今日はバンドマン歴10年になるぼくが初心者バンドマンにむけて「はじめてのライブガイド」を作ってみたいと思います!
「ライブハウスに出たい!」
そんな若手バンドマンのみなさんは参考にしてみて下さい。
まずは音源を準備しよう!
まずは音源を準備しましょう。
ライブハウスに出演する際はまずは音源をライブハウスに提出する必要があります。
大概、しっかりとレコーディングしたものでなくても大丈夫です。
中にはリハーサルスタジオに常設されたレコーダーでイッパツ録音したものでOK!というライブハウスもあります。
ただあんまり簡素な音源じゃない方が良いかな~っと個人的には思います。
その後CDとして物販になったり、プロモーションビデオとしてYouTubeにアップしたりしたいですもんね。
とは言え、お金がない!というバンドマンの方はセルフレコーディングなんかもおすすめです。
色々と勉強になることもあるのでぜひチャレンジしてみて下さい。
音源づくりは手間をかけて悪いこともないと思いますよ。
関連記事格安でレコーディングする方法はセルフレコーディングです
ライブハウスを選ぼう!
次はライブハウスを選びましょう!
初心者の方はどんなライブハウスと選ぶと良いでしょうか?
おすすめとしてはキャパシティが150人程度のところが良いかと思います。
あまり広いとたくさん集客がないと、見に来たお客さんも盛り上がり辛いので。
ノルマ制か否かはそれほど問題じゃないかな?
比較的、ノルマ制じゃないところの方がプロ意識の高いバンドが集まる傾向があります。
おすすめのライブハウスはこちらの記事も参考にしてください。
関連記事【バンドマン目線】正しいライブハウスの選び方&おすすめのライブハウス
告知、宣伝をしよう!
ライブの日取りが決まったら宣伝活動をしましょう。
だいたい日取り決定のその日から二か月後ぐらいにライブの日になるかと思います。
ホームページをつくったり、SNSやブログで宣伝したり…。
YouTubeも活用したいですよね。
宣伝・広告については「宣伝」カテゴリーを参照してみて下さい。
関連カテゴリー:音楽の宣伝
ライブ当日にもっていくもの
いよいよライブ当日!
最低限の持ち物は以下の通りです。
楽器
当たり前ですね(笑)
さすがにライブをレンタル楽器ですませる人は会ったことないな~。
ドラマーだとスネア、ペダルは最低限持ち込むのが普通ですかね。
もちろん!弦やスティックなど消耗品はスペアを用意しておきましょう。
お金
特にノルマ制のブッキングライブなどだったら念のため、まとまったお金を持って行った方が良いでしょう。
なんだかんだ集客って当日までわかりません。
ぼくはライブの日が台風直撃して全然集客がなかったことがあります(笑)
もちろん、機材費や録音・録画に料金がかかることがほとんどです。
バンド用の財布をひとつ準備してあると便利ですよ。
物販、フライヤーなど
物販がある人は物販をもっていきます。
ライブハウスでは各バンドの物販スペースが準備されますよ。
あとはその日バンドを気に入ってお客さまに情報を持って帰ってもらえるようにフライヤー(チラシ)を持っていきます。
CD-RやDVD-Rなど
ライブハウスでは簡易的ですが、ライブ音源をとったり、動画をとってもらえます。
(大体、録音1000円、録画2000円ぐらいが多い)
たまにメディアを持ち込む必要がある場合があるので、必要ならば持っていきましょう。
あらかじめ聞いておくと良いかもしれません。
衣装
衣装があるバンドはもちろん衣装を。
個人的にはロックバンドは衣装が決まっていた方が良いと思う派です。
やっぱりパッと見栄えが違いますしね。
タオル
タオルは必須!
アツい照明の下でアツいライブをすると大汗をかきます。
風邪ひかないようにちゃんと拭いてね!
