「ミュージシャンの俺がブログ書いて意味あるのかな…?」
なんとなくブログを始めたものの、手ごたえがなくてそんな風に感じてませんか?
大丈夫!
効果的なブログの活用法をぼくがお教えします!
一応、ぼくの実績を言うと今現在、月間10万人に読まれるブログを所有しています。
ついにはブログを軸にしたフリーランスとして独立しちゃったんです!
まがりなりにもプロのぼくから、これからブログを頑張りたいバンドマン/ミュージシャンのみなさんにノウハウを提供します。
ぜひ参考にして下さい!
そもそもなぜブログを書くのか?ミュージシャンがブログを書くメリット
ってか、なぜミュージシャンはブログを書いた方が良いのでしょうか?
大まかに2つの理由があります。
それは、
- ファンを増やすことができる
- ファンの熱量を上げることができる
からです。
まずはブログに期待する役割のひとつは、まだ自分たちのバンドを知らない人に知ってもらうこと。
つまり宣伝効果です。
SNSやYouTubeもありますが、ブログはネットにおける宣伝媒体の基本にして王道です。
そしてブログはカテゴリーや日付でわかりやすく記事がストックされていきます。
新しくファンになってくれた人も過去の記事を探しやすいんですね。
さらに検索エンジンからの流入も見込めます。
つまりブログは資産。
良質なブログを少しづつ積み上げることで、集客も宣伝もどんどん効率よくなっていくのがブログ最大の魅力です。
もう1つブログの意味は、ファンの人があなたのブログを読み、親近感や憧れを抱いたりして、さらにファンになってもらうためですよね。
簡単に言えばブログは「あなたの専門誌」「あなただけの音楽雑誌」なんです!
あなたもイチ音楽ファンの1人だと思います。
あなた自身は好きなアーティストをどのように好きになっていきましたか?
きっと音楽だけでなく、音楽雑誌でインタビューを読んだり、テレビで話しているのをみてさらにファンになったのではないでしょうか?
ブログはそのように、音楽だけでは表現できないあなたをファンに伝えることができる貴重なメディアです。
そんなブログのメリットを存分に生かせるかどうかも記事の内容次第。
以下から基本的なブログの書き方(記事ネタ)をご紹介します!
ブログの良い例、悪い例。ミュージシャンのための効果的なブログの書き方
では、その「ファンを増やす」「ファンがさらにファンになる」ブログの書き方を具体的に見ていきましょう!
っとその前に…。
もしかして、あなたはこんなブログを書いてませんか…?
ある日、あなたは近所で話題のカフェに行きました。
そのことをブログを投稿します。
記事タイトル「カフェに行ってみた」
今日は友達とカフェに行ってきました!
カフェなのに美味しい麺があった…!
リラックスできたし、明日からもがんばるぜ!
(終わり)
ダメ~!
こういうのが一番ダメな例ですね。
ぼくならこんな構成で書きます。
記事タイトル「〇〇市のカフェ「□□」はラーメンもあって男子にもおすすめでしたよ!」
具体的に何がダメで、ぼくの例とどう違うのかを解説していきましょう!
記事タイトルには固有名詞を入れよう
ファンを増やすためにブログを書くと言いましたが、まずもってブログはどうやってまだ見ぬ誰かを連れてきてくれるのでしょうか?
