最近、テレビCMや電車の中吊り広告でも「Amazon Music Unlimited」や「Apple Music」の広告をよく見ますよね?
しかし、興味はあれど実はどんなサービスなのか知らない方も多いと思います。
そこでこのページでは、
- 音楽サブスク(ストリーミングサービス)とは?基礎知識を解説
- 現在日本で使える11コの音楽ストリーミングサービスの比較
- 筆者が実際に使っているおすすめ音楽ストリーミング
を紹介していきます!
音楽ストリーミングサービスとは?メリット、デメリットを解説
音楽ストリーミングサービスを簡単に説明すると、
・おおよそ9,000万曲が
・スマホやタブレット、PCで
聞けるサービスです!(一部、例外を含みます)
また、ほとんどのサービスで無料体験が用意されているので、アプリをダウンロードすれば今すぐあなたのスマホで音楽を聴き始めることができますよ。
ちなみに「ストリーミング」とは、データをネット上で読み込み・再生する方式のことを言います。
これによって端末のデータ容量を圧迫することなく音楽を楽しめるわけですね。
動画だとYouTubeもストリーミング方式をとっています。
と、思いました?
YouTubeはアップロードされている音楽だけを再生してくれる便利なアプリも多いですもんね。
実際に「音楽はYouTubeで十分!」という人はかなり多いと思います。
が!
音楽ストリーミングサービスはYouTubeと比べて以下のようなメリットがあるんです!
音楽ストリーミングサービスのメリット
・楽曲が豊富
・高音質
・邪魔な広告が入らない
・レコメンド機能で新たな音楽を発見
メリット①合法だから安心→音楽文化に貢献!
特に大事なのは「合法である」という点。
YouTubeには著作者が了承していない違法アップロードを音源が多数あります。
違法アップロードされた音源を視聴することで、ただちに犯罪にはならないようですが危険なことには近づかないのが一番!
結論的には、視聴しただけで逮捕などをされる可能性は低いといえます。文化庁も公式見解として、このようなケースは刑事罰の対象にならないと明言しています。
Q 違法に配信されている音楽や映像を視聴したら、違法ですか?
A 違法に配信されている音楽や映像を見たり聞いたりするだけでは、録音・録画が伴わないため違法ではなく、刑罰の対象とはなりません。(政府広報オンラインより引用)しかし、法律の解釈は文化庁ではなく裁判所が行うものですから、刑事罰の対象になる可能性がゼロとまでは言えません。
また、違法アップロードがはびこるとアーティストに適切に収益が還元されず音楽文化が滅んでしまいます。(ココ重要!)
その意味で、音楽ストリーミングサービスを使っている人は、
と、自尊心を持って良いと思いますよ(笑)
メリット②膨大な楽曲→気になった楽曲を今すぐスマホで!
なんと言っても7,000万曲です!
YouTubeにアップされていないマニアックな楽曲も見つけることができますよ。
ぼくはロックバンドThe Birthdayのファンなのですが、彼らはライブ盤以外のほとんどのオリジナルアルバムを音楽ストリーミングサービスで配信してくれています。
さらに新曲もほぼCDと同じタイミングでリリース!
いや~、ありがたい。
テレビやラジオ、ネットで知ったアーティストが気になった時、すぐに音楽ストリーミング内で検索しましょう。
気の利いたアーティストならきっと配信してくれているハズです。
もうCDをリッピングする手間も必要ないし、スマホが音楽データでパンパンになることもありません!
メリット③高音質&広告ナシ→音楽体験の価値アップ
YouTubeは言わずもがな、広告があるじゃないですか…。
アレが好きな人はまぁ、いないですよね(笑)
さらに音楽ストリーミングならWifiなど高速インターネット環境ならかなりの高音質で聞くことができます。
現在は、CD並みかそれ以上の音質で聞くこともできてしまいます。
YouTubeだとデータが圧縮されてその分、どうしても音質が下がるんですよね。
音楽好きにとってはストリーミングの方が圧倒的に良い環境だと思います。
メリット④レコメンド機能→新たな音楽に出会える
音楽ストリーミングは、
- サービス側や個人がまとめたプレイリスト
- 永遠に音楽を流してくれるラジオ機能
など新しい音楽との出会いを演出してくれる機能がたくさんあります。
なによりアツいのがあなたの好みを自動分析してプレイリストを作ってくれる機能!
