「バンドで売れたい」
「売れないバンドマン」とかよく言うけど、「売れる」という言葉はホント良くないと思う。
その言葉の中にはグラデーションのように無数の答えがあるから。ボンヤリとした「売れる」という言葉を使っているうちは結局「売れない」んだろうな。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年7月26日
音楽で稼いでプロになりたいのか?
ただアイドルのように人気者になりたいのか?
それとも楽器が弾けて、曲が作れれば満足なのか?自分の音楽に対する欲望を「売れたい」なんて言葉で一括りにしないで、もっと具体的に考える。
そのほうが、音楽との距離感が正確に測れて幸せになれそう。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) July 26, 2017
売れる=幸福!っていうのが圧倒的だった時代は良かったと思うんですよねぇ。
でも今はビジネスも複雑化していて、一見してい"売れてる"ように見える人も、実は全然音楽でメシを食えてないことも多いのだとか。
知人から聞いた話ですが一回や二回、Mステに出たくらいではバイトを辞めれないらしいです…。
世知辛い。
そこで「売れたい」ということばを因数分解してもっと具体的にする必要があります。
試しに売れるじゃなくて「稼ぎたい」にしてみる。
すると一気に具体的になります。
まずどのくらい稼ぎたいのか?を考えないといけません。
ミリオンセラーを飛ばしたあの歌手のように印税王になりたい?
東京で子どもを育てられるくらい?
はたまたバイトを辞めれれるくらいなら十分満足?
こればっかりは人によって違います。
もちろん、どれでもOK!
どのくらい稼ぎたいかが決まったら、あとはそれが叶うだけの「市場」や「経済」に打って出ます。
印税王目指すならやっぱりメジャーデビューしないとね。
あるいはピコ太郎みたくYouTubeでイッパツ狙うとかw
東京で子ども育てるっというとざっくり年収500万円必要だとして、やっぱりメジャーかな?
つつましくいれば、職業作曲家やインディーズでもやれると思います。
こうやって逆算していけば、おのずと「今やるべきこと」が見えてくるはずです。
そしてそれは「売れたい」なんてボンヤリした言葉を使っているうちは見えてこない。
答えがなんだってかまわないし、正解なんてない。
今はロールモデルになってくれるアーティストもたくさんいますよ。
⇒バン活!(バンド飯)-参考になるアーティスト集 カテゴリーの記事一覧
人生は自分で選ばないと満足感は得られないとぼくは思います。
だからバンドマンみんな、今日から「売れたい」というのはやめましょう!