メカニズムは色々あるのですが、大きくはGoogle検索です。
ブログは検索エンジンを経て読者がやってくることが最も多いのです。
検索からの読者獲得を意識した時に、記事タイトルは非常に重要になります。
Googleは検索されたワードに対して、星の数ほどあるブログの中からどうやって記事を選んでいるかと言うと、まずは記事タイトルなんです。
悪い例の場合、検索にひっかかることはほとんどないでしょう。
検索キーワードを想定してタイトルを書いていないからです。
良い例の場合、
- ○○市 □□(カフェ名)
- ○○市 カフェ
- ○○市 カフェ おすすめ
- ○○市 ラーメン
- カフェ 男子
など複数の検索ワードで検索される可能性があります!(あくまで可能性です)
初心者の方はまず固有名詞をタイトルに含ませることを意識すると良いですよ。
他にも「自分だったらこんな言葉で検索しそう!」と少し考えてタイトルをつけるだけでも全然違います。
さらに中級者むけですが、発展して関連ワードもタイトルに入れてみましょう。
例えばギターのテレキャスターについて書きたいな~っと思ったら、Googleで「テレキャスター」を検索窓に入力してみます。
これによって検索する人のさらに深い興味関心がわかるわけです。
例えばこの関連ワードの一覧を見ると、
「中古のテレキャスターでもピックアップを改造するとこんな特徴的な音に!」
みたいなブログを書けばアクセスが伸びそうです。
他にも、ラッコキーワードのようなキーワードサジェストツールに自分がこれから書くブログのキーワードとなる言葉を入力すると、関連ワードを抽出してくれます。
ぜひ使ってみて下さい。
これだけであなたの文章と音楽が誰かの目に触れる可能性が高まるんです。
やらないのは非常にMottainai!
冒頭文は簡潔に書こう
ブログの書き出しの部分も重要なポイントです。
まず定番なのが簡単な自己紹介。
検索から来る人はすべて一見さんの「はじめましての人たち」です。
ですから、少しでもあなたに興味を持ってもらうために、まずは名をなのってみましょう。
ぼくだったら、
〇〇というバンドでギターをやっている△△です。
近所に最近話題の□□というカフェがあると聞いて行ってみました。
カフェって言うと女子っぽいかと思ったら意外とラーメンとかあったりして、男子でも使いやすいナイスなカフェでしたよ!
詳しくご紹介しますので、○○市でカフェをお探しの方やランチをしたい方は参考にどうぞ!
(以下、本文へ)
ぐらいに簡潔に書きますね。
間違っても冒頭からYouTubeを貼ったりして、ゴリゴリに音楽の宣伝をしないようにしましょう!
カフェを調べていて、いきなり音楽を紹介されたらウザイですよね?(笑)
そして、読みに来てくれた人に「これはあなたのための記事ですよ」とわかりやすく提示しましょう。
○○市でカフェをお探しの方やランチを探している方は
という一文を入れることで、まさにその意図をもって検索して記事にたどり着いた人が「私のことだ!」と思ってくれます。
こうすることで読者がブログを最後まで読んでくれる確率が少し上がります。
自己紹介はしたいのですが、早めに本題に入るのが冒頭文のポイントです。
オリジナリティを意識しよう
肝心の本文ですが、もっとも大切なことはオリジナリティです。
あなた独自の視点で感想を書きましょう。
それが検索からのアクセスを増加させることにつながり、ひいてはあなたのファンになってくれる人を増やします。
オリジナリティというと難しそうですが、例えばカフェの紹介だったらミュージシャンなわけですから、
BGMは落ち着いた感じで、主にジャズが流れていました。
なんて一文を入れるだけでも差別化できますよね。
また写真を多めに入れることでリッチなコンテンツにもなります。
読みやすさも向上しますので、ぜひ画像も活用してください。
客観的な事実や情報も書こう
本文はオリジナリティが大切なんですが、同時に客観的な事実や情報も書いておきましょう。
カフェだったら、
- 食べてないメニューの紹介
- 喫煙か禁煙か
- 営業時間
- 定休日
- 住所
- 電話番号
- 公式サイトのURL
などなどを明記しておくと読者にとって便利ですよね?
Google MAPのリンクなんかも便利かもしれません。
ブログは親切心とサービス精神が大事です。
細やかな情報で読者の方をおもてなしして下さい。
単なる日記を書いて読まれるのは芸能人ぐらいです。
元SMAP「新しい地図」のメンバーなら何を書いてもバズりますが(笑)、まったくの無名からはじめるぼくたちはコツコツ人の役に立つことをしていきましょう!
ミュージシャンにおすすめのブログネタは音楽レビューとオピニオン
さて、ここまでで「いや、カフェの紹介してもバンドのファンは増えなくね?」と思いました?