メディアの情報を待たずして自分でどんどん音楽を深堀していくことができます。
これは仕事や勉強中にBGMとして使いたい人にもおすすめの機能ですよ。
流しっぱなしにしておいて、ふとした時に「いいな」と思った曲はお気に入りに設定しておきましょう。
あとですぐに聞き直すことができて便利です。
メリット⑤プレイリストが作れる→お気に入りをまとめて紹介もできます
数曲をまとめた「プレイリスト」は、単なる「お気に入り楽曲まとめ」ではなくなってきています。
なんと世界ではプレイリストそのもののフォロワーを増やすことで、音楽を聴くことを仕事にしている人もいるんですよ!
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プレイリストがひとつの「メディア」として影響力を持ち始めています。
日本でもこういった事例が増え始めています。
音楽業界の新たな生態系として、個人が作るプレイリストは間違いなく影響力を高めていくでしょう。
これから音楽ストリーミングを始める人は「音楽を聴くプロになる」そんな夢をもって使っても楽しいと思います。
もちろん、簡単な話ではありませんがこんな文化が生まれていることは是非覚えてほしいですね。
以上がざっくりですが音楽ストリーミングのメリットになります!
結果的に今、音楽ストリーミングサービスを使う人がどんどん増えています。
もちろん、音楽ストリーミングにはデメリットもあるんです。
以下で解説していくので念のため読んでおいてくださいね。
音楽ストリーミングサービスの注意点
・退会するとダウンロードした曲が聞けなくなる
・配信していないアーティストがいる
デメリット①通信量を圧迫する
YouTubeを頻繁に使う人は月末になると、
なんてことがよくありませんか?(笑)
音楽ストリーミングもYouTubeと同じくストリーミング配信ですので、聞きすぎると通信制限になる危険性があります。(動画と音楽ではデータ量が違うので、めったになりませんが)
対策としてはまず、サービス内のダウンロード機能を使うこと。
ダウンロードした楽曲なら、端末に楽曲が保存されるのでオフライン環境でも音楽が楽しめます。
この場合は通信が発生しないので、通信量は消費されません。
ぼくはよく飛行機に乗る前にダウンロードしておいたりしますね。
また単純な対策ですが公共のWiFiも利用しましょう。
よく聞く楽曲はWiFi環境でダウンロードしておくのが賢い。
学生さんならスターバックスのWiFiなどが使いやすいと思います。
さらに、そもそも通信制限がかからない格安SIMに携帯会社を乗り換えるという手もありますね。
格安SIMについてはこちらの記事で詳しく解説していますので興味ある方はどうぞ。
そもそもスマホ料金を月2,000円以下に節約できちゃうのでめっちゃお得です。
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デメリット②退会するとダウンロードした楽曲は聞けない
「ダウンロードできる」といっても、実際はアプリ内に保存されるだけです。
サービスを退会したらダウンロードした楽曲は消えてしまいます!
まぁ、当たり前ですよねw
デメリット③配信していないアーティストがいる
海外ではすでに音楽ストリーミングが当たり前になりつつあるのですが、まだCDが売れている日本ではストリーミング配信していないアーティストも多いです。
現時点ではB’z、ジャニーズ系などの人気アーティストの配信は確認されていません。
ただ2017年から2018年にかけてドリームズカムトゥルーや宇多田ヒカル、ミスターチルドレン、椎名林檎など大物ミュージシャンが続々とストリーミングを解禁してきました。
これは2018年がアーティストのアニバーサリーイヤーが多かったために起こった現象。
ユニコーンは30周年、宇多田ヒカルさんは解禁は2017年12月ですが、2018年がデビュー20周年。Mr.Childrenが解禁は2018年ですが、2017年がデビュー25周年で、解禁日はMr.Childrenの結成日。椎名林檎さんは宇多田さんと同じく、今年20周年です。2018年は“98年デビュー組”が20周年を迎えることも関係しているのではないでしょうか。
今後も続々と解禁するアーティストは増えるでしょう。
2019年4月以降はさらに平井堅さん、ゆず、小田和正さん、星野源さん、安室奈美恵さん、スピッツなども全曲解禁しています!
10月にはついにジャニーズからも嵐がサブスク解禁しました。
さらにさらに12月にはサザンオールスターズも!
