なんだかんだでロックバンドって良いもんだな~って思うんです。
10年くらいバンドをやってきて、やっぱりやってよかったなと思うことがあります。
「何が?」と言われるので考えてみました。
現役バンドマンのぼくが考える「ロックバンドを始めるメリット」をご紹介します。
①楽器が上手くなる
バンドを組むと「ライブやろう!」と自然になりますよね。
やっぱりね、人前で聞かせる機会をもつとグンと演奏力って上がりますよ。
まず本気で練習しだすんです(笑)
やっぱりあんまり恥かきたくないですもんねぇ。
それでライブが終わったら他人からのフィードバックがある。
もちろんメンバー間で反省もするだろうし、それがかけがえのない経験になって自分のプレイに返ってきます。
ぼくなんかドラム歴半年ぐらいですぐステージに立ちましたからね!www
ロックの世界では「見る前に跳べ」なんて言葉もあります。
その名言にのっかっちゃって勇気を出してライブをすると得るモノがありますよ。
②いつまでも青春でいられる
ロックバンドって簡単に言うと「青春」だと思ってます。
今日び、音楽をやるだけなら1人でも十分できるんですね。
DTMがどんどん発達してますし、なんなら1人の方がフットワークが軽くて良い場合もある。
関連記事:ロックバンドは結成しても、ソロ活動を並行してやった方が良いんじゃないか?説
でも仲間と音楽やる”あの”感じ。
大人になるとみんな仕事があります。
仕事終わりや休日に集まってスタジオに入る。
その後、小一時間くだらない話をする。
それはまるで「放課後」のようです。
社会人になると仕事と家の往復で日々が過ぎてしまいがち。
そこにちょっとだけでもバンドがはいるとフッと息が抜ける。
会社も家族も関係ない友人に会えるというのはそれだけで貴重なもんです。
カッコいい言葉だと「サードプレイス」なんて言いますね。
バンドは最適なサードプレイスだと思います。
③人脈が広がる
ライブをする。
音源を発表する。
すると確実に人脈が広がります。
ライブハウスのスタッフさんと仲良くなったり、対バンのバンドマンと仲良くなったり。
そして「ファン」という友人を得ることもできるかも!?
ぼく自身、バンド活動の中で知り合った友人はかけがえのない存在です。
ラフで自由で、ライブハウスと言うのは素直な気分でいられる場所なんです。
「人脈が広がる」ということはイコール仕事にもつながる可能性があるわけで、ぼくなんか実際に仕事をもらったことがあります(笑)
デザイナー、プログラマー、カメラマンなどバンド活動に直接需要がある仕事だと結構あったりします。
④旅に出れる
バンド活動の中で一番楽しかった思い出と言えばツアーです。
三か所の短いものでしたが、東北に行きました。
あれは楽しかったなぁ。
知らない町を歩くのも楽しいのですが、ぼくは故郷が山形なんです。
帰省じゃなく、「旅」として故郷を訪れるとまたちがった風景に見えました。
地方の食事の美味しさ、風景の美しさ、人の温かさ。
とにかく旅は刺激的です。
それに音楽がセットでついてくるんだからツアーは最高ですよね(笑)
休みをガッツリとって、何も気にせず旅に出る。
昔見たロードムービーの世界に飛び込めるような爽快感がありました。
バンドはヒトとつながる音楽
こうして考えるとロックバンドはヒトとつながるきっかけをくれるモノだと思います。
ぼくなんかほっておくと、どんどん1人になりがちな性格なので、バンドがいつでも「社会との接点」として存在し続けてくれました。
人見知りほど音楽を武器にした方が良いのかもしれません。
もちろんバンド活動というのは、金銭的にも時間的にもなかなか続けるのは難しいものです。
関連記事:バンド活動でかかるお金は?|現役バンドマン的、費用節約術も公開
でも今の世の中は徐々に余裕とゆとりが持てる社会に変わってきてるように思うんですよね。
音楽を始めた方はぜひバンドを組んでみて下さい。
きっと人生にすばらしい思い出を残してくれます!
こちらの記事ではバンドの始め方、音楽の始め方を紹介していますのでぜひ続けて読んでみて下さい。
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