音楽メディアは多様化しています。
CD、レコード、ダウンロード、ストリーミング・・・。
音楽ファンはそれぞれ何を使っているのでしょうか?
音楽を作る側からするとどのメディアでリリースするかは死活問題です。
世代や趣味趣向によってコレは使うけど、コレは使わない。
ユーザーの選択肢は広がっています。
ミュージシャンはどこで宣伝して、どこで売るかをよく考えなければいけません。
そこで今回は「音楽を売る方法」をまとめます。
いろんなやり方がありますが、この6つのサービスを知っておけば網羅的に流通することができます。
これが今現在の音楽を売る方法です。
①CDをリリース!「ディストリビューター」
タワレコやHMVでCDを売りたい!
プライベーター(個人ミュージシャン)でもちゃんと全国流通できます。
「ディストリビューター」というサービスを使います。
いわばCDの卸売り業ですね。
おすすめはUltra Vybeという業者さん。
僕も利用経験ありますし、丁寧に対応してくださって好感を持っています。
(参考資料:【CDデビューしたいバンドマンへ】あなたの音楽を売ってくれる『ディストリビューター』まとめ )
②ダウンロード、ストリーミングはTUNECORE JAPANなど
i tunesなどのダウンロードは当たり前。
最近話題のApple MusicやLINE MUSICやAWAなどのストリーミングサービスにも配信してくれる業者さんがあります。
TUNECORE JAPANというサービスです。
海外向けのサービスにも配信できるので夢が広がります。
他にもいくつかのサービスがあり、特徴があるのでこちらの記事で確認してください。
iTUNESやApple Musicで音楽を配信するには?6つの方法をまとめてみた
③YouTubeは確実に使おう!
YouTubeは確実に使いましょう!
別に凝ったMVでなくても活用法は色々とあります。
なんだかんだで今も「音楽最大の消費地」がYouTubeです。
ここをおさえないと網羅的とは言えないでしょう。
また、広告を利用することでYouTube自体から利益をあげることも可能です。
④プレミアムなレコードを「QURATES」で作る
アナログレコードもCDプレスと同じように制作することは可能です。
しかし、一般の店舗に流通というと難しい。(できることはできるはず)
そこでおすすめしたいのは「QURATES」です。
「QURATES」はクラウドファンディング方式で製作資金をつのり、流通販売までを一貫して行えるサービスです。
レコードブームとは言え、そこまで大量に売れるものでは現状ありません。
ファンのためのプレミアムアイテムとしてレコードはおすすめします。
⑤独自配信で利益をあげる
逆に上記のようなサービスを使わず流通することで利益率を高めることができます。
BASEのようなサービスを使えば、ランニングコスト0円でウェブショップを開設することができます。
そこで音源データやCDを販売すれば売り上げのほぼ100%が手元に残ります。
ウェブショップは音源以外にもバンドグッズの流通にも使えるのでおさえておきたいポイントです。
関連記事:【手数料激安!】ミューシャンはBASEで音楽を売ろう!
あとはnoteもおすすめです。
noteは課金できるコミュニティを作れるサービスで、ロックバンドではくるりさんも使っています。
関連記事:「くるり」も使ってる!バンドの音楽活動における『note』の可能性
それぞれを意図をもって使おう!
以上で音源の流通方法はほぼ網羅しています。
しかしそれぞれ、意図をもって使うことが大切です。
CDリリースだけだと利益を残すのは非常に困難でしょう。
逆に独自配信だけだとタワレコに出入りするようなコアなインディーズバンドファンに届けるのは大変です。
自分たちの経営規模、届けたい音楽ユーザー層、などを把握した上で戦略的に使うのが吉です。
と、まぁそんなこと言われても音楽が本業のバンドマンなんだし、わからないですよね(笑)
そういったマーケティングやバンド経営のアイディアを「バン活!」では紹介しています。
見て損はないと思うのでバンドマン/ミュージシャンは是非、読んでみてください。
それではご紹介したサービスをまとめます。
- CDが全国流通できる『Ultra Vybe』
- ダウンロード、ストリーミング配信ができる『TUNECORE JAPAN』
- MVを公開できる『YouTube』
- アナログレコードがつくれる『QURATES』
- 自分のウェブショップがもてる『BASE』
- 独自のコミュニティがつくれる『note』
是非参考にしてみてください!