2020年にはaikoさん、米津玄師さんも解禁しました。
CDが生き残っていくことは考えにくく、アーティストの音楽発表の場はストリーミングがメインになることが避けられない情勢です。
「ストリーミングはラインナップが弱い…」という状況も早晩なくなっていくでしょう。
人気アーティストの配信の有無や配信状況を調べる方法はこちらの関連記事で紹介していますので、気になる方はご覧ください。
関連記事音楽サブスクに○○は配信してる?人気アーティストのサブスク解禁状況と、気になるアーティストを調べる方法
音楽ストリーミングサービスのメリット・デメリットまとめ。ストリーミングに向いている人は?
以上のメリット・デメリットを踏まえると、
・色んな音楽を聴くのが好き→レコメンドで新たな出会いが増える!
・Wi-Fi環境が身近にある→通信制限も怖くない!
という方はぜひ音楽ストリーミングサービスを利用しましょう!
きっと音楽ライフがワンランク便利なものになりますよ。
反対に、
・ジャニーズのファン→ほとんどストリーミング配信していない
という方は音楽ストリーミングサービスは必要ないでしょう。
音楽ストリーミングサービス以外の別の選択肢はこちらの記事でまとめてありますので、「自分はストリーミング必要ないな…」と思った方はぜひ読んでみて下さい。
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さて、これで音楽ストリーミングサービスの概要はおわかり頂けたと思います!
以下ではいよいよ個別のサービスを紹介していきます。
音楽ストリーミングサービスは2015年春先にLINE MUSIC、AWA、Apple Musicがスタート。
この年の音楽業界は「音楽ストリーミング元年」なんて言われたりしてましたね。
2016年にはさらにSpotifyやRakuten Musicが参戦!
2019年には高音質のAmazon Music HDやmora qualitasもスタートして新時代へ。
現在では実に11コのサービスがあります。
比較になる指標と、おすすめ対象ユーザーもまとめましたので参考にどうぞ。
さらに「どれを使ったら良いかわからない!」という人のために中でも個人的におすすめも紹介しています。
お時間がないかはページ後半の「早見表」と「おすすめ」だけでも読んでみて下さいね。
では、以下はそれぞれのサービスを紹介していきます。
音楽ストリーミングサービスその1「Spotify」
・料金:月額980円(ファミリープラン1480円、学割480円)/無料プランあり
・曲数:7,000万曲以上
・音質:最大320kbps
Spotiyはスウェーデンで始まった世界最大の音楽ストリーミングサービスです。
2019年にはなんと、有料会員が全世界で1億人を突破。
フリープランを含むユーザー数は2憶4000万人にも及びます。
ユニークなのがFreeプラン。
任意のプレイリストをランダムで再生してくれます。(適時、音声広告が挿入されます)
無料でもラジオ感覚なら楽しめてしまいますね。
家族でお得に使えるファミリープランや、カップルでお得に使えるDuoプラン、学割料金で使える学生プランなどフレキシブルにプランを選べるのもメリットです。
またPodcast(ネットラジオ)の配信にも近年は力を入れています。
「音楽ストリーミングといえば…」と言えるサービスがSpotifyですね。
画面操作のわかりやすさ、使いやすさ、レコメンドの精度などディテールの評価が高いのがSpotifyを業界1位まで押し上げました。
プランの拡充、Podcastへの進出などサービスのアップデートも同業他社に比べて一番早いです。
詳しい使い方はこちらへどうぞ。
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記事執筆現在で、プレミアムプランには1ヶ月の無料体験が付いています。
こんな人におすすめ!
- 無料で聞きたい
- とりあえずやるなら…
- 音楽を浴びるほど聞きたい!
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその2「Apple Music」
・料金:月額1,080円(ファミリープランや学割があります)
・曲数:1億曲
・音質:最大256kbps
Appleが手掛けるApple Musicfa-external-linkの特徴はレコメンド機能の強さです。
- 再生した曲やお気に入り(ハート)を付けた曲を学習、しユーザーの趣向に合わせた音楽を表示する「For You」
- 似ている曲を流し続ける「ステーション」
などであなた好みの曲を案内してくれますよ。
さらにウリなのが、音楽のプロが選曲したプレイリストや著名なアーティストを交えた豪華なラジオ機能「Beats 1」ですね。
さすが世界ナンバーワン企業Appleと言ったところでしょうか。
ブランド力を生かして独自の強みを提供してくれています。
さらに2018年のアップデートで「iOS 11.3」および「iTunes 12.7.4」において、iPhoneでは「ミュージック」アプリの「見つける」タブの中(MacはiTunesの「見つける」タブの中)に「ミュージックビデオ」という項目が追加されています。
音楽だけでなく動画もApple Music内で楽しめるようになったんですね!
