これはミュージシャン/バンドマンにとって刺激的だな、と思うニュースがあったのでご紹介します!
会社員でミュージシャンの人たちがなんと8000人以上のライブ集客を達成したと言うんです。
しかも、活動拠点は地方都市仙台。
マジっすか!?
マジですね!
会社員でミュージシャン!?8000人を集客した「株式会社劇団ニホンジンプロジェクト」とは?
場所は福山雅治さんやSEKAI NO OWARIもライブをした「セキスイハイムスーパーアリーナ」というところ。
達成したのは「株式会社劇団ニホンジンプロジェクト」という会社?グループ?です。(え?劇団?)
ココ、とってもユニークな会社でして、社員全員がミュージシャンでグループを組んで活動しているんですね。
逆言うと、ミュージシャンが営業・広報・経理もやる自主レーベルってことですね。
「会社員ミュージシャン」というのはそうゆうことで、つまり自らの手で自らの音楽を仕事にしている集団ということでしょう!
公式にはこのようにあります。
仙台を拠点とし、独自な活動と唯一無二のエンターテインメントを追及するために設立した会社。
エンターテインメント業界の常識であった【ステージに立つ演者】と【運営裏方スタッフ】という
棲み分けを無くし、【社員全員が演者として】、【演者全員が社員として】表裏の無い活動を行う。
退社のニュースなどありましたが、メンバー(社員)は9名ほどいらっしゃるようです。
みなさん楽器のパートを割り当てられながら、色んな仕事をしてらっしゃる。
音楽活動も多岐にわたります。
色々プロジェクトがありすぎて、公式サイトみてもちょっと追いきれないくらい(笑)
主にこんな感じ。
①「職業ソング」
様々な職業の方にお話を聞き、その想いを曲にして代弁しています。
ex)宮城県知事である村井嘉浩氏との「知事」、サンドウィッチマンのお二人との「お笑い芸人」
「看護師」「タクシー運転手」「サッカー選手」など
②「企業ソング」
職業ソングの次いで、様々な企業様の想いを歌にしています。
ex)TBC東北放送、株式会社楽天、TSUTAYA、ヨークベニマル、トヨタカローラ宮城、など
③「オリジナルソング」
TSUTAYAや各オンラインショップで、CD絶賛販売中です。
見事セキスイハイムスーパーアリーナでのライブに成功したニホンジンプロジェクトなわけですが、8000人目の最後のチケットは手売り。
感動的だなぁ。
www.youtube.com
1年(約10か月)かかるってやっぱり大変なんですね。
実は2016年1月にはすでに5000人もの動員ライブを達成していたようです。
セキスイハイムスーパーアリーナ以前に既に5000人もの動員ライブを達成したいたようです。
株式会社ニホンジンプロジェクトの立ち上げが2014年ということで3年で達成するこのスピードはすごいですよね!
いやはや、尊敬します!
ミュージシャンは独立して音楽活動できる
もはや「二足のわらじ」とか「本業、副業」をわけて考えるのもナンセンスな気がする株式会社劇団ニンゲンプロジェクトさん。
少なくとも、この事例から学べるのは「ミュージシャンは独立して音楽活動できる」ということだと思います。
メジャー、インディー問わずレコード会社や音楽事務所に所属しなくても、すばらしく充実した音楽活動を実現できるわけです。(ニンゲンプロジェクトは結果的に自分たちが会社になってるけども)
では、法人になったミュージシャンが8000人もの前でライブができるなら、ぼくたちはどうだろう???
たった3、4人のバンドメンバーしかいないチームでも50人…いや、努力すれば30人は呼べるのではないか?
30人集客できればギャラが出ます。
そのギャラは次のバンド活動の活力になるでしょう。
ニホンジンプロジェクトさんが達成した8000人動員と言う記録は、ぼくに「決して妄想じゃない、現実と地続きの夢」を見せてくれたように思います。
「株式会社劇団ニホンジンプロジェクト」のホームページではその多様な活動が紹介さいれています。
ざっくり紹介しても、
- 音楽を中心とした広告代理業
- 子供むけエンターテイメント
- ライブ事業
- フリーダウンロード
- YouTuber
などが見受けられます。
改めて世の中における音楽の価値とは何かを考えさせられました。
独立的な音楽活動をやっていきたい人にはどれも参考になると思うので、ぜひ一度ホームページを見てみて下さい!
⇒株式会社劇団ニホンジンプロジェクトの公式サイトを見てみる
ちなみに最新CDが2月15日に発売されたばかりのようですので、そちらもぜひチェックしてみて下さい。
www.youtube.com