はい、そう思ったあなたはセンスあり!です(笑)
たしかに、カフェとあなたの音楽はなんの関係もありませんから、あなたの音楽を好きになるきっかけになるかと言えば、はなはだ疑問です。(ないとは言い切れませんが)
そこで、ミュージシャンが「ファンを増やす」と「ファンの人にさらにファンになってもらう」という2点でおすすめの記事ネタをご紹介します。
書くときに気を付けるべきポイントはカフェと一緒ですよ!
音楽レビューでファンを増やそう!
まずはやっぱり音楽レビューです。
あなたが影響を受けた憧れのアーティストをブログでガッツリ紹介しましょう!
あなたが作る音楽はそのアーティストの影響を受けているわけです。
っと言うことはあなたが影響を受けたアーティストが好きなファンは、あなたを好きになってくれる可能性が高いですよね。(少なくともカフェ好きよりはw)
例えば、ぼくの場合だと「俺的andymoriのベストソング5選 」という記事なんか、良く読まれています。
フツーにファンなので、熱っぽく語っていますね。
でも、それが良いんですよ。
プロっぽい音楽批評とか自分のブログですから必要ありません。
ブログはあなただけの音楽雑誌と言いましたが、まさに雑誌にインタビューされているようにあなたが影響を受けた音楽を語りましょう。
ぜひあなたの"音楽愛"をぶちまけて下さい!(笑)
オピニオンでファンの熱量を高めよう!
オピニオン=意見、意思です。
あなたが「こんな世の中になったら良いなぁ」とか「自分がこうしたい!」という意思を発表しましょう。
あなたの人柄や思いが伝われば、ファンの人もきっともっとあなたを好きになってくれるはずです。
結果的に誰かに嫌われたとしてもハッキリ自分の意思を発信することはメリットがあります。
「あなたのバンドがライブ集客に失敗する理由とその改善方法」でも書きましたが、新しい誰かに自分の音楽をアプローチしたい時は「どんな人に自分の音楽を好きになって欲しいか?」をよく考えることが大切です。
それこそ音楽雑誌の企画を参考にしてみて下さい。
- ミュージシャン自身が自分の音楽について語る「セルフライナーノーツ」
- 自分が使っている「楽器の紹介」
などブログネタにしても良いアイディアがたくさんあります。
あなたのブログが10倍読みやすくなる!ブログライティングテクニック4選
続いて、もう少し細かいテクニックも勉強してみましょう!
内容が良くても読みにくい文章だと、いくらファンでも途中で読むのをやめてしまうかもしれません。
文章術というほどのことではありませんが、スマホ時代のブログならではの注意点を紹介します。
これを意識するだけであなたのブログがグッと読みやすくなりますよ。
①改行を入れて空間をつくる
ここまでこのブログを読んでみて気づきました?
実はかなり改行を入れています。
そして空白も多用していますね。
今、ブログはほとんどスマホで読まれます。
小さな画面に文字がギュギュウに詰まっていると、それだけで読む方はモチベーションが下がってしまう!
スマホはスッスッとスクロールしていくのは楽なので、文章が下に長い分にはそんなに問題ないのです。
ブログサービスの仕様にもよるのですが、ぼくの場合は、
- 一文ごとに改行
- 二、三文ごとに空白
を入れています。
②口語体、話し言葉でフランクに書いてOK
文章を書くとなると「です・ます調」でかしこまった文章じゃないといけないと思うかもしれません。
でも、ブログに関して言うと全然そんなことありません!(ぼくはわりとです・ます調ですがw)
むしろフランクな話し言葉がブログでは最適解です。
ブログはスマホで細切れの時間で読まれています。
リラックスタイムや暇つぶしです。
そんな時、かしこまった文章だったらイヤですよね?
特に音楽ブログと言うとエンタメの話ですから、軽やかで楽しい文体の方が〇です!
同じ意味で太字や色文字を使ったり、文字を大きくしたりして読みやすいブログを作ってみましょう!
③漢字は少なめにしよう
漢字は少なめにした方が良いですね。
①と②とも関連するのですが、文字の視覚的圧迫感を軽減するためです。
例えばこんな文章があったとします。
これを漢字を多めにして、改行もなくしてみましょう。
どうでしょう?!
一気に読みずらい印象を抱いたのではないでしょうか?