操作性が少し悪いという評判を見かけますが、元々iTunesを利用している方ならすぐに慣れると思いますよ。
とにかくiPhoneユーザーにとっては純正アプリということもあってApple Music一択になっているようです。
アメリカでは2018年の夏にSpotifyを抜いてユーザー数ナンバーワンになった模様。
月額制の音楽ストリーミングサービスでは、今「Spotify」が世界最大の会員を抱えています。そして、そのライバルとなるのが、Apple(アップル)の「Apple Music」。Spotifyは2011年にアメリカに上陸した一方で、Apple Musicは2015年にサービスローンチ。4年の差があったのですが、最新の報告によると、なんとアメリカでのApple Musicの登録者がSpotifyを超えたというのです。
このデータは、海外音楽系サイトのDigital Music Newsが報じたものです。それによると、アメリカではApple MusicとSpotifyの登録者数はどちらも2000万人を突破しており、Apple Musicは「ごく僅かに」Spotifyを上回ったそうです。もちろんSpotifyは有料登録者の数です。
そして2021年6月のアップデートでは、ついにロスレス音源の標準化に着手しました!
Apple Musicで配信されいてる楽曲のすべてがCD並の高音質か、CDを超えるハイレゾ音源で視聴できます。(ハイレゾの再生は別途DACが必要)
また新しい音楽体験を提供する空間オーディオも一部の曲で採用されているようです。
現時点では、音質に関してはApple Musicが一歩リードといったところでしょうか。
詳しいな特徴や操作の解説はこちらの記事にまとめてあります。
Apple Musicが気になる方はどうぞ!
関連記事Apple Musicとは?料金や使い方をわかりやすく解説
こんな人におすすめ!
- AppleユーザーでiTunesに使い慣れている
- 洋楽大好き!
ダウンロードはこちら↓
→Apple Music
音楽ストリーミングサービスその3「LINE MUSIC」
・料金:聞き放題960円(ファミリープラン1400円、学割480円)
・曲数:8,700万曲以上
・音質:最大320kbps
日本発の音楽ストリーミングアプリではトップのダウンロード数だったのがLINE MUSICです。
世界でも同ジャンルで5位と大健闘。
LINE MUSICはLINEが運営している音楽ストリーミングなので、
- 曲をLINEでシェアできる
- LINEのプロフィールのBGM、さらにLINE無料通話の呼出音・着信音として設定可能
- トップ画面にLINEでつながってる友達が試聴した曲が紹介されいる
などコミュニケーションを促す設計になっているのが特徴です。
さらに嬉しいのが学割です。
どの音楽ストリーミングサービスも学割プランがありますが、LINE MUSICは中学生・高校生も学割プランの対象。(他は大学生のみ)
関連記事中学生・高校生が音楽サブスクを使うには?おすすめアプリやプライバシーの問題を解説
ですから、ティーンのみなさんにはイチバンにおすすめしたい音楽ストリーミングサービスです。
さらに2020年8月のアップデートでは、SONYの音源分離機能を用いたカラオケ機能が使えるようになりました。
詳しい操作方法はこちらの記事にも書いていますので参考にしてください。
関連記事LINE MUSICの使い方、始め方【初めてでも大丈夫!】
現在は、初月無料です!
こんな人におすすめ!
- 学生さん
- カラオケを練習したい
- 友達にLINEで音楽を教えたい
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその4「AWA」
・料金:960円/無料プランあり(学生プラン480円)
・曲数:1億2,000万曲
・音質:最大320kbps
AWAもLINE MUSICと同様に人気の高いアプリです。
美しいUIはかなり評価が高い。
そして会員登録なしですぐ使えるところがgood。
「2017年 ベストアプリ」も受賞しています。
Spotifyに対抗してか、機能が制限された無料プランも追加されました。
しかし実際は30秒から90秒のハイライト再生のみですのでもっぱらBGM用ですね。
2020年には曲に感想を付けられるコメント機能を追加。
2021年にはユーザー同士が同じ音楽を聴きながらチャットできる「LOUNGE」が追加されるなど、一種独特の進化を遂げている音楽サブスクです。
無料期間は30日間です。
こんな人におすすめ!
