の高いレコメンドサービスが人気です。
もっとも最近は以下のニュースにあるとおり、勢いを失っているようですが…。
経営トラブル続きでCEOや社長が辞任したラジオ型音楽ストリーミングサービス「Pandora」(パンドラ)は、思っている以上に深刻な状態にあるのかもしれません。Pandoraは、米国以外で唯一海外展開しているオーストラリアとニュージーランドの事業を停止することを認めました。
Deezerは日本でも人気のあるSoundCloudの買収を画策しているらしいですね。
まぁ、業界ニュースは置いといたとしても、このように海外の人気サービスに配信できるのはLANDRの音楽配信サービスだけです。
配信もスピーディで、早ければ1日でストアに音楽が並びます。
公式ヘルプによると以下の通り。
- アップルミュージック:24時間
- iTunes:24時間
- スポティファイ:4〜5日
- グーグルプレイ:24時間
- Tidal:24時間
- Deezer:1〜2日
- 他のすべての店舗:1〜3週間
スピード感のあるプロモーションに向いてそうですね。
利用料金は1ヵ月1ドルから
利用料金はこのように、
- 10曲まで、1ドル/月
- 30曲まで、2ドル/月
- 無制限、3ドル/月
となっています。
いづれも1年契約の割引を利用した場合の値段。
売り上げロイアリティは100%バックです。
日本で使える代表的なデジタルディストリビューションサービスであるTUNECORE JAPANと比べると、TUNCOREの利用料は1アルバム4750円(税抜き)/1年。
つまり1ヵ月約400円です。
そう考えると、同程度の値段で無制限で配信できるLANDRはコスパが良いですね。
また、メインのマスタリングサービスを使っているユーザーは追加料金ナシで無制限配信が可能です。
マスタリングサービスの利用料金は以下の通り。
なので、元々マスタリングのみで使っていたユーザーにとっては気軽に「ついでに配信」しても良い値段設定ですね。
類似サービスと比較してみてもコスパはかなり良いと思います。
ちなみに費用は全てドルにて取引されます。
日本から使うにはクレジットカードとPaypalのアカウントを用意しておくのが便利です。
関連サイト:クレジットカード決済-PayPal(ペイパル)
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LANDRは海外を目指すバンドにおすすめ!
以上がLANDRの音楽配信サービスの概要です。
総じて言うと、大変にコスパが良いですね。
っというか本来大きな費用がかかるマスタリングがこの値段で出来て、追加料金ナシで配信ができるわけです。
LANDRを使い倒せば、トータルで音楽活動にかかるコストが大分抑えられます。(もちろん、サービスの質については要検討)
TIDALやDEEZERに配信できるのは魅力ですが結局のところストリーミング配信の売り上げだけで音楽活動を維持するのは困難です。
海外でのライブを視野に入れていないのなら、コスパ以外の面でLANDRのメリットは薄いと言えそうです。
逆に言えば海外を目指すバンドなら魅力的なサービスですね。
その他の配信サービスもこちらにまとめてあります。
ぜひ機能を見比べて、自分の目指す音楽活動に合わせて選んでみて下さい!