「音楽教室でバンドを組みたい!」
そう思って音楽教室に通う人も多いと思います。
しかし、音楽教室ってバンドを組むことってできるんでしょうか?
そこで今回は、実際に音楽教室でバンドを組んだ経験のある方にそのキッカケを聞いてみました!
やっぱり楽器演奏の醍醐味はアンサンブル。
バンドをやってみたいですよね。
ぜひ経験者の言葉を参考にして下さい。
Q:音楽教室でバンドを組めたキッカケ、いきさつはなんですか?
A:音楽教室の発表会がきっかけで
私はヴォーカル科に通っていました。
通常はカラオケやピアノ伴奏に合わせて歌うのですが、音楽は他の人とセッションをするのが醍醐味なので自然とバンドを組んでみたいという気持ちになってきます。
そこは大きな音楽教室で、ヴォーカル科、ギター科、ドラム科など様々なコースがありました。
年に一度、各コースの希望者を集めてバンドをいくつか作り発表会ライブをするのが恒例のイベントになっていて、私ももちろん希望しました。
誰とバンドを組むかは先生方の裁量で、ちょうど同じようなレベルの人たちがバンドを組めるように選んでくれました。
ライブ前に5回ほどリハーサルを。
音楽教室主催のライブのためのリハなので、普段レッスンで使っているスタジオを安く使わせてくれました。
何度か会っているうちにメンバーとは仲良くなり、一緒に食事に行ったりもしました。
私のいたバンドは、ライブ1回限りで終わってしまいましたが、他の出演バンドの中には、その後もライブ活動を続けている人もいましたよ。
まず、一番多かったのが「教室主催の発表会がきっかけで」という話でした。
これは規模の大きい大手音楽教室だと、よくあることですね。
回答にあった通り、大手音楽教室には様々な楽器を習っている人がたくさんいます。
その分きっかけも多くなりますよね。
同じレベルの人で組めるというのも、初心者には安心感が強いです。
また、練習でスタジオを安く使わせてもらえたのも、大手ならではの特権ですね!
私はドラムを習いに音楽教室に通っていました。
バンド結成のきっかけはすごく簡単で、音楽教室の発表会です。
担当の先生から発表会ではソロで演奏するように言われたのですが、もともと引っ込み思案の私はそれがすごく嫌で、発表会自体を遠慮させて貰おうかと思いました。
そうしたら、先生が他のクラスに声をかけてくれて、ギターとキーボードでバンドをやろうという話になったのです。
ボーカルは発表会は先生に依頼して簡易的なバンドが出来上がり。
発表会はすごく楽しくて、また発表の場があれば一緒にやりましょうと、そのまま一緒に活動する事になりました。
その後メンバーの知り合いをボーカルとして迎え、他のメンバーが引越すまで3年間一緒に活動しました。
その後3年間の活動持続は素晴らしいですね!
人見知りの性格でも、発表会はレッスンの一つのカリキュラムですから、自然と挑戦できるのも良いポイント。
十年以上前ですが、女子十二楽坊に憧れて、中国人オーナが主催している中国民族楽器の教室で二胡を習っていました。
普段は個人レッスンで。
教室の生徒同士の出会いはありませんでしたが、発表会に参加した時に色んな楽器を習っている人達との交流がありました。
その時に月一度程度、有志で練習しようという話になり練習を重ねていました。
一年ほどして、参加するメンバーもだいたい固定してきて、楽器の種類も増えてきたのでので、そのメンバーでバンド結成をしたいねという話が盛り上がって、レパートリーが増えたころバンド結成をすることになりました。
はじめは、老人ホームや病院、地域の祭りなどでボランティアとして。演奏させていただいていました。
色々行かせていただくうちに、寸志程度のギャラをいただくような演奏の場をいただけるようになりました。
現在も、その活動を続けつつ、時折、小さなカフェやレストランなどでも、演奏の依頼をいただくようになりました。
最近は、ライブハウスなどでも、時折ライブをしています。
現在も活動中ということで素晴らしいですね!
この方のようにプレイヤーの数が限られたジャンル、楽器の場合は音楽教室というのは貴重な出会いの場であると言えます。
しかし、その分ちゃんとバンド活動できれば色んな活動場所があるとも言えるかもしれません。
ちょっと変わった楽器やっている方はぜひ音楽教室に通ってみましょう!