- 面倒な設定がイヤ
- Apple Musicでは邦楽がものたりない
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその5「YouTube Music」
・料金:980円
・無料期間:30日間
・曲数:5000万曲以上
・音質:最大256kbps
2018年11月14日にGoogleから新たな音楽ストリーミングサービスが日本に上陸しました。
(※それに伴ってGoogle Play Musicは2020年10月で終了しています)
YouTube Musicはその名の通り、YouTubeと互換性の高い音楽ストリーミングサービスとなっています。
音楽が聞き放題になるだけでなく、アプリ内でアーティストのミュージックビデオを再生することができます。
さらに無料でもフル尺をランダム再生なしで聞くことができるんです。(広告が挿入されます)
Spotifyでも無料の場合は、ランダム再生のみになりますのコレはYouTube Musicの大きな強みになりますね。
YouTube Music単体での料金は月額980ですが、月額1,180の「YouTube Premium」を使うと、YouTube Musicの有料プランにプラスして、
- YouTubeの広告なし
- バックグラウンド再生
- オフライン再生
- YouTubeオリジナル番組が見れる
などサービスが受けられます。
200円の違いですので、どうせならYouTube Premiumを試してみた方が良さそうですね。
また学割プランもスタートしています。
学生なら、
- YouTube Music:通常¥980→学割¥480
- YouTube Premium:通常¥1180→学割¥680
と半額になります。
こんな人におすすめ!
- 無料で聞きたい!
- YouTube Premiumが良いと思った!
音楽ストリーミングサービスその6「Amazon Music Prime」
・料金:491円(年額5,900円)(学割アリ)
・曲数:1億曲
・最大256kbps
Amazon Music Primeはこれまでとちょっと毛色の違うサービスです。
Amazonプライム会員の数ある特典の中の1つで、テレビ番組や映画などの動画コンテンツ見放題、お急ぎ便無料などのサービスも一緒に使うことができます。
ちょっと特典の数が多すぎて、ここでは書ききれないのでこちらの記事をどうぞ。
正直にいって年額5,900円はすぐに元がとれちゃう破格のサービスです。
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注意点とは、再生は一部のプレイリストを除きランダム再生のみという点。
ただ、曲を選んで再生できるプレイリストだけでも数百曲を超えているので、世の中をトレンドを押さえるだけなら十分です。
「音楽は友人や仕事仲間とカラオケで楽しむぐらい」という人は、動画もいっしょに楽しめるAmazon Music Primeはおすすめですよ。
こんな人におすすめ!
- とにかくお得がいい!
- 動画もつまみ食いしたい!
- Amazonのヘビーユーザーだ!
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその7「Amazon Music Unlimited」
・料金:1,080円(ファミリープラン、学割プラン、Echoプランあり)
・曲数:1億曲以上
・最大 HDロスレス空間オーディオ
さらにAmazonからPrime Musicの上位互換版としてAmazon Music Unlimitedが登場しました。
こちらはプライム会員とは別のサービスですが、すでにプライム会員のかたは月額1,080円のところ980円で楽しむことができます。
さらにAmazonのスマートスピーカーであるAmazon Echoと連携したプランは月額480円と激安です。(その場合、再生できるのはEchoのみとなる)
さらに2019年9月から他社に追随して「学割プラン」がスタート。
学割プランの料金は月額¥580です。
Amazon Music 学生プランのページから登録に進んでください。(学生証が必要です)
2020年9月にはSpotifyに次いでPodcastが聴けるようになりました。
2021年6月にはApple Musicに続いて、ロスレス音源に相当するHD音源の値下げを発表。
さすが世界のGAFAの一角という感じで、後発ながらもアップデートを繰り返し、すっかり人気のサービスになりました。
楽曲数も業界最高水準。
Prime Musicを体験してみてもっと音楽を楽しみたい!と思った人はこちらにアップグレードするとお得で良いと思います。
30日間は無料体験ができます。
アプリの操作解説も書いていますので、初めての方はどうぞ。
関連記事Amazon Music Unlimitedの始め方、使い方をわかりやすく解説!初心者でも簡単に1億曲が聴き放題できます
こんな人におすすめ!
