気になるミュージシャンたちの収入に関する情報をまとめました!

トップミュージシャンたちの夢のある話や、副業としてコツコツ音楽で生計を立てる人たちまでリアルな数字を公開しています。

 

ぜひ気になる部分から読んでみて下さい!

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世界のトップミュージシャン年収ランキング

Forbes Japanで世界の音楽アーティストの年収ランキングが公開されています。

1位 テイラー・スウィフト/1億8500万ドル
2位 カニエ・ウエスト/1億5000万ドル
3位 エド・シーラン/1億1000万ドル
4位 イーグルス/1億ドル
5位 エルトン・ジョン/8400万ドル
6位タイ ジェイ・Z/8100万ドル
6位タイ ビヨンセ/8100万ドル
8位 ドレイク/7500万ドル
9位 ディディ/7000万ドル
10位 メタリカ/6850万ドル

なんと1位のテイラー・スウィフトは年収約200億円という天文学的な数字!!

いったいに何に使うんでしょうね(笑)

 

ヒップホップアーティストが多くランクインし、ヒップホップ全盛の今の音楽シーンがうかがえますね。

近年は音楽不況と言われてきましたが、ストリーミングサービスの盛り上がりでアメリカなんかは業績が回復しているそうです。

 

スポーツアスリートのトップがクリスティアーノ・ロナウドで年収9300万ドルと言われていますから、音楽アーティストもまだまだ夢のある職業と言えそうですね。




日本のミュージシャンの年収

対して日本の音楽アーティストの年収はどうでしょうか?

日本テレビのテレビ番組「ナカイの窓」(2013年9月25日放送)で番組収録に参加した芸能人100人の平均年収が発表されました。

その額は1668万円

 

カテゴリ別にみると、

  • 芸人:1867万円 
  • アイドル:271万円
  • ミュージシャン:2748万円 
  • アスリート:2522万円 
  • モデル:1454万円 
  • 文化人:1425万円 
  • 役者:1110万円 
  • オネエ:523万円

 

とミュージシャンがトップクラスで稼いでいることがわかります。

やはりミュージシャンは一発のビックヒットで荒稼ぎするケースもあり、高橋ジョージさんは「ロード」1曲で22億円を稼いだそうです。

 

とは言え、それはCDがよく売れていた時代。

今はビジネスの現状が変わってきています。

例えばPPAPの大ヒットで知られるピコ太郎さんは、ダウンタウンの本音ではしご酒に出演した際に最高月収は億単位で「25年分を1か月で稼いだ」と発言しています。

 

もちろんコレはちゃんと売れている人たちの話で、活躍できていないミュージシャンだとメジャーデビューしてもバイトをやめられないという人も多いです。

 

音楽アーティスト以外のミュージシャンたちの年収

ひとくちに「ミュージシャン」と言っても、多くの人が思い浮かべるような音楽アーティスト以外にも色んなミュージシャンがいます。

ここでは、

  • サウンドクリエイター
  • 音楽講師
  • スタジオミュージシャン

の年収をご紹介します。

サウンドクリエイターの年収

サウンドクリエイターはゲーム音楽や効果音、その他いろんな場面で使う音や音楽をつくる仕事です。

フリーの人もいれば、企業の中でサラリーマン的に働く人もいます。

当ブログでサウンドクリエイターの年収をアンケート調査したところ、年収500万円の方がいました。

男性 40代 年収500万円程度
主にアイドル系のグループや歌手に楽曲提供しています。
最近はゲームや劇伴の仕事も増えてきたのですが、こちらは決め打ちで受注するので収入面では安定してきました。

とは言え、フリーで働く方は収入が安定しておらず副業レベルの収入の方も多くいらっしゃいました。

サウンドクリエイターに関してはこちらもどうぞ。




音楽講師の年収

音楽を教えることを生業としている人もいますよね。

ヤマハ音楽教室など大手音楽教室で講師として給料をもらったり、自分でピアノ教室を開業する人など様々です。

 

年収は雇用形態によって様々ですが、ある音楽教室では業務委託で1900円~/レッスンでした。

人気講師になれば、本業として食べていくことも可能な職業だと思います。




スタジオミュージシャンの年収

アーティストのための音源を制作する際のレコーディングやライブのバックで演奏する仕事です。

収入はまさにピンキリといったところで、完全な実力社会ですね。

ギャランティの参考になりそうな記述を発見したのでご紹介しておきます。

新人の場合の相場はレコーディングのサポートをした場合は時給で約6000円〜9000円、ライブのサポートをした場合は1日約20000円〜30000円、作曲ではその曲からもらえる印税が全体の1.5%です。もちろん有名になればなるほどギャラは上がるので有名な方であると、時給が数万円になるという方もたくさんいます。

https://mayonez.jp/topic/4502




収入報告をしているミュージシャンまとめ

最後に自ら音楽でえた収入を公開しているミュージシャンのみなさんを紹介します。

プロとしてやっている方から、アマチュア副業の方まで。

グッとリアルなその数字はこれから音楽で生計を立てていきたい人にはなにより参考になると思いますよ。

 