今回お話を伺った中で半数近くが「発表会きっかけ」でした。
発表会はバンド結成の非常に良いきっかけになるようです。
A:先生の紹介で
ドラムを習いに行っていた教室の先生に、よく私の好みを喋っていました。
ボズ・スキャッグスやジノ・ヴァネリ、Totoなど、いわゆるAORというジャンルのものが好みでした。
本当に幸いな偶然なのですが、その音楽教室にAORが好きな同年代の仲間が通っているらしく、先生が「せっかくだから顔合わせして喋ってみる?」と会合の機会を与えてくださいました。
ドラムが2人、ギターが2人、ベースが2人。
これほど多く集まるとは思いもしませんでしたが、全員意気投合。
近くのスタジオでジャムることにしました。
ドラムが2人でしたので、私はピアノ(キーボード)を担当しました。
2人のベースのうちの1人がとても良い声をしていましたので、お願いしてボーカルになってもらいました。
私の地元の駅前で、市が主催している音楽イベントがありましたので、そこで30分(5曲)の演奏をさせていただきました。
好評だったので、地元の祭のステージに2回、近くのカフェライブに5回参加させていただきました。
先生が気を使わせてくれるパターン!
これも音楽好きのコミュニティならではですね。
ちょっと偏った音楽の趣味でも仲間で出会えてしまうという音楽教室マジック!
先生も有名バンドが出たら宣伝になるし、意外と積極的かもしれません(笑)
A:同じレッスンの仲間と仲良くなり
わたしがドラムを習っていて、ギターを習っている方と、好きなバンドを共通の話題として仲良くなったことがきっかけ。
お互いのレッスンの課題曲とは別の2人が好きなバンドの曲を、練習室を借りて合わせてました。
最初はお遊びのつもり、練習のつもりでやっていたのですが、いつしかアレンジを加えたりし始めたので、本格的にコピーバンドとして活動してみようということになりました。
好きなバンドは4人メンバーだったので、同じバンドを好きな、自分たちの友達のツテをたどって、ベースともう1人のギターを見つけ、バンドを結成しました。
主にコピーバンドとして、ライブハウスに出演を目標に、日々練習してました。コピーバンドとしては2回ほどライブに出演しました。
もともと好きだったバンドのオリジナルグッズを手作りするのが好きだったこともあり、自分たちのオリジナルステッカーも作りました。
音楽教室の仲間と自然と仲良くなってというのも非常に多いパターンです。
しかも、グッズを作ったり充実した活動をされていて素晴らしい!
音楽教室では全員エレクトーンを習っていました。
グループで習うクラスでした。
バンドからは、かけ離れているようにも見えますが、授業終了後に皆でワイワイ話すことがよくあり、その中でも仲良くなった人たちと外で食事することになりました。
そこで、好きなアーティスト、音楽ジャンルなどで意気投合し、カラオケへ移動。
すると1人がギターが得意、もう1人がドラムをやっているということでした。
私自身はエレクトーンとトロンボーンしかできなかったため特に話には入れなかったのですが、カラオケで私が歌うととても上手い!と褒められました。
そして私がヴォーカルだったら楽しそう!と話が膨らみ3人でバンドをやってみようという話になりました。
早速行動に移り、どのようなバンドにするか何回かミーティングをし、残りのベースはネットのサイトで募集をかけ、志望者と4人でコピーバンドを結成しました。
就職でベースが脱退するのを機に1年半で解散することになりましたが、何度かライブに出演でき、とても思い出になりました。
なんと!
教室でならっている楽器とは別の担当楽器でバンド結成とは!
考えてみれば、そんなこともあり得ますよね。
音楽教室は周りは全員音楽好きです。
この方のように「意外と歌がうまかった!」なんて人も実は多いのでしょうねぇ。
結論:音楽教室に通うえば、バンドが組める!
以上のように音楽教室に通えば、
- 教室主催の発表会
- 先生の紹介
- 教室の仲間と
などなどバンド結成のたくさんのきっかけがあることがわかりました!
「人生で一度はバンドを組んでみたいな…」
という方はぜひ音楽教室に通いましょう!
その際は発表会があり、多くの人が通っている大手音楽教室が良いと思います。
こちらにおすすめの音楽教室をまとめてありますので、参考にしてもらって無料体験を申し込んでくださいね。