えー!そうなんですね!?
全然知らんかった…。
酒税法の改正によりライブハウスのドリンク代も値上げに
あまり詳しくないのですが、酒税法の「酒類の公正な取引に関する基準」が改正され、2017年の6月1日から施行されたそうです。
国税庁が公式に文書を通達しています。
⇒https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/kokuji/170331/pdf/01.pdf
一応読んでみましたが、何言ってるかわからない(笑)
こうゆうのってわざと難しく書いてる感あるよなー。
とにもかくにも多くのライブハウスでドリンク代が値上げされるそうです。
公式にアナウンスしているライブハウスもいくつか見受けられます。
【ご報告】
日頃のご愛顧誠にありがとうございます。
6月1日からの酒税法改正に伴い、入場時のドリンク代を¥600に改定させて頂く事になりました。
通常のドリンク価格は据え置きのままです。
居心地の良い空間を提供出来るよう勤めて参りますので、今後ともHOMEをよろしくお願い致します— shibuyaHOME (@shibuya_HOME) 2017年6月1日
【ご報告】
日頃のご愛顧誠にありがとうございます。
6月1日からの酒税法改正に伴いまして、一部のイベントを除き
入場時のドリンク代を¥600に改定させて頂く事になりました。
ご了承ください。なお通常のドリンクの価格は据え置きとなります。
今後ともよろしくお願い致します。— 渋谷LUSH (@shibuyaLush) 2017年5月31日
明日6/1より酒税法改正に伴いまして、入場時のドリンク代を¥600に改定させていただきます。
通常メニューのドリンクの値段の変更はありません。
また、Block Partyや9partyなどそもそもエントランスのないパーティーも変更はありません。
ご理解のほど宜しくお願いします。— shimokitazawa THREE (@shimokita_THREE) 2017年5月31日
日頃のご愛顧誠にありがとうございます。
突然のご報告となってしまいますが、6月1日からの酒税法改正に伴いまして、入場時のドリンク代を¥500から¥600に改定させていただきます。通常のドリンクの値段は変わりません。今後ともベースメントバーをよろしくお願いいたします。— 下北沢BASEMENTBAR (@BASEMENTxBAR) 2017年5月31日
また、ゲスト枠やスタッフ枠の変更で対応するライブハウスも。
ヘブンスドア、
本日6月1日より導入の酒税及び疑惑の策定改訂のためにお酒の仕入れ値が上がりますそれに伴いゲスト/スタッフの設定も変わります
入場料金値上げ等でお客さんへの影響を与えたく無いためのやむおえない措置です
バンド関係各位の皆さんご了承を!
m(_ _)m pic.twitter.com/cMPLuJX3Uk— YU-RA (@YuraBoogieDX) 2017年6月1日
おそらくここ以外にも多くのライブハウスで値段の改定があったと思います。
たかが100円、されど100円。
気になる方はぜひ一度、行かれる予定のライブハウスに問い合わせてみて下さい。
そもそもなぜライブハウスはドリンク代を取るの?
この話題の中で「そもそもドリンクとかいらないし…!」という意見も見受けられました。
でもコレもまた法律上の問題なんですよね。
ぼくが聞いた話によるとライブハウスの多くは「飲食店」として届出をしているので、何かしらの飲食物の提供が必要なんだそうです。
同じ意味のツイートを発見。
ライブハウスの多くが入場料の他に、
ドリンク代を頂く理由は。ライブハウスの多くは飲食店として届けだしてます。
飲食店として営業するためには、
お客さんに飲食物を提供しその対価として、
お金を得る必要があるんですよ。私はドリンク飲まないとかで拒否することは出来ません。
— てってん🔑自由人 (@sappire0175) 2017年5月31日
なにぶん法律の専門家ではないので確実にとは言えませんが、まぁそうゆう理由なんです。
ユニークな取り組みを始めるライブハウスも
ツイッターでこんな意見も発見しました。
酒税法改正でドリンク代高くなるのに未成年も同じようにお金払わなきゃいけないのかわいそう。ドリンク代300円くらいでソフトドリンクチケットみたいなのあれば、入る側は行きやすいし入れる側は未成年飲酒を防げるし、なんかそういうのあったらいいのに〜。
— 高橋 咲希 (@05takasaki15) 2017年6月1日
あー、確かにそうですよね。
若い子ほどライブハウスには行って欲しいですし。
ってそんなこと思っていたら、四谷アウトブレイクでおもしろい値段設定を実験されるそうです。
【ドリンク代改定】「酒類の公正な取引に関する基準」の法律施行。簡単に言えば本日から酒屋の仕入れ値が上がりました!ギャー!でも負けないアウトブレイクは新たな料金システムを導入しました。1ヶ月試験運転です。結果、お得になってると思います。美味しい飲み物を出すライブハウスにこだわる! pic.twitter.com/IfNb1QFCVa
— 佐藤 boone 学 (@boone4649) 2017年6月1日
以前は、
- 入場時ドリンク 500円
- 追加ドリンク(アルコール)400円
- 追加ドリンク(ソフトドリンク)300円
- 追加ドリンク(ビン類、特別)500円
だったのが6月1日より、
- 入場時ドリンク 500円(ソフトドリンクは2杯分)
- 追加ドリンク1杯 500円(ビンは600円)
- 追加3枚チケット 1300円
- 追加5枚チケット 2000円
- 追加28枚チケット 10000円
- 追加100枚チケット 35000円
といった値段設定で実験的に運用していくそうです。
これですと6杯目以降は旧ヴァージョンより安く飲める感じですかね。
別に5枚チケットをみんなで分けても良いんですよね?
友達誘っていくのが良いってことですな!
100枚チケットをサクッと買っておごれるロックな大人になりたいですね~(笑)
それより何より入場時にソフトドリンクが2杯と言うのは良いですよね!
未成年大歓迎です!
しかしアウトブレイクはいつも面白いことをしますね~。
サボらず、どんなことでも頭をひねる姿勢は尊敬です。
ライブハウスをもっともっと楽しい場所に
何はともあれ、今回はドリンク代の話でしたがこうやってライブハウスの情報がオープンになっていくのはとても良いことだと思うんですよね。
今、ライブハウスが抱えている問題の原因の多くはミスマッチにあると思うんですよ。
バンドとハコ、ハコとお客さん、お客さんとバンド…。
「こんな感じだったの…?」という嫌な思いをすると、その人とはもう二度とそこには足を運ばなくなります。
とりわけネットの一番の得意技がマッチングなんですね。
「知りたい!」と思った時に検索やSNSを使えば情報に出会える。
つまるところこのブログを読めば「へー、ライブハウスってドリンク代必要なんだー」と初めての人も知ることができるわけです。
他にもこんな感じでどんどん書いていくと良いと思います。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
ライブハウスってどんなところ?イベントって何するの? - ココロサードプレイスhttps://t.co/YcyU4M3ZLk pic.twitter.com/ekEsMFKlUf— ナカヤママリコ (@hikari8282) 2017年6月1日
そんなわけで音楽ファンみんなでガンガン情報発信しましょう。
そうやってネット上に「ライブハウスを楽しむガイド」が形成されていけば良いな~って思います!