ミュージシャンに朗報です!
小難しい法律でのトラブルが起きた時の駆け込み寺が登場しました。
音楽活動で起きた法律のトラブルを相談できる「Law and Teory」
Law and Theoryは、音楽家のための法律相談サービスを行う団体です。 理念を同じくする数名の弁護士により設立され、ボランティアで運営されています。
ミュージシャンとして活動する中で、例えば、
- 楽曲制作の仕事をしたのに報酬を支払ってもらえない
- 楽曲制作に際してサンプリングをしたいが、法律上許されるのか分からない
- 制作した楽曲の著作権に関する契約書を渡されたが、内容がよく分からない
- ライブイベントの出演費が約束していた金額と違った
などのトラブルがあった時は「Law and Theory」に相談できます!
無料相談は1人1回、30分~1時間とのこと。
代表の弁護士である水口さんは自身も学生時代バンド活動をしており、現在もDTMやDJを親しんでいるそうです。
心配事の多くは、弁護士などの専門家に相談すれば解決に向かうことができるものです。
しかし、実際に弁護士に相談している音楽家はほんの一握りであり、そもそも弁護士に相談するという発想がなかったり、身近に気軽に相談できる弁護士がいなかったりして、心配事を解決できずに時間だけが過ぎていってしまっているケースが多々あります。
才能のある音楽家が、音楽制作とは直接関係のない周辺の心配事に振り回され、大切な時間と力を削がれてしまうことは、残念なことです。 心配事を解決し、音楽を生み出すために時間と力を注ぎましょう。
当団体が、音楽家達の駆け込み寺のような役割を果たし、素晴らしい音楽が世に出ることの一助となれば、これ以上に嬉しいことはありません。
当団体名は、A Tribe Called Questのセカンドアルバムのタイトルであり、Daddy Kevが主催するイベントのタイトルでもある「LOW END THEORY」をサンプリングして名付けました。
歴史に残るアルバムやカルチャーを刺激し続けるイベントのように、意義のある活動をしていくことを目指しています。 Law and Theory代表 弁護士 水口瑛介
権利とか法律っていうのはプライベーターのミュージシャンにとってどうしてもおざなりになる部分でもあります。
それでいて、トラブルになると甚大な被害を被る可能性もある怖いモノ…。
「Law and Teory」を知っておくと今後の活動の安心材料になると思うので、ぜひ覚えて置いて下さい!
ちなみに、音楽アーティストだけでなく、広くクリエイターやアーティストの芸術活動の法律問題を相談できる「Arts and law」という非営利団体もあります。
法律の問題は個人によって見解が違うこともあるでしょうから、セカンドオピニオン的に両者を利用するのもアリだと思いますよ!
著作権についてはミュージシャンが自分の音楽著作権を管理する3つの方法という記事でも勉強しててみて下さい。
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