画面が全体的に「黒っぽい」印象にならないように、漢字少なめ、改行多めで「白っぽい」印象になるようにしましょう。
④見出しを使って分かりやすく
見出しタグを使って、わかりやすいブログを目指します!
見出しには先に「答え」を書くのがおすすめです。
例えば、「おすすめのブログネタは?」と読者に気を持たせる見出しにするのではなく、「おすすめのブログネタは音楽レビューとオピニオン!」といったように「答え」を書いてあげます。
またできれば見出しにも検索キーワードを含めると検索に対して効果的です。
究極的には「記事タイトル」「見出し」「太文字」だけを斜め読みしても意味が伝わるブログが読みやすいんです。
繰り返しですが、読者は、
- スマホで
- 細切れの時間に
- 暇つぶしやリラックスとして
ブログを読みます。
書き手が思った以上に読者はパパパーとスクロールして読みますし、ラクに読みたいんですね。
音楽を聴いてもらうためのブログデザイン。記事下に音楽の宣伝を入れよう
さて、せっかく良いブログが書けるようになっても、音楽の宣伝に繋がらなければ意味がありません!
ブログであなたの音楽を宣伝するにあたって工夫してほしいのがブログデザインです。
ブログは色んな場所を宣伝広告を表示させることができますが、ぼくがおすすめしたいのはブログの記事下に音楽の宣伝を表示させること。
当たり前ですが、記事下に到達した読者は記事本文を全部読んでくれた人です。
つまりあなたのブログをある程度評価してくれたということですね。
そのため記事上でいきなり宣伝したり、サイドバーで横やりを入れるより、記事下に広告を入れる方が効果が高いです。
記事下にYouTubeを張り付けたり、バンドの公式サイトへのリンクを貼ってみて下さい!
ほとんどのブログサービスは記事下に自由に文章を書き込むことができます。
まだの人は今すぐ書こう!
ミュージシャンにおすすめのブログサービス比較ランキング
ブログの書き方、音楽の宣伝を入れ込む場所がわかりました。
いよいよブログを書き始めたいところですが、さていったいどのブログサービスを使えばよいのでしょか?
ここからは、ぼくのこれまでのブロガー人生の経験からミュージシャンにおすすめできるブログサービスをご紹介します!
わかりやすいようにランキング形式にしました。
- Medy
- note
- WordPress
- アメブロ
- はてなブログ
この5つを順番に紹介・解説していきます。
第1位:ニュースレターも同時発行できて、マネタイズにも挑戦できる「Medy」
Medyは、
- 無料
- かんたん操作
- ニュースレターも同時に
- 独自性が強い
- サブスク課金もできる
といったサービスです。
まず無料で始めらるのはありがたいですね!
費用はブログ記事を有料販売した場合の手数料のみ。
なので、もし有料販売しないのであればずっと無料で使えます。
「ニュースレター」とは聞き慣れない言葉かもしれませんが「宣伝ではないメルマガ」のこと。
Medyでは、ブログ公開と同時にその記事をメルマガにして読者に送信できます。
メルマガ購読してくれた人だけが読めるブログに設定できたりと、コミュニティづくりにとても役立つ機能があるんです。
さらにブログ記事を
- 記事ごとの有料販売
- サブスク販売
できるので、これは事実上のファンクラブとして運営することも可能。
そして既存のSNSとは違って、単なるニュースレタープラットフォームであることもポイントです。
後述するnoteなど、SNSを標榜するサービスはたしかに読者を獲得しやすいし、バズる可能性はMedyよりも高いでしょう。
しかしそれは同時に、自分の読者(ファン)が他人にとられることも意味します。
”とられる”とは大げさかもしれませんが、人の時間は有限。
ファンには脇目を振らず、自分たちの音楽にしっかり時間を使って欲しいというのが、ミュージシャンの本音でしょう。
先ほど「記事下にじぶんの音楽を宣伝しよう」と言いましたが、SNSサービス(noteなど)の多くは記事下に該当する部分に他人の記事がレコメンドとして表示されます。
ふたつ、みっつと続けて自分たちのブログ記事を読んでほしいのに、そのレコメンドからどこかに飛んでいってしまう…。
SNSでは、そのように他のクリエイターとの競争に強制的に参加させられるデメリットがあります。
今やYouTube、SNS、Spotifyなど、ファンを「獲得」しやすいプラットフォームはブログ以外にも多く存在しています。
しかしそこからファンと関係性を構築し、「熱量」を上げていくのがむずかしい。