①こおろぎさん

kohrogi.com

こおろぎさんは「ミュージシャンの活動報告」をはじめた元祖と言える方です。

「音楽でメシを食えるかやってみます。」とブログで宣言して、現在では見事音楽で生計を立てることに成功しています。

オーディオストックやニコニコモンズなどのウェブサービスをつかった収益や、直接楽曲の編曲や作曲で収益を上げています。




②もっぴーさん

moppysound.seesaa.net

もっぴーさんも早くから活動報告をされています。

なんといってもオーディオストックの実績がすばらしく、コンスタントに10万円を売り上げています。

この前、プロのスタジオミュージシャンの方々とお酒を共にする機会があったんですよ。

 

そこで盛り上がった話題が「もっぴーさん」いついて。

その方々が自身の作曲関連事業を立ち上げる際に参考になったのが、なんともっぴーさんだそうです。

プロが認めるプロ。

現場レベルでウワサになるくらい、すばらしい音楽家です。

③Ganoさん

past-orange.com

Ganoさんも各種音楽系のストックサービスを使って収益を上げている音楽家です。

さらに最近ではライターとしても活躍していて、いわいる「パラレルキャリア」を実践されています。




④星川

www.shellbys.com

そしてぼくも活動報告しています(笑)

とりわけ、ぼくのポジショニングはユニークで現在はバンドマンとブロガーという両輪で活動しています。

お察しの通り、ブログではこんな感じでミュージシャン/バンドマンの役立ち情報を中心に発信しています。

 

なぜ活動報告をするの?

ところで、なんで(ぼく含め)みなさん活動報告なんてするんでしょうか?

それぞれで意図があると思いますが、だいたいこのような意味があります。

①宣伝になる

例えば、こおろぎさんなんかは活動報告で実績をアピールすることで、直接顧客の獲得につながるでしょう。

また「結果」をみせることで「過程」が気になりますよね。

その過程を「機材レビュー」や「活動ノウハウ」「フリーランスの心得」的なブログ記事にしています。

その一つ一つが宣伝になるわけですね。

②ストーリーマーケティング

「たいしたことない実績じゃ宣伝にならないんじゃないの?」と思わるかもしれません。

でもコレ、なかなか一概にそうとも言えないんですよ。

 

例えば今や、しっかり実績をあげているGanoさんの一年前。

past-orange.com

ぼくはまだ走り出したばかりの頃から拝見しています。

その頃から徐々に徐々に成長してきて、結果を出していく。

 

その様子を定期的に眺めているともうすっかりファンなんです。

これは多分、地下アイドルが成長してファンが増えていく様を楽しむのと似ています。

活動報告を続けることで、結果的にストーリーマーケティングになっているんですね。

(成長前提ですが)

③自分メモ

また、外的な要因以外にも内的な要因もあります。

人間「言っちゃたらやらなきゃ!」って気持ちになるものですよね。

 

恥をさらすことで、自分を奮い立たせる。

そんなマインドセットにもなっていると思います。




「活動報告」の楽しみ方

最後にぼくなりの「音楽活動報告の楽しみ方」をお伝えします。

こんな目線でみなさんの記事を読んでみてください。

プロになるため参考にする

みなさんの記事は「音楽で稼ぐ方法」がたくさん載っています。

今まさにプロを目指しているあなたには参考になる部分がとても多いと思います。

 

たんなるツールの紹介ではなく、実際に利用して成果を上げている人たちですからツールの「使い方」「考え方」は普遍的な知識になります。

その意味でのおすすめ記事を少しだけ貼っておきます。

kohrogi.com

past-orange.com

www.shellbys.com

自分らしい音楽活動をみつける

逆に「趣味でいいや~」と言う人にも読んでほしいですね。

ご覧のとおり、専業(プロ)として活躍する方の他に、音楽以外の活動・仕事も併用する人、改めて音楽を志す人など様々なスタンスで活動報告されています。

 

音楽活動には趣味とプロの間に無限の選択肢があることが分かります。

 

ぜひ「自分にとって気持ちいい音楽との距離感はどれくらいだろう?」と、考えながら読んでみて欲しいです。

みなさんの良いところをつまみながら、自分らしい音楽活動をデザインしてみてください。

そんなわけで活動報告をしているミュージシャンの方々をご紹介しました。

 

情報っていうのは発信している人に集まってくるものです。

みなさんもやってみてはどうでしょうか!?(笑)