- できるかぎり料金をおさえたい
- すでにAmazonプライム会員だ
- スマートスピーカーも使う予定
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその8「KKBOX」
・料金:980円
・曲数:9000万曲以上
・音質:最大320kbps
台湾発のKKBOXは実は日本で使えるようになった音楽ストリーミングの中ではかなり開始が早い老舗です。
なんといってもK-POPに強いのが魅力。
韓国を中心にアジアのアーティストを網羅しています。
こんな人におすすめ!
- とにかくK-POPが好きだ!
- マニアックなアジアの音楽を聴きたい!
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその9「TOWER RECORDS MUSIC(旧RecMusic(レコチョクBest)」
・料金:980円
・曲数:7000万曲以上
・音質:最大320kbps
こちらも老舗音楽ストリーミングで、前身となったレコチョクBestは日本でも先駆けとなったサービスでした。
日本の音楽業界で確固たる地位を築くレコチョクだけあってJ-POPにはナンバーワンの強さ。
レコチョクBestからRecMusicに名称が変わり、さらに2021年10月1日よりTOWER RECORDS MUSICに変わりました。
僕も長らく使ってましたが自動でキャッシュする機能は結構便利でしたね。
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邦楽アーティストをここだけの限定配信していたり、J-POP好きなら選択肢に入るサービスです。
ちなみに「ひかりTVミュージック」は中身はTOWER RECORDS MUSICです。
こんな人におすすめ!
- J-POP大好き!
- 既にクラブレコチョク会員だ
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその10「Rakuten MUSIC」
・料金:聞き放題980円
・無料期間:30日間
・曲数:9,000万曲
・音質:最大320kbps
楽天が始めた音楽ストリーミングサービス。
何と言っても曲を聴くだけで楽天ポイントが貰えるのが特徴です。
1日1曲聞くと、1ポイントが貰えます。
貯まっている楽天ポイントを月額料金に使うこともできるので、毎月ポイントを余らせている方には良いと思います。
またCDをすぐに楽天から買えるリンクが設置されていて、たまにクーポンも配信されます。
なので、CD派の人にも便利なサービスとなっています。
関連記事楽天ミュージックとは? 料金、曲数、メリット・デメリットなどを紹介!
こんな人におすすめ!
- 既に楽天ユーザーだ
- 楽天からCDをよく買う
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービスその11「DEEZER HiFi」
・料金:月額1,470円
・曲数:5600万曲以上
・音質:FLAC
DEEZER HiFiは2017年の12月に日本に上陸したフランス発の音楽ストリーミングサービスです。
特徴は何といっても、CD並みのクオリティで聞ける音質の良さです。
他のサービスがmp3形式のファイルを配信する中、DEEZERはFLACというロスレス形式の音声ファイルで音楽をストリーミング再生してくれます。
月額料金も他の2倍ですから、もっぱら音響マニアの人向けのサービスですね。
2021年6月現在においては、Apple Musicが同じロスレス形式のALAC音源の配信を(しかも値段据え置きで)始めために、選ぶのが難しいサービスになってしまいました。
今後のアップデートに期待です。
こんな人におすすめ!
- とにかく良い音で聞きたい!
- FLACに対応した端末をもっている
ダウンロードはこちら↓
音楽ストリーミングサービス全11種の特徴早見表
月額料金 | 楽曲数 | 音質(ビットレート) | メモ | |
Spotify | 980円 | 6000万曲 | 最大320kbs | 人気No.1 |
Apple Music | 1,080円 | 1億曲 | ALAC | Appleユーザーむき |
LINE MUSIC | 980円 | 8700万曲 | 最大320kbs | 中学生割あり |
AWA | 960円 | 1億2,000万曲 | 最大320kbs | コメント投稿 |
YouTube Music | 980円 | 4000万曲 | 最大256kbs | YouTube Premiumでヴァージョンアップ |
Prime Music | 491円 | 1億曲(ランダム再生のみ) | SD | 他、ドラマ・映画も見放題 |
Amazon Music Unlimited | 1080円 | 1億曲 | HD | 高音質無料、プレゼントキャンペーン |
KKBOX | 980円 | 9000万曲 | 最大320kbs | K-POPに強い |
TOWER RECORDS MUSIC | 980円 | 7000万曲 | 最大320kbs | J-POPに強い |
楽天ミュージック | 980円 | 9000万曲 | 最大320kbs | 楽天ポイントがもらえる |
DEEZER HiFi | 1470円 | 5600万曲 | FLAC | 対応デバイスならCD並みの音 |
こうやって見ると、楽曲数や料金には著しい違いはなくなってきましたね!
