「あ~、もう音楽辞めようかな!」
ある程度年齢が過ぎて思ったような成果が得られないと音楽から身を引こうと考える人も多いと思います。
でもぼくはミュージシャンの引退話を聞くと、
って思ってちゃうんですよねぇ。
もちろん、選択は個人の自由なのですが、この記事では「音楽を続けた方が良い理由」を書いてみたいと思います。
稼げるから
「稼げないから辞めるんだよ!」
と言われそうですが(笑)
まぁ、音楽でなかなかまとまった収入を得ることは大変ですよね。
"本業"としては。
では発想を変えて、副業としてはどうでしょうか?
音楽で月に5万円、10万円稼いだ経験がある人。
たしかに年収にしたら足りないですし、それだけでメシを食っていくことはできません。
でもそれってスゴイことですよ!!
世間で今、副業が推進されているのはご存知だと思います。
色んな理由がありますが、1つの企業が人の一生をまるまる面倒見るのが難しくなってきたからです。
音楽で稼げるなんて最高の副業スキルです。
例えば、音楽アーティストとしての音楽人生を断念したとしてもあなたに音楽スキルは残っています。
そのスキルを別の形で運用して副業に変えてみるのはどうでしょうか?
「音楽で副業」とは具体的に何かというと、例えばオーディオストックはどうでしょうか?
オーディオストックとは自作曲の使用権を販売できるサービスです。
いわば印税ビジネスに誰でも挑戦できるプラットフォームです。
オーディオストックの登場で、今まで音楽プロダクションに所属しなければなかなか難しかった音楽の権利販売が万人に解放されました。
いや~、イイ時代ですね!
こちらのオーディオストックを紹介した記事で詳しく解説していますので、まだご存知ない方はぜひチャレンジしてみて欲しいです。
合わせて読みたい
他にも、ストアカ(ストリートアカデミー)など音楽教室を開業するためのサポートサービスも充実しています。
週末に音楽の先生をするのも立派な副業ですよね。
音楽はなくならないから
音楽は有史以来存在し続けています。
最古は紀元前、メソポタミア文明において楽器が演奏されてたそう。
そこから現在にいたるまで、社会、文化、文明は様々な変容があったわけですが音楽そのものは何か得に代替されることなく存在し続けています。
きっとこれからもそうでないでしょうか!?
音楽が存在し続けるのなら、音楽で稼ぐという行為はそのカタチは変わっていこうともなくならないと思います。
たしかにCDが売れなくなって、「原盤ビジネス」のような手離れの良いビジネスは通用しなくなってきています。
しかし、さきほどのオーディオストックしかり新しいサービスが生まれてきているのです。
音楽ストリーミングはCDよりももちろん売り上げ単価が低いですが、誰でも今すぐに配信できて初期費用がかからないという点については優位性があります。
加えて、音楽市場は世界に広がってきていますよね。
ちょっとネタ的ではありますがピコ太郎さんの大成功なんか記憶に新しいところ。
AmPmなんかは日本ではまだ知名度が低くても、Spotifyのおかげで世界中でスマッシュヒットしました。
合わせて読みたい
さらに言うと、先ほどの「副業推進」と通ずるところではありますが、近未来の社会ではAIの発達で人間の仕事が減少。
結果、余暇が爆発的に増えると言われています。
みなさん、ヒマな時なにしてます?
そう!音楽ですよね!(笑)
音楽はなくならないどころか成長産業であるとも言えます。
そう考えると、今音楽をやめてしまうのはもったいないと思いませんか?
社会資産が増えるから
音楽は「副業ならこれからずっと稼ぎ続けることができる」というのがここまでの話でした。
じゃあ、お金稼ぎにしか音楽はメリットがないかというとそうではないですよね。
「社会資産」「無形資産」という考えがあります。
お金などの現物資産、株や債券などの金融資産とは全く別の話。
社会資産とは目に見えない人とのつながりのことを言います。
実は困った時に助けてくれるのは家族や親友など近しい人ではなく遠い知り合いだなんて話があります。
同じコミュニティで属している人同士だと、うまくアドバイスができなかったり、外部からチャンスを運んでくることができないからだそうです。
逆に遠い知り合いだと気軽に客観的なアドバイスができたり、無責任な分チャンスをホイホイ提供できてしまうそう(笑)
「知り合いのツテで転職した」なんて経験のある人ならうなづくかもしれません。
「遠い知り合い」とはつまり社会資産そのものですよね。
ではどうやって「遠い知り合い」を作ろうか?と考えた時、やっぱり音楽はうってつけではないでしょうか?
音楽は今や誰でも今すぐ世界に向けて発信することができます。
しかも、文章や言語と違い国境を越えて広がりやすいというメリットもありますよね。
これほど拡散力・爆発力のあるコンテンツは他になかなかないと思います。
それでいて個人の性格や資質に深く根付いています。
ホラ、音楽の趣味が合うとやっぱり友達になりやすくないですか?
言い換えると、音楽は世界中にあなたの親友を作ることができるツールなんです。
(ちょっとロマンチック過ぎますか?w)
専業も辞める。
副業もしない。
でも、あなたの音楽をプライベートPCのハードディスクに眠らせておくのはやっぱりもったいないです。
まとめ:自分のペースとやり方で音楽を続けていくときっと良いことがある
以上、
- 副業レベルなら音楽でもちゃんと稼げる
- 音楽は成長産業
- 社会資産も増える
というのがぼくが考える「音楽をやめない方が良い理由」でした!
参考になったらうれしいです。
音楽活動とはかつては「辞める」「辞めない」という二者択一でした。
ですが、今はインディー活動のすそ野が広がり、アーティストもクリエイターも自分らしいやり方とペースで音楽を続けることができます。
ですから、「辞めてやる~!!」なんて思わずに、冷静になって新たな音楽人生を模索してみてほしいと思っています。
バン活!では特に音楽と仕事を両立する方法とモデルケースの紹介に力をいれています。
それは多くの人にとって現実的で再現性の高い音楽人生であろうと思うからです。
「音楽と仕事を両立する方法。仕事しながらバンドマン」という記事で詳しく紹介していますのでぜひ読んでみて下さい。