だから今のブログには、どちらかというと「獲得」より「熱量」の方に重きをおきたい。
その意味で言うと、Medyの方がさっき言ったコミュニティづくりに役立つ機能があったりと、ファンとアツい関係性を築くのにはむいてるんですね。
アーティストとファンが誰にも邪魔されずしっかり向き合う空間。
それが今のインターネットとスマホの中では貴重です。
Medyはその貴重な空間を無料で提供してくれているので、ブログを書くならぜひおすすめしたいサービスです。
第2位:すぐに書き始めることができて、読者も多い「note」
noteは、
- サービス側がおすすめ記事をピックアップして拡散してくれる
- 音楽配信、販売も可
といったメリットがあります。
noteは201年のスタートから順調に成長し、拡散力のあるサービスになりました。
ネットで話題になる記事がnoteで書かれていた、なんてことも珍しくありません。
これは運営側がマメに優秀な記事をピックアップして拡散してくれるおかげです。
あなたが書いた記事も質が良ければ多くの人に読まれるかもしれません!
とは言え、先ほどのMedyのところで解説したとおり「拡散力」は諸刃の剣。
拡散されるプラットフォームだからこそ、競争が激しく日々の記事更新を追い立てられます。
また拡散力があるがゆえに「noteでバズる記事を書こう!」というモチベーションになってしまいがち。
それはそれで悪くないのですが、ブログで大事なのはプラットフォームでウケることより、ファンの心にちゃんと届くこと。
なので、noteを使う場合でも、しっかり記事を書く意味を確認しながら運営していきましょう。
他にnoteの大きな特徴は、音楽配信と販売ができるところです。
音源をnoteにアップロードすることも可能ですし、Spotify、Apple Music、Sound Cloudのプレイヤーを記事に埋め込むこともできるようになりました。
さらにアップロードした音源や文章を値段をつけて販売することができます。
noteのはフォロー機能もありますので、ブログを書いてフォロワーが増加。
そしてフォロワーさんに向けて音源を販売することもできてしまう、ということですね。
デメリットとして挙げられるのが、
ことでしょう。
書いた記事を外部に保存することができないので、noteに何らかのトラブルがあったり、自分が規約違反をしてしまっていた場合は文章そのものが消えてしまいます。
もちろんnoteはこれまで安定して運用を続けていますが、サービスに依存している限りバックアップできないことはリスクであり続けます。
詳しい操作解説などはこちらの記事でも紹介していますので合わせてご覧ください。
関連記事noteを音楽活動で活用する方法!楽曲のダウロード販売もできます。
第3位:オリジナリティがあり、収益化にも優れた「WordPress」
WordPressではもっとも本格的なブログサービスです。
そして他社のブログサービスとも毛色が違います。
Medy、note、はてなブログ、アメブロが企業が提供しているブログサービスなのに対し、WordPressはフリーのソフトウェア。
つまり自分でデータをアップするサーバーをレンタルし、WordPressをインストールして利用する純度100%あなたのモノであるブログを作るサービス(ソフト)ということですね。
メリットは、
- デザインが自由自在
- 広告をはってマネタイズできる
- バックアップが簡単
といった点が挙げられます。
WordPressはデザインの自由度が非常に高いです。
ミュージシャンならば"見た目"を重視する人は多いのではないでしょうか。
例えばCDをリリースするとしてジャケットに興味がない人はいないと思います。
それと一緒で、ウェブデザインというモノも自分の世界観を表現する大きな武器になります。
WordPressは無限にあるテーマ(テンプレート)を活用することで、ウェブデザインやプログラミングができない人でもカッコいいウェブサイト(ブログ)を作ることができます。
もちろん、ちょっとプログラミングをかじっている人ならかなり自由に思ったようにデザインをいじれますよ。
今や世の中の3分の1のウェブサイトがWordpressでできるていると言います。
それくらい人気があり汎用性のあるサービスなんですね。
ゆえにWordpressでできないことは"ほぼ"ありません。
音楽を公開するのも写真ギャラリーを作るのも簡単です。
音楽活動で便利な機能で言うと、チケット予約サービスや通販サイトまで付けられちゃいます。