音質面ではApple MusicとAmazon Music Unlimited一歩抜け出しました。
音質にプラスして、それぞれの画面操作やサービスをふまえて、ご自身のライフルスタイルに合わせて選ぶのが正解ですね!
そんなわけで最後に個人的なおすすめをご紹介します!
個人的おすすめは「Apple Music」と「Amazon Music UnIimited」
わたしは日本で音楽ストリーミングがはじまった2013年からずーっと音楽ストリーミングサービスを使ってきました。
これまで、
- Sony Music Unlimited(※現在は終了)
- レコチョクベスト(現Rec Music)
- Spotify
- Spotify+LINE MUSIC
- Amazon Music Unlimited+LINE MUSIC
と、利用するアプリが変化してきました。
そして現在使っていて、おすすめなのがApple Musicです!
これは最近andoridスマホからiPhoneに乗り換えたため(笑)
iPhoneとの互換性はやっぱりApple Musicが圧倒的に良いですね。
ハード(iPhone)の画面や本体の大きさを前提に完璧に計算された操作間は、やっぱりAppleならではのものだと感じています。
iTunesとの連携、Apple WatchやAirPodsなど他デバイスとの同期など、実際に生活する上で「便利だな」と感じることが多いのが、Apple Musicの最大のメリットだなと感じています。
そして2021年6月からは他者に先んじてロスレス音源の配信を、なんとお値段据え置きでスタート!
DEEZERやmoraなど高音質系のサブスクは月額1,980円が相場でした。
しかしApple Musicは月額980円のまま、ロスレス高音質で視聴できます。
今、音質を重視するならやはりアップデートではでしょう。
おそらく今後は、最大手のSpotifyやAmazon Music、YouTube Musicなど外資系が同価格帯でロスレス音源の配信を始めるでしょう。
それまではApple Musicが一歩リードですね。
iPhoneユーザーの多い日本ではやはりApple Musicの利用者が多いのがデータでもわかっています。
運の良いことにApple Musicは今なら1ヶ月無料で使えます。
はじめるなら今!
ぜひ試してみて下さい。
ただApple Musicはandroidスマホ(iPhoneじゃないスマホ)との相性は微妙。
そこでandroidスマホを使っている人におすすめなのが、Amazon Music Unlimitedですね。
Amazon Musicはダウンロードストアもあり、ダウンロードもストリーミングも同じアプリで使えます。(iTunesとApple Musicの関係性に似ていますね)
さらにポッドキャスト(ラジオ)に力を入れており、Amazon Music Unlimited限定の番組も多数配信されていて楽しいんです。
さらにさらにロスレス音源の「HD」がこれまでの1,980円から980円へと値下げ!
そしてAmazonプライムに加入している人なら月々¥780と他のサブスクよりも安く使える唯一のサービスなので、すべてを含めたコスパで言うとナンバーワンです。
androidの方はAmazon Music Unlimitedをどうぞ!
こちらも30日間無料で使えます。
その他、「中学生・高校生」「大学生」「ファミリー(家族6人まで)」とタイプ別のおすすめもまとめています。
該当する方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
関連記事中学生・高校生が音楽サブスクを使うには?おすすめアプリやプライバシーの問題を解説
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関連記事家族で使えるファミリープランがある音楽サブスクでおすすめは?
関連記事ラジオ(音声コンテンツ)が聴ける音楽サブスク4選。おすすめは!?
以上、みなさんの充実した音楽ライフの手助けになったら幸いです!
音楽ストリーミングサービスに自作曲を配信する方法
ちなみに紹介した音楽ストリーミングサービスにはデジタルディストリビューターという仲介業者を利用することで、誰でも自作の楽曲を配信することができます。
再生数ごとに収益が発生し、世界へむけて配信できるので夢がありますね!
興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
配信手続きができるデジタルディストリビューターをまとめています。
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