ライブ当日の過ごし方(例)
ざっくりとライブ当日のタイムスケジュールの例をご紹介します。
だいたいこんな感じですよ。
ライブハウス入り(15:00)
バンドマンがライブハウスに入るのは午後からです。
15:00~が多いですね。
「逆リハ」で進むことが多く、出番が最初のバンドは入り時間が遅かったりします。
リハーサルまでの時間で「ライブのセットリスト」「予約のお客さんのリスト」を書いてスタッフさんに提出します。
リハーサル(順次、15分間程度)
次はリハーサルです。
1バンド、15分~20分ほど持ち時間があります。
「中音」と「外音」をチェックします。
中音はステージの上で響く、プレイヤー自身に聞こえている音ですね。
これはモニター(プレイヤー向きに設置されたスピーカー)のバランスや音量、アンプの音量などで快適な演奏環境を調整します。
外音はお客さんが聴く音。
これはライブハウスのPAさんにお任せすることが多いですが、ベーシストやギタリストがステージの下に降りてチェックすることもよくあります。
なんにせよ、PAさんとよくコミュニケーションをとることが大切です。
そのためにも前述した「ライブのセットリスト」もしっかり細かく書きましょう。
リハーサルについては関連記事で詳しく解説しています。
その流れやコツをチェックしておいてください。
関連記事【初心者むけ】ライブハウスのリハーサルの流れやコツを紹介(ロックバンド)
対バン顔合わせ(オープン10分前)
これはあったり、なかったりなんですかオープン前にその日の出演者の「顔合わせ」がある場合があります。
軽い自己紹介的な。
やっぱりみんなライバル心あるんですかね?
こころなしがギスギスした空気が流れがちです(笑)
顔合わせで面白い話をして、ウケるのは無理なので気を付けましょう!
本番!
いよいよ本番です!
燃えろ~!!!
終演、清算(22:00頃)
本番が終わるとスタッフさんとのお金の清算や打ち合わせの時間があります。
ここで早ければ次回の出演を決めたりしますね。
まぁ、はじめてライブハウスに出演したバンドは無理して次を決めなくても良いと思います。
ライブハウスによって音も様々なので、色んなハコを経験するのも良いですね。
打ち上げ!
あるかわかんないですけど、ここから打ち上げです。
たまにライブハウスでフロアにテーブルを出して、ツマミも用意してくれう「ハコ打ち」があったります。
ギスギスしていた対バンともやっと打ち解けてくるあたり(笑)
色んな人と話してみるのも良いことです。
ライブハウスに出演する際のアドバイス
ここからは軽いアドバイスです。
ライブを楽しむ、また糧にするためのコツをご紹介します。
対バンを見よう!できれば話しかけよう
ぜひ対バンのバンドのライブを見て下さい。
色んな情報が転がっています。
外音、照明、演出などお客さんの立場で体験することで、得られるものは多いはずです。
もちろん対バンが音楽的に参考になることも多いでしょう。
できれば話しかけてみて欲しいですねぇ。
ぼく自身、20代のころ対バンで出会った人たちが今もかけがえのない仲間になっています。
最初はちょっとライバル心があってもみんな音楽好き。
気の合う仲間に出会うこともきっとありますよ。
録画、録音をしよう!
録画や録音はマストでやって下さい。
ライブのフィードバックが次の成長につながります。
またバンド側で録音や録画の機材を持ち込むことも可能であったります。
(要確認)
ライブ音源をとって、その後販売するなんてことも考えられます。
ロックバンドにとってライブ音源は色んな意味で貴重な資源ですよ。
ライブハウス以外でライブをする方法
以上がぼくが経験した中での「はじめてのライブガイド」になります。
ぜひ役立てて楽しいバンドマンライフを送ってください!
またライブをする場所は何もライブハウスに限ったわけではありません。
- スタジオライブ
- 路上ライブ
- 公民館ライブ
- オープンマイク
など様々な選択肢があります。
それぞれのメリット・デメリットはこちらの記事でまとめてありますので、合わせてご覧ください。
合わせて読みたい【初心者】ロックバンドのライブ活動の始め方、やり方