さらに広告を掲載してブログ自体を収益源にすることもできてしまいます。
対してWordpressのデメリットになるのは、
- サーバーレンタルが必要
- 費用がかかる
- アクセスが伸ばしにくい
といった点です。
WordPressは自分でレンタルサーバーと契約し、そのサーバーにWordPressというソフトをインストールして初めて使うことができます。
この手続きと作業がちょっとめんどうで、ウェブに苦手意識がある人は挫折してしまいがちです。
レンタルサーバーはレンタルですから月額費用も必要です。
もっとも月額1,000円程度で収まる範囲なのでそれほど大きな負担ではありません。
さらに初心者にとって一番ツラいのはWordPressはそれ自体が独立したサービスなので、その他のブログサービスのように記事を宣伝してくれないという点。
自分のSNSで積極的にブログを宣伝したり、あるいはGoogle検索から流入がくるのを待つしかありません。
アクセス数が伸びないとどうしてもモチベーションが下がりがちですよね。
そういったデメリットを加味しても、例えば、これから長く音楽活動をしていきたいと考えている人なら一度はWordPressに触れてほしいと思い、第3位に挙げさせてもらいました。
けっきょく、できる限りの環境を自分で調達する方がコンテンツ(文章、音楽)が消えてしまうリスクを管理できるからです。
先ほどいった通り、noteはコンテンツのバックアップはできません。
全てが無に帰る危険性が常にあるということです。
その意味でWordPressはもっとも外部への依存度が低いブログサービスと言えるでしょう。
個人で音楽活動を長く続けていきたい人に心がけてほしいのが、できるだけコンテンツを手元に近い場所で管理するということです。
少なくともひとつのサービスに依存するのはあまり好ましくありません。
その依存したサービスが終了した場合、ファンもあなたもまたゼロから積み上げていかなければいけなくなってしまいます。
なので、WordPress=自分の城を確保したうえで様々なサービスを利用するのは賢い選択。
ちなみにこのブログもWordPressで運営しています。
とは言え…。
なかなかWordPressの利用に腰が重い人の方が多いと思います。
そこでバン活!では知識0でもWordPressを始められるシリーズ記事を制作しました。
サーバーとドメイン(URL)の契約からWordPressの設定、テーマの設定、記事の書き方や音楽配信の方法まで。
プログラミング言語がわからなくても全然大丈夫です!(ぼくもあんまりわかってませんw)
WordPressを始めようと思ったらぜひこちらの関連記事を見ながら進めてみて下さい。
関連記事ミュージシャンがWordPressで公式サイトを自作する方法をわかりやすく解説(全5回)
第4位:集客力、宣伝力が高い「Ameba」
「ブログと言えばアメブロでしょ!」とすぐイメージが浮かぶ人も多いと思います。
実は以前のアメブロは商用利用ができない規約であったため、あまりおすすめしていませんでした。
ですが2018年12月に満を持して規約が解約。
商用利用ができるようになりました。
アメブロの人気は主婦層を中心にいまだに健在です。
ご存知のとおり芸能人ブログも多くがアメブロですよね。
それゆえにミュージシャンが宣伝目的でブログを書く場合の宣伝力、集客力にも期待できます。
積極的に他のアメブロを読んだり、足跡をつけたりして交流をはかることで確実な宣伝効果が見込めます。
しかしコレがいかんせん書く人を選ぶサービスです。
そのファンシーな世界観は男性なら毛嫌いする人も多いでしょう。
カスタマイズも意外と面倒です。
いくら宣伝力があるといっても、書いていて楽しくなければ継続することもできません。
逆言うと、自分が女性だったりアイドルであった場合は一番に候補に挙がってくるブログサービスですね。
該当する方は利用を検討してみて下さい。
第5位:フレキシブルで便利な「はてなブログ」
はてなブログは数あるブログサービスの中でも、Wordpressに次ぐ自由度がありますね。
カッコいいデザインがそろっており、カスタマイズもしやすいです。
月額¥1,000(2年契約なら¥600ほど)の「はてなブログPro」を使うと独自ドメインを使うこともできます。
魅力は「はてブ」が付きやすいこと。
「はてブ」とは「はてなブックマーク」のことです。
たくさんの方にお気に入りにしてもらうと、その記事がはてなブログのポータルサイトで紹介され、莫大なアクセスを生みます!
