2019年11月25日からmora qualitas(モーラ クオリタス)がスタートしました!

 

いわゆる音楽サブスク(ストリーミング)サービスのひとつで、特徴はハイレゾ音源での再生が可能という点です。

日本のソニーによるハイレゾ音源サブスクと言うことで気になっていた方も多いと思います。

実際にさわってみると、このサービスはまだまだ「進化の途中」といった感じ…。

 

その理由を以下で紹介していきます。

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more qualitas(モーラ クオリタス)とは?料金や配信楽曲数

more qualitas(モーラ クオリタス)は音楽サブスクサービスの中でもハイレゾ音源を再生できる数少ないサービスのひとつです。

 

高音質サブスクは他に、

  1. Amazon Music HD
  2. Deezer

があり、これらはmora qualitasの競合のサービスと言えるでしょう。

 

競合と比べて、more qualitasの特徴はやはり日本のソニーが運営しているという点。

ソニーは早くから積極的にハイレゾ音源に取り組んでおり、ソニー製のスマートフォン「XPERIA」などではハイレゾ音源を再生できたりします。

 

また、ソニーミュージックアーティスツとのグループ会社のわけですから、垂直統合された充実のカタログが期待できますよね。

 

ただスタートしたばかりの今現在において、配信楽曲数は500万曲から600万曲程度(内ハイレゾは30万曲)。

 

これは競合のサービスと比べると、大きく水をあけられています。

競合サービスもすべてが高音質配信ではないのですが、それにしても差が大きいです。

 

mora qualitasの料金は月額¥1,980

これは上記の競合サービスと同じ料金になっています。

 

無料体験期間があり、30日間は無料で利用できます。

 

普通の音質で配信するApple MusicLINE MUSICなどの音楽サブスクの相場は月額¥980ですので、高音質である分、それよりは高い料金設定になっていますね。

【2019.11.28現在】mora qualitasのスマホアプリまだリリースされていません

そして、記事執筆現在においてスマホアプリがありません。

利用はPCからのみ。

 

さらにハイレゾ音源を再生するにはPCに専用機器をとりつける必要もあるので、現状ではいわゆる音響マニア以外の人にとっては縁遠いサービスと言わざる得ないでしょう。

 

mora qualitasはまだ使わなくて良い。進化をまとう

  1. 楽曲数が少ない
  2. スマホアプリがない

という2点において、mora qualitasは一部のユーザーのみをターゲットにしたサービスであることがうかがえます。

 

また直接の競合サービスがすでに一歩先をいっているため、「今からハイレゾをはじめたい!」という人には、mora qualitasよりAmazon Music HDをおすすめします。

\30日間無料/

 

ただmora qualitasも今後必ず進化していくのではないでしょうか?

と、言うのもSonyは先日、音楽サブスクアプリを利用できる新型のウォークマンを発売したんです。

 

この端末でmora qualitasが使えないままというのはありえないでしょう(笑)

5Gも来年はじまりますし、近いうちにハイレゾによる音楽ストリーミングがデフォルトになるかもしれません。

 

それを見越してSonyはmora qualitas、スマホ、ウォークマンとハイレゾ環境に力をいれてくると予想します。

 

「ふつうの音質で音楽サブスクを楽しみたい!」という方はこちら

以上、mora qualitasについてご紹介しました!

お役に立てたらうれしいです。

 

mora qualitasは音響マニアむけのサービスということで、「いや、わたしは普通の音でいい!」という方は、こちらの関連記事↓をご覧ください。

関連記事【2019】音楽ストリーミングサービスとは?全12コを比較しておすすめを紹介

 

今、日本で使える音楽サブスクを網羅的に解説し、おすすめを紹介しています。