「最近あいつやる気ない!」

 

バンド活動も長くなるとメンバーにそんな不満を感じることもあると思います。

そこでこの記事ではぼくのバンド経験から「メンバーのモチベーションをアップさせる方法」を考えてみたいと思います。

 

バンドの人間関係で悩んでいる方は参考にして下さい。

 

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目標を共有する

そもそも目指すべきものがなければモチベーションの差異なんて生まれないですよね。

 

しかしその目標をメンバーみんなでしっかり共有できているでしょうか?

自分はプロ志向だけど、他のメンバーはアマチュア志向だった…。

なんて話はよくありますよね。

 

メンバー内で目標を共有する方法として、声にするだけでなく文字にしておくのをおすすめします。

言葉にするだけけだと言った・言わないとか、ニュアンスの違いで理解が及ばないこともあります。

しっかり文字に起こして書類にしたり、スマホの待ち受けにしても良いでしょう(笑)

 

また目標はなるべく具体的にしましょう。

「半年後のライブに集客30人」とか「今年は1か月で1曲ずつ作る」とかそんな感じです。

なぜなら、目標が具体的でないと逆算してやるべきことが見えてこないからですね。

やるべきことさえハッキリしたら、モチベーションとか気持ちの問題ではなくなります。

行動さえ伴えば結果が伴ってきますからね。

 

「プランB」を共有しておく

あわせて目標が未達成だった場合の行動も共有しておきましょう。

 

目標「半年後に30人集客」⇒失敗したら「そこから半年後に20人集客」といった風に「ダメだったらこうする」という2つ目のプランを用意しておきます。

いわば「プランB」といえるモノ。

あらかじめプランBを共有しておけば、いざ失敗した時のイザコザを避けられます。

 

なにごともうまくいっている時は問題がありません。

ですが、人の本質が現れるのは失敗した時です。

実はその時こそモチベーションの差があらわになってしまうと思います。

 

温度差ではなく、環境差に着目する

あなたはきっと成果を見せないメンバーにイライラしていると思います。

あなた
全然、練習してこないし、曲も作ってこない!

 

ですがそれはメンバーのやる気がないからでしょうか?

モチベーションが足りないからでしょうか?

 

その前にメンバーが能力を発揮できない環境にいるかもしれないことを考えましょう。

例えばあなたは親の支援を受けながら十分な時間とお金があるかもしれません。

ですが実はメンバーは弟の大学進学のための学費を支払うため深夜バイトをしているかも…。

 

コレは極端ですが(笑)、人は人の知らないところで何かを背負っているものです。

ワケも知らずにただイライラしているだけでは何の解決にもなりません。

あなた
アイツも色々あるんだな…

 

メンバーの環境をかんがえて具体的な対策を講じていきましょう。

 

忙しいのなら連絡や業務を効率化を検討してみる。

例えば、LINEスケジュールを使えば予定調整が一瞬でできます。

 

これは思いやりの問題でもありますね。

ぜひ冷静にメンバーの環境をしっかり見てみて下さい。

 

能力のないメンバーに仕事を押し付けない

単純な話ですが、できないことをやらせない方が良いです。

 

っというのも人間モチベーションが下がる時ってやっぱり失敗した時ですよね?

わざわざ失敗する可能性の高いことをやらせる必要はないということです。

 

成功を体験すればするほどモチベーションがアップ!

小さな勝利を積み重ねていけるように配慮すべきですよね。

 

ギャラを渡す

身も蓋もない話ですが、お金もらえたら誰だってやる気出ますよね?(笑)

利益が出たら積極的にメンバーに還元するのもモチベーション維持のリアルな方法です。

 

また音楽でお金を稼げればバンド活動費を音楽の売り上げでまかなうことができます。

実質的にメンバーの生活負担を軽減しているという考えもできるでしょう。

それはメンバーの環境を改善することにつながるかもしれません。

 

「まだお金稼げるレベルじゃない!」と思っている方も多いと思います。

ですがライブをしている時点で少なくとも稼ごうとしているのは事実です。

 

世の中には意外なほど音楽で稼ぐ方法があります。

例えばオーディオストックは今ある音源を登録しておくだけでOKですし月額費や初回登録料などもかかりません。

音源の利用権を売るので宣伝にもなって一石二鳥です。

 

他にも音楽で稼ぐカテゴリーで色々なツールを紹介していますのでぜひ読んでみて下さい。

 

まとめ:ロックバンドでなければいけない意味とは?

「モチベーション」というと、ことさら目標達成に対しての強い意志と言えますが、最近は「目標」に頼らない方がかえってチームが成功に近づくような世の中になってきていると思います。

とりわけ音楽で言うと、今はDTMで一人で音楽を作れてしまう時代です。

アメリカの音楽チャートなんか見てもロックバンドという音楽スタイルが上位にくることが少なくなってきましたね。

バンドやる必然性が少なくなってきている時代かもしれません。

 

それでもあなたがメンバーとバンドをやりたい意味はなんでしょうか?

そこには「趣味・仕事」「遊び・本気」といったボーダーを超えてやるべき意味があるのかもしれません。

 

自分で突き詰めて出た「バンドをやる本当の意味」こそメンバーのモチベーションをアップさせるカギとなるものだとぼくは思っています。

ぜひコレを読んだのを良いキッカケにメンバーだけでなく自分とバンドの関わり方についても考えてみて下さい!

 

以上「バンド活動でメンバーのモチベーションをアップさせる方法。温度差を解消」という話題でした。

参考になったらうれしいです。