しかし、実は以前より個人ブログに「はてブ」からの爆発的流入が期待できなくなりました。
「はてブ」はコメントも同時につけられるがゆえに、ブロガー同士のいさかい(のようなもの)も頻発していました。
それが原因で、はてなブロガーが大きな事件に巻き込まれたことも…。
そういった経緯から、今現在は「はてブ」経由で個人ブログが紹介されることがグッと少なくなっています。
とは言え、10年以上ブログサービスを運営する老舗でもありますし、
- デザインカスタマイズのしやすさ
- サービスの使いやすさ、執筆のしやさ
- 記事がバックアップできる
など「はてブ」の存在を無視しても十分に利用価値のあるサービスになっています。(むしろ無視した方が良い)
「noteよりブログっぽくて、WordPressより簡単で、アメブロより男子向け」
そんな時に利用を検討したいサービスです。
ミュージシャンがブログを書くなら参考にしたい、おすすめブログメディア3選
最後におすすめのブロガー(ブログ)を紹介します!
特にミュージシャン/バンドマンでブログをやっている人が参考にしたい人をチョイスしました。
①DTMブロガー、こおろぎさん
まずおすすめしたいのがDTMerでブログをフル活用している、こおろぎさんです。
お手本のようなミュージシャンブログで、実際にこおろぎさんは仕事のほとんどをブログ経由で受注しているそうです!
まさに音楽活動を加速させるブログ使い。
隅から隅まで参考にしましょう!
②ファンが増えるブログを書ける、吉田佐和子さん
クラリネット奏者の吉田佐和子さん。
彼女が参考になるのはいわゆるブランディングの部分です。
写真や動画、文章にしてもディテールまでこだわって自分の世界観を表現されています。
そんな彼女の世界観に魅せられたファンを多くもつ稀有な演奏者です!
③笑いを学ぶなら、オモコロ
オモコロは個人ブログでも音楽メディアでもないのですが、ぜひ見てほしいメディアです。
ネット上で数々のバズを引き起こす「バーグハンバーグバーグ」が手掛け、個性的な人気ライターが書いたオモシロ記事が日夜更新されています。
これを読めば「ネットでウケる文脈」が少し理解できると思います。
何かのレビューでもただの説明するのではなく、それ自体もオモシロコンテンツにする。
オモコロレベルの記事が作れれば、ミュージシャンであろうと誰であろうとネットからファンを作ることができるでしょう。
まぁ、ふつうは無理ですが(笑)
とは言え、まずはイチ読者になって刺激を受けることは有意義です。
特に読んでみてほしいのはARuFaさんの記事。
とにかくバズる天才で、このぐらいのクオリティであればちゃんと評価されるんだなと肌感覚でわかると思います。
ARuFaさん自身、ちょっとミュージシャンの側面がありますし、フォローしておくと参考にります。
なかなか真似できるレベルじゃないですが、記事の作りこみ方や発想は大いに参考にしましょう!
ブログで稼ぐこともできる
以上が「ミュージシャンのブログ活用法」でした!
参考になったらうれしいです。
今回は、
- ファンを増やす
- ファンの熱量を上げる
ブログ術をお伝えしましたが、別のベクトルで「ブログで稼ぐ」こともできるんです。
いわばブログで音楽を売るのがミュージシャンのブログマーケティングですが、なにもミュージシャンが売るのは音楽だけではありません。
タオルやリストバンドグッズなどバンドグッズを売ったりしますよね?
その意味では、ブログを起点に音楽以外を売っていうのもお手の物。
関連記事も合わせてチェックしてみて下さい!
関連記事月に2万~3万円をブログで稼ぐためのおすすめサービス18選